【SCP財団】Kクラスシナリオとは?世界終焉の種類をランキング形式で解説
SCP財団の世界には、人類の理解を超えた異常存在が数多く登場します。
その中でも特に規模が大きく、読者に強い絶望感を与えるのが「Kクラスシナリオ」です。
Kクラスシナリオとは?
Kクラスシナリオとは、簡単に言えば「世界が終わる可能性のある異常事態」を分類したものです。
人類が滅亡するもの、地球そのものが破壊されるもの、現実のルールが書き換わるもの、人類が地球の支配種ではなくなるものなど、その内容はさまざまです。
SCP作品を読んでいると「XK-クラス世界終焉シナリオ」や「ZK-クラス現実不全シナリオ」といった言葉が登場することがあります。
しかし、初めて見る人にとっては「何がどう違うのか」「どれが一番危険なのか」が分かりにくいかもしれません。
そこで本記事では、SCP財団に登場する代表的なKクラスシナリオを、ヤバさ順にランキング形式で解説していきます。
世界終焉、現実崩壊、支配種交代。
SCP財団における「最悪のシナリオ」とは何なのか、順番に見ていきましょう。
世界終焉クラスのヤバさランキング
本記事では、被害規模・回避困難性・SCPらしい理不尽さを基準に、独自にランキング化しています。
なお、Kクラスシナリオには公式に定められた危険度ランキングは存在しないことをご了承ください。
第5位は、SK-クラスです。
SK-クラスは、人類が地球の支配種ではなくなるシナリオです。
人類以外の種族や存在が台頭し、地球の主導権を奪うような状況がこれにあたります。
人類にとっては極めて深刻な危機ですが、必ずしも地球そのものや現実そのものが崩壊するとは限りません。
場合によっては、人類が滅亡せずに従属的な立場で生き残る可能性もあります。
そのため、絶望的ではあるものの、世界の消滅や現実崩壊と比べると被害の範囲は限定的です。
この理由から、本記事ではSK-クラスを第5位としています。
以下にこのシナリオの代表的なSCPを提示します。
SCP-1000
SCP-1000は、かつて地球上で強大な文明を築いていた存在に関するSCPです。
人類とは異なる種族が、地球の支配種として存在していた可能性を示す作品であり、SK-クラスの説明に非常に向いていることがポイントです。
SK-クラスは、世界そのものが滅びるというよりも人類が地球の主役ではなくなるシナリオです。
その意味でSCP-1000は、「人類の支配が絶対ではない」という不安を分かりやすく伝えられる代表例です。
SCP-752
SCP-752も、SK-クラスの例として挙げられるSCPです。
SK-クラスでは、人類以外の種族や文明が人類を超え、地球の主導権を握る可能性が問題になります。
人類滅亡とは限りませんが、人類が支配する現在の世界秩序が終わるという意味では、極めて重大な終末シナリオです。
SCP-752は、人類以外の存在が地球上で優位に立つ可能性を示すSCPとなっています。
ランキング4位 NK-クラス第4位は、NK-クラスです。
NK-クラスは、異常存在や異常物体が制御不能に増殖し、世界を汚染・圧迫・置換していくタイプのシナリオです。
分かりやすく言えば、止まらない増殖によって世界が埋め尽くされていく危機です。
このタイプの恐ろしさは、最初は小さな異常でも、放置すれば加速度的に手がつけられなくなるところにあります。
一方で、後述するZKやCKのように現実の法則そのものを破壊するわけではなく、XKのような即時の世界終焉とも少し性質が異なります。
そのため、危険度は極めて高いものの、本記事では第4位としています。
以下にNK-クラス:世界終焉シナリオの代表例を掲載します。
SCP-3856
SCP-3856は、NK-クラスの例として挙げられるSCPです。
NK-クラスは、異常存在や異常物体が制御不能に増殖し、世界を汚染・圧迫・置換していくタイプのシナリオです。
SCP-3856は、この「増え続ける異常によって世界が侵食される」というNK-クラスの特徴を説明する例として使えます。
世界が一瞬で滅びるというより、止められない増殖によって徐々に取り返しがつかなくなるタイプの恐怖です。
SCP-505
SCP-505も、NK-クラス自己複製シナリオの例として挙げられるSCPです。
NK-クラスの本質は、異常存在そのものの強さよりも「増殖が止まらないこと」にあります。
最初は限定的な異常であっても、自己複製によって規模が拡大すれば、やがて地球全体に影響を及ぼす可能性があります。
SCP-505は、そうした「制御不能な増殖による終末」を説明する際に使える代表例です。
なお、SCP-871「景気のいいケーキ」は、厳密な代表例として扱うよりも、NKクラス的な「止まらない増殖による終末」をイメージしやすい作品として補足するのがよいでしょう。
ランキング3位 CK-クラス第3位は、CK-クラスです。
CK-クラスは、現実や歴史が大きく書き換えられるシナリオです。
人類が即座に滅亡するとは限りませんが、元の世界が別の形に作り替えられてしまう点で非常に危険です。
たとえ人々が生き残ったとしても、歴史、文明、常識、存在の前提が変わってしまえば、それはもはや元の世界とは言えません。
「死ぬよりマシ」と考えることもできますが、元の現実が失われるという意味では、XK-クラスに近い絶望感があります。
