【初心者向けおすすめ】怖くない感動・泣ける・切ないSCPまとめ
ありつむぎです。
今回は、初心者におすすめしたい「心に響く怖くないSCP」をそれぞれ5体、短文でまとめていきます。
SCPというと「怖い」「不気味」というイメージが強いですが、中には思わず胸が熱くなったり切ない気持ちになったりする作品も存在します。
感動系SCP一覧
SCP-2295 – パッチワークのハートがあるクマ
周囲の素材から代替臓器や組織を縫い合わせて作るSCP。
これを未知の方法で負傷した部位と入れ替える力を持つクマのぬいぐるみである。
ただし、脳を作ることはできない。
脳出血を患ったDクラス職員(実験体)に対し、大量の菓子を生成し提供するとともに目から涙を流し続けた。
SCP-2295は、善意の塊と言えるほど良心的な存在であり、投稿者の中でもお気に入りのSCPです。
悪意や裏表が一切存在せず、純粋に人を救いたいという思いが詰め込まれた泣けるSCPでしょう。
特に、脳出血を患ったDクラス職員に脳を提供できないことを悔やみ、代わりに菓子を与えて涙を流すというのはこちらの涙腺も緩みますね。
怪物や超常存在が多いSCP世界だからこそ「助けたいのに助けきれない」という人間らしい部分が余計に刺さりました。
SCP-4999 – 私たちを見守るもの
孤独に臨終する人物の前に現れる、黒いスーツを着用した人型実体。
救命措置は行わないが、対象となる人物が息を引き取るまでそばから離れない存在。
パッチワークのハートがあるクマと同様、多くの読者に好感を与えている数少ないSCPである。
風邪をひいた際、ひとりで眠ることに寂しさを感じることと同様に、死期が近い中ひとりでいると寂しさが増幅するのでしょう。
そんな人を最期まで孤独を感じさせないという姿勢は実に感動的でした。
SCP-1762 – ドラゴンの逝く場所
SCP-1762-1(煙を放出する未知の段ボール箱)とSCP-1762-2(和紙を折ってできたドラゴンの総称)で構成されるSCP。
数時間の飛行の後にSCP-1762-1内に帰還する。
しかし、ある日を境に発生したジャバウォック事象というSCP-1762-1内で発生した未知の存在との騒動により、SCP-1762-2の過半数が死亡した。
その後、箱の蓋に書かれた「ドラゴンはここに居る」の文字は焼き払われ、後に「ドラゴンはここに居た」という文字に書き換えられた。
なお、このあと一冊の本と「最期に、もう一度だけ。」と刻印されたアメジストがSCP-1762-1から放出された。
アメジストは2月の誕生石であり、誠実や心の平和といった意味合いがあります。
そのため、アメジストはSCP-1762-2たちの真心を込めた贈り物だったのかもしれません。
SCP-348 – パパの贈り物
淡い水色の花模様が描かれた白い陶器製のボウル。
側面には「あなたのことを想っています」と刻まれている。
未知の方法でボウル内をスープで満たす。このスープを食べ終えると、ボウルの内側部分に多くの場合被験者を労わる短いメッセージが浮かび上がる。
派手な展開はないものの、小さな優しさが静かに刺さる心温まるSCPです。
SCP-120-JP – 世界で一番の宝石
高さ約8m全幅約30mほどの存在(SCP-120-JP-1)とSCP-120-JP-2に指定されている一般的な1人の少女で構成されているSCP。
SCP-120-JP-1は多くの人間を敵視している。
しかし、少女は自身を世界で一番の宝物と認めていることから友好的。
また、SCP-120-JP-2は財団から与えられたレポート用紙とボールペンを使い以下のことを記述している。
きみはいつか大人になる。それを止めることはできない。今、私はきみにとっての世界で一番の宝物だろう。だがきみもいつか別の宝物を見つける。もし、時を止めることができるなら、私はきみの時を止めるだろう。世界で一番の宝物であり続けることは難しい。きみは大人になる。そうでなければならない。きみもいつか子供を生む。そして、その子供に私との思い出を語るときがやってくる。きっとそうなる。思い出の中の私は、今と変わらずに世界で一番の宝物であり、そのとき初めて私は本当の価値を手にする。それこそは世界で一番の宝石[最後の一行は乱雑な線で消されている]
http://scp-jp.wikidot.com/scp-120-jp
財団は、この文章の意図は不明としているものの、投稿者は少女に宛てた手紙と考えています。
その内容から、SCP-120-JP-1は「いつか自分が世界一の宝石ではなくなる日」が来ることを理解しながらも、それを受け入れようとしていたように感じられました。
まとめると、子供の成長と別れを見守る親のような切なさが印象的なSCPです。
最後に
気になったSCPがあれば、ぜひ原作の報告書を読んでみてください。
タイトル: SCP-2295 – パッチワークのハートがあるクマ
原語版タイトル: SCP-2295 – The Bear with a Heart of Patchwork
訳者: gnmaee(NoTranslator)
原語版作者: K Mota
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-2295
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-2295
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-4999 – 私たちを見守るもの
原語版タイトル: SCP-4999 – Someone to Watch Over Us
訳者: Fennecist
原語版作者: CadaverCommander
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-4999
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-4999
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-1762 – ドラゴンの逝く場所
原語版タイトル: SCP-1762 – Where The Dragons Went
訳者: gnmaee(NoTranslator)
原語版作者: OZ Ouroboros
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1762
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-1762
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-348 – パパの贈り物
原語版タイトル: SCP-348 – A Gift from Dad
訳者: 訳者不明
原語版作者: Zyn
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-348
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-348
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-120-JP – 世界で一番の宝石
作者: ZeroWinchester
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-120-jp
ライセンス: CC BY-SA 3.0



