この記事には、Deltaruneにおける重大なネタバレ要素が含まれています。お読みの際はご注意ください。
この記事は、Undertaleを完全にクリアしてDeltaruneのチャプター1を最後までプレイした後、チャプター2の通常ルートとAルートをクリアした人に向けた内容となっています。
どうも、ありつむぎです。
今回は、Deltarune(以下デルタルーン)における主人公のクリスや謎のマップに存在している男の正体。そして、その男が手渡してくるタマゴについて考察していきます。
小ネタも数点紹介します。
少々長くなりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
クリスの正体の考察について
人間の子供であり、デルタルーンの主人公のクリス。
中性的な見た目をしており、寡黙かつ影と髪で常に表情が隠れていることが特徴です。女の子とも男の子とも言われていますが性別は不明です。
他の住民によると、クリスはいたずら好きの子供なのだとか。
やみのせかいに行く前は、Undertale(以下アンダーテール)に登場したキャラのような服装をしており、やみのせかいに行った際は肌の色が青くなり、剣を振るって攻撃して盾を使用して防御します。
そんなクリスの正体は、何者かの手によって誰かのタマシイの器に作り替えられた寡黙でいたずら好きな子供だと投稿者は考えています。
理由は後述します。
チャプター1
まず、Chapter1(以下チャプター1)の序盤についてです。
このゲームを開始すると、何者かがプレイヤーに語り掛けてきて、器を作れと命じてきます。
その器の外見、好む食物、好きな血液型、器を見た時の感情、名前など。
さらに、プレイヤー自身の名前も尋ねてきます。
この時、器の名前を「クリス」にした場合は「興味深い偶然だ」といった言葉を投げかけてきますが、どのような名前にしてもこの器は破棄されてしまい、その後、現実世界のクリスを操作することになります。
また、器やプレイヤーの名前を「ガスター」にしようとすると、何事もなかったかのように突然オープニングに戻されてしまいます。
この器とクリスは一体どのような関係があるのか?興味深い偶然だとはどういう意味なのか?
そして何よりも、なぜガスターと入力するとリセットされてしまうのか?
実際に、デルタルーンのパラレルワールドとされるアンダーテールにおいて、「おちたニンゲンに なまえをつけてください」という場面でも同様のことが発生しました。
そうなると、ガスターはデルタルーンの世界にも何かしらの方法で関わっていると考えられます。
そして、後述するタマゴの謎を解き明かす鍵になるかもしれません。
また、チャプター1において、やみのせかいで最初にセーブしようとすると「クリス」「kris(クリス)」「EMPTY(エンプティ)」などの名称のデータが何者かによって前もって製作されていることが分かります。
こうしたことから、投稿者はこのように考えています。
ゲーム開始時のクリスはガスターと思しき何者かの手によって誰かのタマシイの器に作り替えられた。
「器を作る」
「器の名前としてクリスと入力すると「興味深い偶然だ」と何者かと言われる」
といったチャプター1の序盤の要素はその考えを裏付ける証拠になるでしょう。
また、トリエルによるとクリスの顔色はいつもと異なっているとのこと。早く休んだ方がいいと促されます。
ちなみに、チャプター1の開始序盤で器を作り終えた際、突如としてそれらの情報を破棄するというセリフが挿入されます。
この時のセリフは口調が異なっており、器を作るために複数の質問を投げかけてきた存在とは異なる印象を受けさせます。
器を作ることを命じてきた存在が豹変したのか、それとも正体不明の第三者が介入してきたのか。
現時点で、このセリフを発した存在が何者なのかは不明です。
話を戻すと、クリスにもう1人のタマシイが存在している根拠があります。
チャプター1の終盤のクリスの行動です。
この時、クリスは突如としてベッドから抜け出して床に倒れ込み、胸にあるタマシイをえぐり出して部屋のカゴに投げ入れるのです。
そして、キャラを想起させるような出で立ちでナイフを手にして、赤く光る目でプレイヤーの方向を睨み、このチャプターは終了します。
こうしたことから・・・
ゲーム開始時のクリスの正体はタマシイの器。その中にはクリスと詳細不明のタマシイの2つが入っている。
クリスには自我があり、何者かのタマシイの器になっていることを自覚している。
などと考えることが自然でしょう。
そのため、クリスの肉体の内部にはクリスと全く別のタマシイが合計2つ存在していることになります。
つまり、クリスの正体は詳細不明のタマシイの器と考えられます。
チャプター2
