サブカル

ニコニコ動画やネットで流行した曲5選

どうも、ありつむぎです。

今回は、ニコニコ動画やインターネットで大流行した人気の曲を取り上げていきます。

レッツゴー!陰陽師

出典:ATLUS

 

この曲は、2006年に発売されたPS2対応の格闘ゲーム「新豪血寺一族-煩悩解放」をプレイすることで聴くことが可能な曲です。

2007年にニコニコ動画で公開され、その再生回数は1900万回を超えています。

この曲の歌詞には「悪霊退散!悪霊退散!」「ドーマン!セーマン!」といった陰陽道を彷彿とさせる言葉が使用されています。

PVでは、「矢部彦摩呂」「琴姫」という2人のキャラクターが、3人の坊主と共に曲のリズムに合わせてシュールなダンスを披露しています。

彦摩呂は、この曲の途中で「挫けるな!落ち込むな!くよくよするな!」と言葉をかけるのですが「くよくよするな!」が「プヨプヨするな!」と聞こえるため、そこから「プヨプヨ禁止令」というセンスのあるコメントが誕生しました。

この曲は、カラオケに収録されたり一部のリズムゲームで採用されたりと人気を見せています。

また、再生回数が1000万回を突破したことを記念して、2012年にニコニコ動画の公式が「レッツゴー!陰陽師 1000万再生御礼ダンス」というユニークな動画を投稿しました。

ユーザーたちは、レッツゴー!陰陽師の再生回数が2000万回を突破する瞬間を心待ちにしています。

エアーマンが倒せない

出典:カプコン

 

この曲は、同人サークル「てつくずおきば」が手掛けた曲です。2007年にニコニコ動画に投稿され、その再生回数は600万回を超えています。

この曲の歌詞には「竜巻を避けることができない」「タイム連打という裏技を使用しても敵わない」といった癖のある内容が登場します。

その理由としては、1988年発売の「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」のボス「エアーマン」に勝てない悔しさが要因となっています。

後に「Team.ねこかん[猫]」という同人音楽グループの1人が、この曲の2番の歌詞を考案すると共に歌っています。

その2番では、エアーマンを容易に撃破するためのアイテム「リーフシールド」を入手するために、ウッドマンというボスに戦いを挑む様子が歌われました。

しかし、ウッドマンの攻撃を避け切れず、さらにジャンプを潜り抜けられないといったように、エアーマンと同様に苦戦する様子が描写されています。

こうしたことから、「エアーマンが倒せない」は、この2番を含めてフルバージョンとして認知されました。

なお、エアーマンが倒せないの人気の高さから、当時はユーザーによって様々な替え歌が投稿され、さらにこの曲の10周年を記念して最新PVが投稿されると、ユーザーたちはその進化した映像を見て大いに盛り上がりました。

思い出は億千万

出典:カプコン

 

この曲は、「ロックマン2」の一部のステージのBGMに歌詞を付けた曲です。

2007年ごろから様々な歌い手によって歌われ始め、そんな歌い手の1人である「ゴムさん」の動画の再生回数は800万回を突破しています。

この曲の歌詞には、紅白帽子を縦に被ったり銀色のカレースプーンを両目に当てて、ウルトラマンをマネしたりと無邪気な少年時代を過ごす様子が込められています。

また、そんな時代も瞬く間に過ぎ去り、今ではサラリーマンとなって無味乾燥な毎日を過ごしているという悲哀も込められています。

さらに、「今あいつら どこに居るの?何をしているの?答えはぼやけたままで」といった、かつて遊んだ友達と連絡が途絶え、会うことができない寂しさが込めらられた歌詞も。

歌詞全体を見てみると、自身が現在も思い出にすがり続ける様子を冷笑しているように感じられます。また、当時この曲を聴いていたユーザーの多くは学生であり、歌詞の意味を理解できなかったそうです。

しかし、いざ自分たちが社会人になると、歌詞の意味と重みが分かるようになり、現在では涙なくして聞くことができない曲と言われるようになりました。

なお当時は、この曲の歌詞の考案者が不明でした。

ですが、ニコニコ動画の公式が本格的に作詞者を捜索したところ、多数のユーザーが歌詞となる言葉を考案し、その言葉を繋ぎ合わせたことで誕生したという経緯が判明します。

そして、この曲は2008年に発売された「CDで聴いてみて。~ニコニコ動画せれくしょん~」というCDに収録され、ニコニコ動画の人気曲の1つとして幅広く愛されています。

GOD KNOWS…

出典:SOS団 京都アニメーション

 

この曲は、2007年のアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の第12話「ライブアライブ」で奏でられた曲です。

同年にニコニコ動画に投稿され、その再生回数は200万回を突破しています。

この曲は、「涼宮ハルヒ」の声を担当した人気声優「平野綾さん」による力強い歌声が特徴で、その歌声は日本のみならず海外のユーザーを聴き入らせ、当時のアニメの人気と並行して、この曲は絶大な支持を誇りました。

なお、このアニメに携わった山本寛(ゆたか)さんによると、映像のリアリティを出すために、この曲を歌う平野さんの表情を元にハルヒの表情を描いたり、観客である学生を全員動かすという大規模な作業を行ったと語っていました。

また、一般のユーザーがこの曲を自身のギターで奏でたり、この曲と映像をベースに様々な映像や音声を織り交ぜたネタ動画を投稿しました。

また、「ニコニコ動画流星群」と呼ばれるニコニコ動画で流行した曲のメドレーの1つに含まれているため、その人気の高さが伺えます。

やらないか

出典:https://www.nicovideo.jp/watch/sm975673

 

この曲は、2006年のアニメ「きらりん☆レボリューション」のオープニング曲「バラライカ」の替え歌です。

2007年に歌い手の「いさじさん」が、やらないかの歌ってみた動画をニコニコ動画に投稿し、その動画の再生回数は600万回を突破しています。

この曲の歌詞には「やらないか」「もうドキドキとめられない」といったように、行為に対する衝動が込められています。

また、いさじさんのたくましい歌声と、この曲のPVに登場する3人のキャラクターの一糸乱れぬキレのあるダンスが好評で、数多くのユーザーを中毒に陥らせました。

しかし、あまりの人気の高さから、多くのユーザーがバラライカをニコニコ動画で視聴し、その動画にやらないかの歌詞をコメントするといった迷惑行為を行うようになりました。

そのことを受けたいさじさんは「本家の動画において私の名前や替え歌の歌詞をコメントすることはお控えくださいますようお願いいたします。」とコメントをして、ユーザーの行動をたしなめました。

また、青鬼をモチーフにしたフリーゲーム「阿部鬼」では、鬼役が登場すると、どこからともなくやらないかが流れ始めます。

そのため、このゲームのプレイヤーは笑いを堪えることに必死だったそうですが、後にこの曲は、諸事情によってゲーム内で流れなくなり、物足りなさを覚えたと言います。

最後に

以上が、ニコ動やネット上で流行った曲についてでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

提供:キリン【考察系youtuber】

https://www.youtube.com/watch?v=YUZwegPD2t4

ABOUT ME
ありつむぎ
ありつむぎです。ライター兼ブロガーです。 ゲームやアニメ、漫画などのサブカルチャーを紹介します。たまに雑学も紹介します。 R-18及びR-18Gのカテゴリーの記事について、未成年者の閲覧はお控えください。 記事の感想、お仕事の依頼、広告掲載のご相談等は私のXアカウント(@kmz811)へのDMもしくはサイト内のお問い合わせフォームからお願いします。
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