雑学

世界で見られる未解読の文字6選

どうも、ありつむぎです。

今回は、タイトル通り「世界で見られる未解読の文字」を6点取り上げていきます。

インダス文字

インダス文字は、紀元前2000年代にパキスタン東部を流れるインダス川周辺に出来た「インダス文明」の都市などで使われていた文字の名称です。

この文字は、インダス文明の都市「モヘンジョダロ」や「ハラッパー」などで発見されており、その形は、動物、神、人間などを模していると言われています。

また、1行目は右から左に書かれている一方で、2行目からは左から右に書き始められるという古代の不思議な筆記方式「牛耕式(ぎゅうこうしき)」が採用されている点も特徴でしょう。

実際に発掘された土器には、その筆記方式を使ったインダス文字の文章が刻印されていました。

さらに研究を進めた結果、400種類に及ぶ膨大な量のインダス文字が発見され、この文字を使った文章には極めて難解な文法が使われていることが判明しました。

また、近年では複数の文字を組み合わせることにより、ある程度意味の通じる言葉になる可能性が考えられるようになりました。ですが、文字単体の意味を知る手掛かりは2023年現在も掴めていません。

なお、このような大昔の文字を解読する際は、その文字と解読済みの文字を併用している過去の文献を探し求めてそれを読み漁る必要があります。

しかし、どういう訳かインダス文字とその他の文字が使われている文献は現在も発見されていないと言います。

そのため、現在インドや北ヨーロッパなどのチームがコンピューターを使って解読作業を進めているものの、その作業は難航しており、日を追うごとにインダス文字の謎が深まっています。

ロンゴロンゴ

ロンゴロンゴは、1800年代後半にモアイ像でお馴染みのイースター島で発見された謎に満ちた文字の名称です。

まず、この文字は木の板や流木などに掘られている動植物を表現していると思しき絵文字となっています。イースター島の伝説に登場する鳥と人間の要素を併せ持つ存在「タンガタ・マヌ」の像には合計37個もの謎の絵文字が刻まれています。

さらに、1つ前に紹介したインダス文字と同様に牛耕式で記されているという特徴と、人や動物を模した絵文字の頭部に、耳や目と思しきこぶ状の物体が付け加えられているという特徴もあります。

加えて、ロンゴロンゴの中でも、イースター島の神話の最高神「マケマケ」をイースター島に導いたと語られている「グンカンドリ」を模したと思しき絵文字が特に多く見られるようです。そのため、当時の住民たちの信仰心の強さをうかがい知れることができるでしょう。

ですが、こうした文字が見られる確認済みの物品数は約20点と極めて少量である上に、そのうち数点が自然災害の影響で破損してしまいました。こうしたことから、解読作業が難航しています。

さらに、この文字が考案された詳しい時期すら分かっていません。

なので、ロンゴロンゴは謎が謎を呼ぶ不可解極まりない文字と言えるかもしれません。

なお、こうした文字が考案された経緯ですが、一説には、宗教の布教活動のためにイースター島を訪れたヨーロッパ人と接触した影響ではないかと言われています。また、後にこの島の住民の大半が奴隷として連れ出されたためロンゴロンゴは普及せず、そのまま廃れてしまったとも考えられているようです。

オルメカ文字

オルメカ文字は、紀元前1200年頃に、メキシコと中央アメリカの北西部がほぼ重なる地域でできた「オルメカ文明」人々が使用していたと考えられている文字の名称です。

まず、この当時の人々は「巨石人頭(きょせきじんとう)像」と呼ばれる高さ3メートルの人の顔を模した石像や、宝石を加工して仮面を作る高い技術力を持っていたことで知られていました。

そんな中、1999年にメキシコのベラクルス州で「カスカハルの石塊(せっかい)」と呼ばれる複数の未解読の文字が刻まれた石が発見されます。これがオルメカ文字です。

2006年には、この文字はオルメカ文明を生きる人々の間で使われていたアメリカ大陸最古の文字であると考えられ始めました。

それから、この文字は紀元前900年頃のものだと推測された上で解読作業が行われるようになります。

その結果、オルメカ文字は少なくとも28種類以上あり、1つの文章に同じ形の文字が最大で4回連続で使用されているという特徴が判明しました。

しかし、そのほとんどが抽象的な絵文字で占められているため、当時の人々が一体何を伝えたかったのか分かっていません。そのため、現在も未解読の文字の1つとして認知されています。