Chapter2(以下チャプター2)のクリスについてです。
冒険の舞台は、サイバーワールドという図書館から展開されたやみのせかいとなっていて、そこにスージィと赴き、後に合流したラルセイと旅に出発します。
このチャプターにも、クリスの正体に迫りつつチャプター1で見られたクリスの2つ目のタマシイの存在を証明するルートがあります。
それは、デルタルーン版GルートことAルートです。
ノエルが仲間になった後、バードリー以外の立ちはだかる全てのキャラクターをノエルの魔法のアイスショックで凍らせる。
アドソンから凍てつく指輪を奪い取る。
ネズミのパズルで「前進」を選び続ける。
ゴミ箱の中にいるスパムトンから「いばらの指輪」を入手してノエルに装備させる。
バードリーとの戦闘に入る前に「前進」を選び、戦闘が始まった後はノエルにスノーグレイブを使用させてバードリーを凍らせる。
なお、凍てつく指輪を入手した後、クリスとノエルがそれぞれスイッチを押して先に進む場面があります。
そして、ノエルがスイッチを押している時にノエルを置き去りにしようとすると、いまは 行かないほうがいいというメッセージが表示されます。
これは、クリスの中のタマシイがクリスに命令している様子を表現しているのでしょう。
そして、前進を選んだ上で挑んだバードリー戦において、相手の情報を調べるとこのように表示されます。
氷属性の最強まほうを使え。
最強まほうとはスノーグレイブのことです。
やはりクリス以外の何者かが命令しているように感じられます。
加えて、クリスがバードリーの攻撃で戦闘不能になった際も、ノエルは自分に指示する声が聞こえると語っています。
さらに、クリスが身動きの取れない状態であっても、TPがMAX、即ち100貯まっていた場合はノエルと何者かのやり取りが行われます。
そして、後に全てのTPを使用してスノーグレイブを放ち、バードリーを凍らせることが可能なのです。
戦闘終了後はクリスのHPが回復して行動可能になります。
こうしたことから、クリスの正体は何者かのタマシイの器で、その中にはクリスと詳細不明のタマシイの2つが入っている可能性が高くなりました。
ここでノエルが聞いた声は、器に宿る謎のタマシイのものだと投稿者は考察します。
「前進」は、そのルートを完遂するという謎のタマシイのケツイの表れなのかもしれません。
なお、クリスが動ける状態でもバードリーを凍らせることができます。
それから、クリスはスージィやラルセイと合流するものの、スージィにはクリスの様子がおかしいと指摘されます。
そして、最終ボスを倒して現実世界に帰還した後、ノエルの父親が入院している病院の病室に向かうと、その廊下に出たノエルによる独白が行われます。
どうやら、自分は戦闘中にクリスとは違う怖い声に何度も指示されていたとのこと。
さらに、クリスの様子は今までと違っていて不気味だったそうです。
そして、クリスと対面した際にノエルは強い恐怖心を覚えていました。
ノエルが喋っている途中でクリスが右に移動すると、それ以上近づくなと拒絶されます。
この時スージィはノエルの父親と病室で会話をしており、後に病室を出て、このやり取りを遮る形でクリスとノエルの間に入ってきます。
そして、ノエルは逃げるようにその場を後にしました。
クリスとノエルのやり取り時は画面が真っ暗で、何が起こっているのか不明確ですが、画面が明るくなるとこのようになります。
ノエルの言葉通り、クリスはノエルを無言で右側の壁に追い詰めていたのでしょう。
なお、クリスがノエルの初期装備である銀のうで時計を装着した状態で一切動かず話を聞いていると、ノエルに「なんで私のうで時計をしているの…?」と驚かれます。
そんなこのチャプターの終盤にて、クリスはスージィを引き連れて帰宅します。
そして、スージィとトリエルがキッチンでパイを作っている間に隣のバスルームに向かい、蛇口をひねるのですが・・・
水が勢いよく流れ出ると、クリスは突然苦しみ始めて、自身の胸の中からタマシイを抜き取るのです。
その後、左側の窓に向かって歩いて外に転がり出ると、後にバスルームに戻ってきて、非常に苦しそうな表情で自身の体にタマシイを戻します。
そして、何事もなかったかのように振る舞い始めるのです。
その日の夜。トリエルの車のタイヤに刃物で切られた跡が残っていたことが判明しました。
そのため、クリスが外に出た時、その体の主導権を持つタマシイがナイフを使ってタイヤを切ったと想像できます。
どのルートを選択しても、クリスはこの行動を起こします。
それ以降の流れは後述します。
騎士と闇の泉
終盤において、強いケツイを持つライトナーは誰でも騎士になって闇の泉を生み出すことが可能だとクイーンは推測しています。