ただし、現実の再構築後に世界が一応存続する可能性もあるため、本記事では第3位としています。
CK-クラス:再構築シナリオの代表的なSCPとして次のようなものが挙げられます。
SCP-140
SCP-140は「ダエーバイト」という古代文明に関する書物です。
この書物に追記が行われることで、過去の歴史そのものが変化し、ダエーバイト文明がより強大な存在として再構築されていきます。
単に危険な存在が現れるのではなく、歴史や現実の前提が書き換えられていく点が特徴です。
世界そのものが別の形に作り替えられる危険性を持つため、CK-クラスの説明に向いています。
SCP-1968
SCP-1968は、現実改変や世界の再構築に関わるSCPとして扱われます。
XK-クラスのように世界が単純に滅亡するのではなく、元の世界が別の世界へと置き換えられていく危険性があります。
SCP-1968は、世界のあり方そのものを別の状態へ移行させる可能性を持つSCPとして扱われます。
ランキング2位 XK-クラス第2位は、XK-クラスです。
XK-クラスは、Kクラスシナリオの中で最も分かりやすい「世界の終わり」です。
人類滅亡、文明崩壊、地球規模の破壊など、読者がイメージしやすい終末が含まれます。
ZK-クラスのように現実そのものが崩壊するわけではありませんが、発生すれば人類や世界に壊滅的な被害をもたらす点で、非常に危険なシナリオです。
SCP財団の世界において「最悪の事態」と聞き、多くの人がまず思い浮かべるのもこのXK-クラスでしょう。
その知名度と被害規模の大きさから、本記事では第2位にしています。
XK-クラスの代表例として、次のようなものがあります。
SCP-2317
SCP-2317は、異次元に封印された巨大な存在に関するSCPです。
封印が破られた場合、地球や人類に壊滅的な被害をもたらす可能性があり、非常に分かりやすい世界終焉型のSCPといえます。
「何かが解き放たれた瞬間に世界が終わる」という構図が明確なため、XK-クラスの代表例として紹介しやすい作品です。
S.D.ロックの提言
S.D.ロックの提言は、太陽光そのものが異常化するSCP-001提言です。
太陽の光を浴びた生物は異常な肉塊のような存在へと変質し、世界は急速に崩壊していきます。
原因が「太陽」という逃げ場の少ない存在であるため、非常に絶望感が強い終末シナリオです。
SCP財団作品の中でも知名度が高く、XK-クラス世界終焉シナリオを説明するうえで非常に分かりやすい例です。
ランキング1位 ZK-クラス第1位は、ZK-クラス現実不全シナリオです。
ZK-クラスを最上位にした理由は、被害の対象が人類や地球ではなく現実そのものだからです。
XK-クラスであれば「世界が終わる」、SK-クラスであれば「人類が支配種ではなくなる」と説明できます。
しかしZK-クラスの場合、現実の法則や因果関係そのものが破綻するため、そもそも「世界が終わった」と認識できるかどうかすら分かりません。
世界の中で何かが起こるのではなく、世界を成立させている土台そのものが壊れる。
その根本的な危険性から、本記事ではZK-クラスを最もヤバいKクラスシナリオとして扱います。
ZK-クラスの代表的なSCPとして、このようなものがあります。
SCP-3999
SCP-3999は、現実そのものが正常に成立しなくなるタイプの異常存在です。
特定の人物を中心に、空間、時間、因果、物語の構造までもが崩壊していくような内容になっており、通常の「世界滅亡」とは異なる恐ろしさを持っています。
人類が滅びるというより、そもそも現実を説明するためのルール自体が破綻していくため、ZK-クラス現実不全シナリオの代表例として扱いやすいSCPです。
S・アンドリュー・スワンの提言
S・アンドリュー・スワンの提言は、SCP-001提言の1つです。
この作品では、SCP世界そのものの上位に存在する「作者」や「読者」のような存在が示唆されます。
自分たちの現実が創作物として扱われていることを意味するため、通常の異常存在よりも危険であることが分かるかと思います。
現実階層やメタ構造に関わるため、ZK-クラス的な「現実そのものが揺らぐ恐怖」を説明する例として使いやすい作品です。
最後に
本家と日本支部の有名SCPを、ざっくりと合計100種類知りたい方は以下のnoteからどうぞ。
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タイトル: SCP-1000 – ビッグフット
原語版タイトル: SCP-1000 – Bigfoot
訳者: Porsche466
原語版作者: thedeadlymoose
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1000
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-1000
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-752 – ヒトならざる者の理想郷
原語版タイトル: SCP-752 – Altruistic Utopia
訳者: 訳者不明
原語版作者: GwenWinterheart
