どうも、ありつむぎです。
今回の記事のテーマはSCPとは何かについてです。短い文章で出来るだけ簡単に説明します。
意味がわからないという方のために初めに言ってしまうと、SCPは全て架空の存在です。架空の存在をあたかも実在しているかのように描写しているだけです。
それでは以下よりご覧ください。
SCPとは?
SCPは、様々な人が考えた「空想上」の怪物や物体、建物などの総称です。
そんなSCPは「SCP財団」という海外のサイトに登録され、番号と名称が付けられています。
そして、報告書という形式でそのSCPの外見の特徴や危険性などが書かれます。
以下が例になります。
- SCP-173 – 彫刻 – オリジナル
- SCP-414 それでも私は病んでいる方が好きかもしれない
- SCP-1307 人間削り
また、SCPはそれぞれ能力を持っています。
そんな能力の例を挙げると
- 視線をそらした対象者の首をへし折る能力
- 人間の精神を蝕み自殺に追い込む能力
- 人間の四肢を削り取る能力
などがあり、大抵は多くの人間に危害を及ぼします。
また、多くのSCPは英語圏に住む人達が中心となって考案していますが、日本人や中国人などもSCPを考案し、サイトに掲載することが出来ます。
しかし、日本のSCPの場合は
SCP-○○○-JP △△△
中国の場合は
SCP‐○○○‐CN △△△
といったように、番号の後ろにアルファベットを挿入することが決められています。
オブジェクトクラスとは?
オブジェクトクラスは、SCPの危険性を表すランクです。
大体のSCPは以下の3つのクラスのうち1つに当てはまります。
- Keter(ケテル)
- Euclid(ユークリッド)
- Safe(セーフ)
おおまかな意味は以下の通りです。
Safe→故意に活性化させない限り異常性が発現しないクラスのSCPの総称
Euclid→影響範囲が限定されているものの挙動が予測不可能なクラスのSCPの総称
Keter→全人類にとって敵対的な存在かつ現在の財団の力では完全に収容することが困難なクラスのSCPの総称
ですので、サイトのページ内で取り上げているSCPにKeterと表記されていた場合は、本当に危険であるとすぐに判断出来ます。
SCP財団とは?
SCP財団は、前述の通り数あるSCPの情報を掲載するサイトであり、以下のような目的を持つ架空の組織です。
- SCPを独自の方法で収容し、世界に危険が及ばないようにする
- 未収用の場合は、そのSCPがおよぼす危険を防いだり軽減する方法を考える
- SCPの能力を解明するために実験や研究を行う
また、そんな財団で仕事をする人たちは、それぞれ以下のように呼ばれています。他にも役職はありますが、長くなってしまうので割愛します。
- 博士
- 研究員
- エージェント
- 財団職員
- Dクラス職員
それぞれの役割を簡単に説明します。
- 博士と研究員:SCPの能力を解明するために実験を行う
- エージェント:世界各地に足を運び、未収用のSCPを探す
- 財団職員:極端に危険ではない収容中のSCPに接触し管理する。博士やエージェントの仕事を手伝ったりもする
- Dクラス職員:世界から集められた死刑囚であり、財団の博士や職員にとっての都合のいい実験道具。人権はない。名前ではなく番号で呼ばれる
特別収用プロトコルとは?
SCPを収容する方法やSCPの能力が発動しないようにする手段、発動の際の対策などをまとめたものです。
記憶処理とは?
対象者に薬を投与し、特定の記憶を対象者の脳内から消し去る処理です。財団が行います。
目的として、特定のSCPの能力を受けて精神や記憶が著しく歪んでしまった人間を日常生活の場に戻すことや、財団にとって都合の悪い情報を知ってしまった者の記憶を処理することが挙げられます。
ただし、SCPの能力が強すぎるあまり記憶処理が効かない場合も多々あります。
ミーム汚染とは?
事実と異なる情報を真実であると思ってしまう現象です。特定のSCPの能力でもあります。
例を挙げると
- 壁のシミがお化けに見える
- あの有名人の顔が○○に似ている
といった、自身の思い込みからくる幻覚はミーム汚染です。
また・・・

多くのネットユーザーは、このイラストを見ただけで「野獣先輩」を思い浮かべてしまうとのことです。
これもミーム汚染の一種です。
最後に
解説は以上です。
より詳しく知りたい方は以下のサイトに足を運んでみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3