クリス、スージィ、ノエルは当然ですが、バードリーもライトナーなので可能ではあります。
しかし、ラルセイいわく、闇の泉を生み出すと「咆哮」と呼ばれる災厄が起こるとのこと。
その災厄とは、泉から全てを破壊する巨人が現れて、ダークナーは石になってライトナーは行くべき道を見失って永遠にさまようといった内容です。
その一方で、チャプター2のラストにて、クリスはスージィと現実世界に戻って同じ部屋で眠っていた時、突如として目を覚まします。
そして、ふらふらとした足取りで玄関のドアを開けてテレビの電源を入れると、部屋の真ん中にナイフを突き立てて闇の泉を生み出しました。
この行動の意図は不明です。
しかし、咆哮を起こして世界を滅ぼそうという、クリスの中のタマシイのケツイによるものとも想像できます。
なお、この直前にクリスはタマシイを取り出しているものの、投げ捨てることなく自分の胸の中にもう一度戻しているのです。
そのため、この行動はクリスの意志とも他のタマシイの意志とも受け取れます。
この展開はどのルートを選んでも変化しません。
余談
チャプター1とチャプター2に共通していることですが、クリスはゲーム内の何かしらのイベントが終了するごとにほぼ毎回プレイヤーの方に体を向けるのです。
クリス自身が誰かに助けを求めているのか。それとも他の意図があるのか。
自身を操作しているプレイヤーを非難する意図があるのか。
これも謎に満ちた行動だと思います。
スパムトンとクリスの共通点
クリスが単独行動を取っている時、スパムトンがゴミ箱の中から登場します。
そして、商談に応じた場合スパムトンが運営する店に行くことができるものの、その店で売られている商品の大半はガラクタ同然。
しかし、クイーンの館の地下通路のロックを解除する「キー生成キ」という重要なアイテムも販売されています。
これを使うことで、地下にあるロボットからブランクディスクと表記されているアイテムを抜き取ることが可能です。半角カタカナで表記されています。
そして、再度スパムトンの元に向かってその旨を伝えると、次にもう一度ロボットを見つけたところに行ってディスクを入れろと指示されます。
それに同意すると、ブランクディスクはデータディスクに変化して異なる説明文に。こちらもブランクディスク同様に半角カタカナです。
そして、ロボットにデータディスクを挿入して来た道を戻ろうとすると、スパムトンはそのロボットの体を手に入れてスパムトンNEOになって登場します。
私はもうあやつり人形ではないという声と共に。
その後、自由を得るためにタマシイが必要だと主張してクリスに襲い掛かり、スージィとラルセイが駆け付けた後、戦闘が始まります。
その戦闘によって、クリス達にHPを全て削られた場合は自爆して、天井から吊るされているケーブルを切断された場合は、バッテリーの切れたロボットのように静かに倒れてしまうのです。
意図は不明ですが、倒れる寸前に口にするスパムトンのセリフは見ててね [[ママ]] ボク お空 を飛ぶ、よ!!となっています。
それから、スパムトンはわたしはあやつり人形にすぎないようですと語り、わたしはあなた達の力になりたいと言い、シャドウジェムを残してその場から消え去ります。
さらに、ケーブルを切断して和解した場合はディールメイカーという装備品、攻撃して倒した場合はパペットマフラーという武器を授けます。
そして、部屋を出て通路を進んでいる時、スージィが、スパムトンの話の違和感を指摘した後、鳥肌を立てているクリスに気が付いて心配そうに声を掛けてきます。
ここで、大丈夫と大丈夫じゃないの2つの選択肢が登場します。
どうやら、この時クリスは何かしらの理由で心の底から恐怖で震え上がっていたようです。
その証拠に、大丈夫を選択すると顔が引きつっているとスージィから指摘されて、大丈夫じゃないを選択した場合は、いきなり大声をあげてどうしたの?とラルセイに心配されます。
あやつり人形になったまま自由を求めて生き続けたものの、最終的に崩壊してしまったスパムトン。
そして、謎のタマシイに操られている可能性があるクリス。
そのため、このように考えたのかもしれません。
自分はスパムトンと同様に自分もあやつり人形だ。後に同じ末路を辿る可能性がある。
さらに、スパムトンNEOは、戦闘中に後述する1人の男と関わりを持っていたことを示唆するタマゴというセリフを口にしています。
この男は、チャプター1で器を作ることを命令した人物と同じ可能性があり、クリスとも何らかの接点があるとされています。
なお、この戦闘が終わった後、アドソン達からスパムトンに関する以下のような話を聞くことが可能です。
スパムトンは、ある男と出会って商売を繁盛させてビッグになったものの、突如としてその男が姿を消して、スパムトンの商品の売り上げはゼロになって落ちぶれた。
