ホラー

【怖い話】八尺様の解説【都市伝説】

はいどうも、ありつむぎです。

今回は、2ちゃんねるで語られた怪物、八尺様の解説をしていきます。

出来るだけ簡単に分かりやすく解説します。後半では簡単な考察もします。

八尺様とは?

https://news.yahoo.co.jp/articles/34ad284727c577e62a7f5044e33f501dfde75a0d

 

では早速、八尺様の解説に入りましょう。

八尺様は、2008年ごろに匿名掲示板の2ちゃんねるに書き込まれた目撃情報をきっかけに有名になった怪異、要するに怪物です。

読み方は八尺様(はっしゃくさま)となっています。八尺の背丈と長い髪を持つ若い女性の見た目をしています。

多くの場合、白いワンピースを着用し、女性用のつば付きの帽子をかぶった状態で現れます。大抵は大きな両胸を持っています。

ただし、ワンピースではなく喪服を着ていることもあれば、高齢女性の見た目で登場することもあるのだとか。

なお、八尺は約2メートル40センチです。

あまり聞きなれませんが、尺というのは物の大きさを示す単位です。1尺は約30センチとなっています。

従って、八尺は約2メートル40センチとなります。これほど大きな体を持った女性の姿をした怪物なんです。

この怪物は、田畑が広がるのどかな田舎に突如として出現し、自身の姿を見た若い人間を付け狙って殺すと語られています。

一般的には、ターゲットとなるのは若い男性のみとされていますが、八尺様は男性のみならず女性も狙うそうです。そのため、若い人間は全て八尺様のターゲットとなりえるのです。

また、狙われた人間は「八尺様に魅入られた」と表現され、数日以内に対処しなければ死亡するそうです。

どうやって命を落とすのかは分かりません。八尺様の呪いを受けて衰弱死するのか、単純に八尺様に絞殺されるのか、そこは気になるところではありますが。

ちなみにですが、八尺様は喋ることが出来ますが、出現時は、口から「ポポポ」もしくは「ボボボ」と男性のような声質で笑うそうです。

八尺様の対処法

魅入られた場合は、夜が明けるまでお札を片手に特別な部屋に閉じこもる必要があるそうです。

お札が張り巡らされ、四隅に盛り塩が置いてある特別な部屋です。窓は閉め切られ、外から中の様子が見えないように沢山の新聞紙が貼られています。

どうやら、夜が明けるまでこの部屋に留まらなければならず、仮に外に出た場合は八尺様に殺されるとのこと。

その部屋から出なければ何をしてようが自由ですが、八尺様は部屋の外からノックしたり、閉じこもっている人間と血縁関係のある親しい人の声真似をして、外に出るよう促してくるのだとか。

なお、八尺様が近づくと盛り塩は黒く変色していくため、部屋に留まっている時は底知れない恐怖を覚えるそうです。

ですが、死にたくない場合は閉じこもり続ける必要があります。

それから無事に朝を迎えた場合は、即座に車に乗ってその田舎から去らなければなりません。

八尺様は、車での移動中にも関わらず、独特の笑い声をあげながら窓ガラスをコツコツ叩いてくるそうなのですが、この時八尺様の姿、特に顔は見てはいけないのだそうです。

なぜかは分かりませんが、恐らく見たら死んじゃうのでしょうね。

そして恐怖を押し殺しながら田舎から脱出すれば、ひとまず命は助かります。ですが、自殺願望がない限り、二度とその田舎に足を踏み入れてはいけないのだそうです。

何と言っても、八尺様を遠ざける方法は分かっているものの、撃退する方法はわかっていないので。

考察と憶測

どうやらこの八尺様、元はある地蔵の力を使って封印されていた怪物だったそうです。

そのため、八尺様は特定のエリアから出ることが出来なかったものの、ある時その地蔵が破壊され、外の世界を自由に歩けるようになったと言われています。

地蔵が破壊された原因は人間の不手際なのか、それとも八尺様自身の能力によるものなのかは分かっていません。

しかし、封印されているという時点で、八尺様は邪悪な存在であり古くから田舎で知られていた忌避すべき存在であることが分かります。

自分の姿を見た者を次々と襲うという特徴や、盛り塩が黒く染まるという特徴からもその凶悪さが伺えます。

若い人間を襲う理由としては、単純に生命力にあふれた人間に対する羨望と強烈な憎しみを持っているからではないかと考えられます。

ですので、精一杯生きていたり生きることを楽しんでいる人は八尺様に魅入られやすいのではないかと思います。

なお、八尺様の容姿は元ネタに記載されていないので分かりません。

整っているかもしれませんし、顔のパーツがねじれ曲がって、おおよそ人間離れした顔を持っている可能性があります。

はたまた、パーツが存在しないのっぺらぼうという可能性もあります。目も鼻も口も何もないかもしれません。怪物ですし、パーツがなくても声を出したり人間を識別することは出来るでしょう。

