どうも、ありつむぎです。

今回は、怖くて面白いSCP「SCP-1315-JP 夢であってほしかった」について解説していきます。

SCPのオブジェクトクラスの簡単な説明は以下の通りです。

Safe:故意に活性化させない限り異常性が発現しないクラスのSCPの総称

Euclid:影響範囲が限定されているものの挙動が予測不可能なクラスのSCPの総称

Keter:全人類にとって敵対的な存在かつ現在の財団の力では完全に収容することが困難なクラスのSCPの総称

それでは以下より本編に移ります。

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SCP-1315-JP 夢であってほしかった

人は誰しも、一度は「落ちる夢」を見たことがあるかと思います。

しかし、SCP-1315-JPの場合は単なる夢で終わりません。

このSCPの異常性として、眠っている人が夢の中で高所から落下し、そのまま現実でも同様の現象に巻き込まれるということが挙げられます。そして、目覚めたときには結果が残っている場合があるのです。

突如として上空15kmに転移し落下する異常現象。それがSCP-1315-JPです。

このSCPは、オブジェクトクラスKeterに分類されている、脳を休めながら生体機能を整える効果がある睡眠、いわゆる「ノンレム睡眠」が始まってから1時間後に、不特定多数の人を対象に発生する2つの現象を指します。

これらの現象は、それぞれ「SCP-1315-JP-1」「SCP-1315-JP-2」と区別されています。

JP-1とJP-2

SCP-1315-JP-1眠っていた場所から上空15km地点に瞬時に転移する現象となっています。

SCP-1315-JP-2はSCP-1315-JP-1が発生した後、元々睡眠をとっていた地点に瞬間的に転移する現象を指します。

JP-1が発生した場合、対象者は気温の変化や轟音等で目が覚めるものの、大抵の場合はJP-2の発生によって落下エネルギーを完全に無効化した上で落下地点に戻ることから、夢であったと錯覚するようになります。

また、財団の研究結果によって、JP-2の発生には個人差があることが判明しました。

具体的には、最短で1.5秒、最長で43日となっています。

しかしながら、JP-2が発生しなかった場合は落下の衝撃により死亡します。

異常性

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1315-jp

画像は、JP-1により落下している人物を撮影したものです。ドローンによって偶然とらえられました。

そして、このSCPの異常性は以下の通りです。

  • なんの予兆もなく上空15kmに転移する
  • そのまま落下していき、JP-2が発生した場合は生存できる
  • JP-2が発生しなかった場合は落下の衝撃で息絶える
  • 対象者は不特定多数の人間

このSCPの異常性は、なんと言っても唐突に上空へ転移することでしょう。

全てにおいて「空から落ちる夢」だったと処理されるのであれば問題ありませんが、そこから絶命する可能性がある点は見逃せないことです。

さらに、恐ろしいことに落下後にJP-2が発生する異常性もあります。

この場合、飛び散った部位を含め、元々眠っていた場所へと全て転移されます。

事件

このSCPに関する事件は複数発生しています。それぞれ見ていきましょう。

第1の事件

このSCPが初めて観測された事件です。19██年6月5日のこと。

新潟県のとある町の民家において、一般住民の遺体が発見されました。死因はこのSCPであり、高所からの転落により…

また、この人物の体からは、現場の近隣にある池と同成分の水と泥が検出されました。

ただし、この時点ではこのSCPは超常現象の1つとして捉えられており、SCPの1つとして認識されませんでした。

第2の事件

それから、これがSCPと記録されるようになったのは、宮城県在住の一般男性の事件がきっかけでした。もちろんこの男性も…

第3の事件

長野県の集落では、住人7名がこのSCPの異常現象に巻き込まれ命を落としています。

第4の事件

財団のエージェント、日和氏の仮眠中に発生しました。

日和氏の身には、JP-1発生から約12秒後にJP-2が発生したため、当初の日和氏は夢であると錯覚していました。

ですが、日和氏のカウンセリングを担当した財団の研究員によってこのSCPの存在が示されました。

それから、過去1年間における「高所から落下する夢」をみた人を対象に調査を行ったところ、SCP-1315-JPの事案は、なんと1年間で2000件も存在することが示唆されたのです。

余談

推定時刻ではあるものの、宮城県在住の男性は死亡してから3時間後、長野県の人々は、JP-1から4時間後にJP-2が発生したと考えられています。

SCP-1315-JPの正体

SCP-1315-JPは、人を高所に飛ばし落下させる危険なSCPとなっています。

対象となるのは人だけではないかと見られますが、なぜこのような現象が起こるのかについては不明です。

そして、ここまで読み進めていくうちに、このSCPは対象者を選ばずに次々と狙っていることがお分かりいただけたかと思います。

ターゲットは不特定多数の人間です。

こうしたことから、現在財団はSCP-1315-JPの発生に備えて上空15kmの監視を続けて、対象者の落下地点の計算と身元の確認を行っています。

ちなみに、他者がSCP-1315-JP-1の瞬間をとらえた記録媒体を入手した場合、財団の機関はそれを削除して情報の隠蔽を行うことが決められています。

なお、JP-1のあと発生するJP-2の時間差に個体差がある点については、情報が乏しく謎に包まれています。

このSCPの考察

ここから、投稿者の考察に移ります。

初の観測とされる新潟県での出来事。民家から発見されたにも関わらず、池の泥と水が検出されたという件。これはJP-1発生後に落下し、それからJP-2が発生したことを裏付ける証拠になると考えられます。

また、宮城県の男性の件により、このSCPが記録されたきっかけとなりました。そして、報告書には「高所からの落下」と「夜間に発生する」という共通点がある旨の文章が見られました。

このことから、おそらくこれまでも、夜中にこのSCPによる異常現象が複数回発生していたと推測可能です。

また、ターゲットは全世界の人で、エージェント日和の事案により、財団が把握できていない事案の件数は年間2000件以上にのぼるとされています。

なので、財団が確認できていないだけで、このSCPの影響で息絶えた人もいれば、何も知らないまま生存し、そのまま生きている人もいる可能性がある。

そう考えることが自然だと私は考えています。

そして、このSCPがKeterである理由は、財団の力をもってしても発生するタイミングがつかめず、人を絶命させる可能性のある危険性を秘めているからではないでしょうか。

加えて、その性質上収容することができない点もオブジェクトクラスを高くしている原因だと考えられます。

そして、全人類をターゲットにしている可能性が高く収容できないという性質から、このSCPの残虐性を垣間見ることができるでしょう。

まとめ

このSCPを箇条書きでまとめると次のようになります。

  • 夢の中での落下が現実での落下と連動する異常性
  • 上空への移動経路は不明
  • 現象の原理は未解明

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

有名SCPを100種類まとめて知りたい方は以下のnoteからどうぞ。

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SCPの元ネタのリンクと著者を掲載します。

SCP-1315-JP 夢であってほしかった

著者: AMADAI
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1315-jp

この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。

今回はこの辺で。次回もよろしくお願いします。

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ありつむぎ
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