さらに、サイバーワールド内には、スパムトンに関するポスターが貼られていた跡が残っています。そのため、かつてスパムトンはクイーンを凌ぐ力を持っていたことがうかがえます。
スパムトンとマイク
余談ですが、スパムトンはクリスに対してマイクというチャプター2では詳細不明の存在をほのめかしつつ、テレビの言うことは信じてはいけないと助言しています。
加えて、戦闘の際にHPを削り切られたスパムトンNEOが、スパムトンEXになると宣言して暴れ始めた際は、見てるかマイク!と叫んでいます。
このことから、マイクはスパムトンと過去に接点のあった存在と考えられます。
また、チャプター2の終盤において、クリスは自宅のテレビの電源を入れて部屋の床にナイフを突き刺して闇の泉を作り出しました。
このチャプターの最後には、砂嵐で覆われているテレビ画面の真ん中に映る、両端を吊り上げて笑う何者かの口が見られます。
これが何をあらわしているのかは不明ですが、スパムトンが口にしたマイクなる存在と関係している可能性もゼロではありません。
マネキンの謎
チャプター2には、その造形がスパムトンと酷似している謎の白い装備品「マネキン」があります。
ノエルと2人で行動している時に限り、300ダークドルと引き換えに入手可能な装備品です。別行動をとっていたスージィやラルセイと合流すると購入できません。
これを装備可能なキャラクターはクリスのみとなっています。
その説明文には使い道ナシ。と書かれていますが、実際にはスパムトンNEOから受けるダメージを軽減する不思議な効果があります。
クリスとスパムトンには共通点があり、それゆえにクリスだけがこのマネキンを装備できるのでしょう。
また、マネキンを購入せずにデータディスクを持った状態でマネキンを調べるとどうなるか。
不可解なことに、本来入れるべき地下のロボットと同じく、それを入れるかどうか尋ねる文面が表示されます。
しかし、データディスクに入っているスパムトンが拒むため入れることができません。
マネキンにデータディスクを入れるかどうかを問われる理由、マネキンがスパムトンと似ている理由、アドソンがマネキンを販売している理由などは不明です。
タマゴと謎の男について
デルタルーンのチャプター1とチャプター2には隠しエリアが存在していて、そこには赤色の樹木とその裏側に姿の見えない謎の男が立っています。
そして、その男がクリスに手渡してくるのはタマゴ(プレイヤーからは「卵」もしくは「たまご」と呼ばれることもある)
そのため、この隠しエリアはタマゴ部屋と呼ばれることもあります。
タマゴの説明文はそんなに大事じゃないし それほど大事じゃないわけでもない。となっています。
以下より、チャプターごとに見られるタマゴと謎の男の正体について取り上げていきます。
チャプター1
チャプター1の隠しエリアは、弾幕を飛ばしてくる鳥がいる細い道と隠しスイッチが存在するエリアの間に存在しています。
この間を何度も行き来すると、まれに隠しエリアに到達できて、樹木の裏にいる姿の見えない男に話しかけると何かを差し出してきます。
そして、もらうを選択するとタマゴを受け取ることができます。
しかし、もらわないを選択した場合では 男が ここにいる必要は ないと表示されて、そのまま男は姿を消してしまいます。
そんなタマゴですが、入手してから現実世界に帰還した後、不思議なことにアズゴアの花屋の2階の冷蔵庫に入れることが可能です。
元々冷蔵庫にはタマゴが1個入っていて、それを含めると2個になります。
なお、現実世界に帰還してからタマゴを捨てた場合タマゴ? なんのこと?というメッセージが見られます。
チャプター2
タマゴを入手したチャプター1のデータを引き継いでチャプター2を始めた場合、クリスの手持ちからタマゴは消滅します。
しかし、このデータを引き継いで図書館に向かう際、ある一台の車を調べると、チャプター1でタマゴを渡したと思しき男がいることが判明するのです。
このイベントはタマゴを受け取ることで確定で発生するのか。それとも、タマゴを受け取ってから低確率で発生するのか。それは分かりません。
チャプター2の謎の男とタマゴがある隠しエリアですが、これは、Aルートにおいてスパムトンが寝床に使用していたゴミ箱があるエリアと無数の車が通行するエリアの間にあります。
隠しエリアに行くためには、通常ルートを進めること、もしくはAルートを放棄してゲームをプレイすることの2パターンのうちどちらかを選ぶ必要があります。
それから、そのエリアと車が飛び交うエリアを行き来すると、謎の男がいる隠しエリアに低確率で入ることが可能です。
そして、その通路の奥には樹木があり、その裏側にいる木で隠れて姿の見えない男に話しかけると、男は 会えたことを よろこんでいるかもしれない。と表記されて、どう思う?と尋ねられます。