ちなみに近年では、八尺様のブームが起きています。八尺様とショタの組み合わせの成人向けの同人誌が多数刊行されているのです。

なぜこうなったのかはよく分かりませんが、恐らく「八尺様が若い男性を狙う理由は若い男性のことが好きだからだ」と現代のネットユーザーたちが判断したからだと思います。

そして、作家さんたちはこの特徴を生かし、自身が描く同人誌で、ショタを性的な意味で食い荒らす役として八尺様を頻繁に登場させるようになった。

読者となる人も、高身長の巨乳の女性に搾り取られるというシチュエーションを好んでいる。

だから八尺様のブームが起きたのだと僕は考えています。現在(2021年9月)もTwitterで、すごい勢いで八尺様に関するイラストや漫画が増え続けています。

・・・もっとも、元ネタではターゲットにした人間のことを好んでいるかどうかは一切言及されていませんが。

発祥と元ネタ

最後になりますが、元ネタとなる2ちゃんねるに書き込まれたストーリーを端折りながら記載していきます。八尺様を目撃して魅入られたものの生還した男子高校生の話です。現場は福島県だと言われています。

端折りながらとはいえやや長めです。ご了承ください。

まずこの高校生は、春休みを利用してバイクを運転し、自宅から2時間くらい離れた父親の実家に遊びに行きました。

そこでは祖父母が住んでおり、高校生のことを歓迎してくれたそうです。

しかし、その家でくつろいでいると、突然遠くから「ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ、ぽっ…」という謎の声が聞こえてきました。

その声の主は女性であったものの、背丈は高さ2メートルの庭の生垣よりも大きかったそうです。

いつの間にかその女性は姿を消してしまい、後に高校生は、その女性について祖父母に話したとのこと。

しかし、高校生が「その女性は変な声を出していた」と語った瞬間、祖父母は表情をこわばらせました。

祖父は、その女性を見た場所や時間帯などを鬼気迫る表情で質問し、高校生の返答を聞くと、自宅の廊下の電話を使って誰かと通話を始めたそうです。

通話を終えた祖父は「今日はお前を自宅に返すことが出来なくなった」「Kさんを迎えに行ってくる」と言って外の軽トラックに乗り、どこかに走っていきました。

残された高校生は、横にいる祖母に何が起きているのか尋ねたところ、祖母は「八尺様に魅入られてしまったんだよ」と答えました。

それからしばらくして祖父が帰ってきました。Kさんと呼ばれる老婆も一緒でした。

そして高校生は、その老婆にお札を手渡され、祖父母の家の二階の一室に入れられました。

新聞紙とお札が張り巡らされ、四隅に盛り塩がある部屋です。

そして祖父は以下のように言いました。

「もうすぐ日が暮れる。いいか、明日の朝までここから出てはいかん。俺もばあさんもな、お前を呼ぶこともなければ、お前に話しかけることもない。 そうだな、明日朝の七時になるまでは絶対ここから出るな。七時になったらお前から出ろ。家には連絡しておく」

http://www2.kanazawa-gu.ac.jp/~matsui/webdesign/2b22yano/page4.html

高校生は黙って頷き、夜明けを待ちました。

それまでの間、窓ガラスを叩く音や、外に出ることを推奨してくる祖父によく似た何者かの声が外から聞こえてきたため、ただただ震えるしかなかったそうです。

加えて、八尺様の「ぽぽぽ」という特徴的な声までも聞こえてきたと言います。

朝が来て自分から外に出ると、そこにはKさんと祖母が立っていて、高校生が無事であることを心から喜んでくれたそうです。

それから、高校生とKさんは祖父の親族が運転する車に乗りました。

そして車は時速20キロ程度の速度で進み、高校生はKさんからもらったお札を握りしめた状態で目を閉じ下を向きました。Kさんは八尺様を遠ざけるためなのか、お経を唱え始めました。

その間にも、外から八尺様の声や窓ガラスを叩く音が聞こえてきます。

それから、どうにか八尺様を遠ざけることに成功したのですが、この時高校生が持っていたお札は真っ黒に変色していたそうです。

なお、高校生が訪れた田舎には地蔵があり、その地蔵の力によって八尺様の活動可能なエリアは大幅に制限されていたそうなのですが、高校生が八尺様の影響下から逃れた後、何者かによってその地蔵が破壊されてしまったそうです。

ですので、八尺様の活動範囲は拡大し、いつどの場所で八尺様が出現するのか分からない状態に陥ったのだとか。

現在もこの状態は続いていると言います。

そのため、現在も八尺様は、新たなターゲットを求めて現世を当てもなくさまよい歩いていることが想像出来ます。

最後に

解説は以上となります。以下に元ネタに繋がるリンクを掲載しておきます。

http://www2.kanazawa-gu.ac.jp/~matsui/webdesign/2b22yano/page4.html

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
ありつむぎ
ありつむぎです。 様々なサブカルチャーについて解説していきます。