なお、カスカハルの石塊の存在についてですが、どうやら発見された経緯がはっきりしていないようです。そのため、一部からはこの石の存在や刻まれた文字について懐疑的な意見があがっています。

線文字A

線文字Aは、紀元前1800年頃から紀元前1400年頃のギリシアの島「クレタ島(とう)」で用いられていたと言われている文字の名称です。

1900年に、クレタ島の遺跡「クノッソス」の発掘を行っていたイギリスの考古学者「アーサー・エヴァンズ」が、後に「線文字A」「線文字B」「クレタ聖刻(せいこく)文字」とそれぞれ呼ばれるようになる、異なる文字が刻まれた3種類の板を発見したことでその存在が判明しました。

それから、解読作業が行われると線文字Bは無事に解読されます。そこには、人名や職業、当時の生活の様子が記録されていました。

そして、線文字Aの文章の書き方に関して、線文字Bとの共通点が多いことが判明しました。

ですが、発見された数が少量である上にどれも品質が悪く、書かれている文章が現在知られている法則に当てはまらないのです。そのため、線文字Aは現在も未解読となっています。

ですが、線文字Aはクレタ島の広範囲で見つかっています。そのため、かつては同島の共通文字として使用されていたことが想像できるでしょう。

なお、線文字Aの文章を知った学者の間では、中東で使用されている言葉「北西セム語」で翻訳可能な単語が使用されているという説や、現在のトルコ共和国で使用されていた言葉「ルウィ語」に近いものではないかという説が提唱されています。

ちなみに、クレタ聖刻文字は線文字Aの原型ではないかと推測されているものの、線文字Aと同じく未解読となっています。1日も早い解読が望まれています。

シトヴォ碑文

シトヴォ碑文(ひぶん)は、1920年代後半にブルガリアの都市「プロブディフ」の近くの村で発見された崖に刻まれている謎の文字です。

この文字は、当時木こりをしていた人たちによって発見されました。

そして、彼らは特に理由もなく「この文字は財宝のありかを示しているに違いない」と思ったのだそうです。しかしながら、崖に刻まれた文字の詳細はおろか意味さえも分からなかったため、何も発見できずに終わってしまったと言います。

また、シトヴォ碑文で見られる言語について、東ヨーロッパ人が使っていた「トラキア語」を含む様々な言葉に似ているといった意見が挙がっていますが、現在も書かれている言葉の意味は全く分かっていないそうです。

なお、シトヴォ碑文は文字ではなく、風雨の影響で自然に形成された無意味な模様ではないかという現実的な考えを示す人もいます。

ところが、現在も答えは出ておらず、真相は闇に包まれています。

サポテカ文字

サポテカ文字は、紀元前1500年頃に現在のメキシコ南部で発展した「サポテカ文明」の中心の遺跡「モンテ・アルバン」などで使用されていた文字の名称です。

そんなこの文字の種類は100個以上に及び、現在も、立体的かつ大ぶりな文字や人の横顔と思しき絵文字が刻まれている石が確認できます。

また、サポテカ文字の多くは上から下に向かって縦に書かれているものの、下から上、左から右といったように自由な書き方を採用した石も発見されているそうです。さらに、サポテカ文字について、現在は数字と暦に関する要素以外に確実に読める箇所はありません。

ですが、最新の研究により、1つの文字だけで特定の単語を表現できる「表語文字」が多用されていることが判明したそうです。

なお、現在モンテ・アルバン遺跡の入口には小さな博物館が建っています。そこでは、石に刻まれている踊り狂う当時の人々の絵や未解読のサポテカ文字が刻まれた石がある、サポテカ文明が栄えた場所で発掘された本物の遺物を見ることができます。

最後に

以上で解説を終了します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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ありつむぎ
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