この時、よろこんでいるを選択するとタマゴを入手可能です。
よろこんでいないを選択すると何ももらえず、男は無言でその場から消え去ります。
また、タマゴの入手の有無は無関係に、このイベントの終了後に男がいた場所を調べるとここに 男は いなかったと表記されます。
なお、チャプター2において、タマゴを持って現実世界に戻って教室にいるテミーに話しかけると、「さきのことなんてだれにもわからない」と言われて、これまでクリスが集めたタマゴをそっと机の上に置きます。
それを調べることで入手したタマゴの数が把握可能です。
また、チャプター1と同様に、チャプター2で入手したタマゴを捨てた場合はタマゴ? なんのこと?というメッセージが見られます。
この後にアイテム欄を見るとタマゴは消滅しています。
なお、自宅の冷蔵庫にタマゴを入れることはできません。アズゴアの花屋も閉まっているため入店さえ不可能です。
謎の男とタマゴの簡単な考察
車の件やテミーの件などで見られたように、タマゴの要素はチャプター1からチャプター2に引き継ぐことができます。
そのため、このゲームにおけるタマゴはデルタルーンの様々な世界線に干渉可能な何者かが存在している証拠だと投稿者は考えています。
そして、その存在こそがタマゴを手渡してきた男であり、その正体はガスターではないかと言われています。
実際に、ガスターはアンダーテールの世界において時空の彼方へ消し飛んだことが示唆されたものの、現在も何かしらの方法で時空をさまよっていると言われています。
また、デルタルーンはアンダーテールのパラレルワールドであり、トリエル、アズゴア、アンダイン、アルフィー、サンズなどがいます。
そのため、ガスターがデルタルーンの世界に何かしらの関わりを持っていてもおかしい話ではないでしょう。
それに加えて、デルタルーンにおいて器や自分の名前を付ける時にガスターと入力した途端、否応なしにリセットされるのは、この存在が関与しているからではないでしょうか。
チャプター2であっても、この名前を入力した瞬間チャプター1と同じく問答無用でリセットされます。
この要素は、デルタルーンの世界にガスターが関わっているという説の根拠になると思います。
それでは、以下よりチャプター2の小ネタを紹介します。
小ネタ1
チャプター2において、謎の男がいる部屋を目指してエリア間を行き来している前に、車を運転する犬の部屋(プレイヤーからはイヌ部屋と呼ばれることもある)に転送されます。
先に進むと、目の前から車を運転する犬が突っ込んできます。クリスはダメージを受け続けて、クリスが力尽きると画面に大きくゲームオーバーと表示されます。
ゲームオーバーの後は、その文字さえも破壊する犬の運転を見て、スパムトンの寝床のゴミ箱のエリアからプレイが再開されます。
また、この後はドッグドルという謎のアイテムがいつの間にか手持ちに加わります。
ドッグドルの説明文にはとあるイヌの絵柄がついたドルでありチャプターごとに価値が下がると書かれていました。チャプター2での売り値は50ダークドルです。
戦闘中に調べてみるとあんまり役に立たないと表示されます。
戦闘中に使ってみたものの、うっとりながめた!と表示されるだけで、それ以外は何も効果が得られませんでした。
小ネタ2
チャプター2に登場する、3人組の音楽ユニット「Sweet・Cap’n・Cakes(スイート・キャップ・ケーキ)」との戦闘時のネタについてです。
この音楽ユニットは、どれほど攻撃を加えても無限に回復するため倒すことができません。
クリス、スージィ、ラルセイがダンスをすることで戦闘が終了します。
ところが、その行動を取る前にクリスが戦闘不能になった場合、スージィのセリフが挿入されて、スージィとラルセイが自発的に行動できるようになります。
そして、両者が踊ると相手の攻撃がストップして、残りの相手を躍らせると、クリスが全く動けない状態で戦闘を終わらせることが可能なのです。
すると、動けないクリスを除く全員が踊り出して、何事もなかったかのように戦闘が終了します。クリスのHPもいつの間にか回復しています。
小ネタ3
チャプター2の通常ルート、もしくはAルートを放棄して進むとクイーンの館の入り口で館の部屋に閉じ込められます。
その後脱出するのですが、廊下に並ぶ複数の部屋の中には、なぜかアズリエルの部屋が含まれているのです。
同名の違うモンスターなのか、それともクリスの実の兄なのかは不明です。
さらに、扉を開いてもクリスは目を閉じてしまうため、中に何があるのかは分かっていません。
最後に
内容は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。