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-752
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-752
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-3856 – 世界の破壊者、ロイド研究員
原語版タイトル: SCP-3856 – Researcher Lloyd, Destroyer of Worlds
訳者: walksoldi
原語版作者: MaliceAforethought
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-3856
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-3856
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-505 – インクの染み
原語版タイトル: SCP-505 – Ink Stain
訳者: 訳者不明
原語版作者: ModernMajorGeneral
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-505
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-505
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-871 – 景気のいいケーキ
原語版タイトル: SCP-871 – Self-Replacing Cake
訳者: 訳者不明
原語版作者: Seibai
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-871
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-871
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-140 – 未完の年代記
原語版タイトル: SCP-140 – An Incomplete Chronicle
訳者: 訳者不明
原語版作者: AssertiveRoland
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-140
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-140
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-1968 – 世界を包む逆因果の円環
原語版タイトル: SCP-1968 – Global Retrocausality Torus
訳者: krystalos
原語版作者: Requitefahrenheit
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1968
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-1968
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-2317 – 異世界への扉
原語版タイトル: SCP-2317 – A Door to Another World
訳者: boatOB
原語版作者: DrClef
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-2317
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-2317
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-001 – 機密解除待ち[アクセス禁止]
原語版タイトル: SCP-001 – Awaiting De-classification [Blocked]
訳者: Dr Devan
原語版作者: Staff
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-001
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-001
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タイトル: SCP-3999 – 私は私に起きることすべての中心にいる
原語版タイトル: SCP-3999 – I Am At The Center of Everything That Happens To Me
訳者: fumeinadebaisu
原語版作者: LordStonefish
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-3999
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-3999
ライセンス: CC BY-SA 3.0



