雑学

【ちょっとだけ閲覧注意】世界に存在していたやばい拷問6選

この記事を読んでくださっている方々を扇動する意図は一切ございません。また、過激な画像も一切使用していません。

どうも、ありつむぎです。

今回の記事のテーマは日本を含む世界の拷問6選です。

過激な表現が含まれているためその点もご注意ください。

それでは以下より本編に入ります。

キールハウリング

キールハウリングは、18世紀に海軍や海賊などが行っていたとされる拷問です。

この拷問の対象者はほとんど裸の状態になり、そのままロープで船に繋がれた上で海に突き落とされます。当然、たったこの程度の拷問で終わるはずもなく、その船は対象者を引きずりながら動き出します。

すると、対象者はロープで引っ張られ、海水の影響でまともに息すら出来ない悲惨な状況に追い込まれることになるのです。

加えて、船の底にびっしりとついているフジツボの固くて鋭い殻に全身をズタズタに引き裂かれ、むき出しになった肉から大量の血液を噴き出し、周囲を赤く染め上げることに。

そして、その時の痛みに苦しむ中、血の強烈なにおいを嗅ぎつけたサメが対象者の近くに寄ってくるため、対象者は、自身の体がサメの鋭い牙で噛み千切られて絶命する恐怖に支配されます。

サメの歯はカミソリのように鋭利で、指を一度噛みつかれれば簡単に千切れてしまいます。

そのため、キールハウジングは肉体と精神の両方に甚大な負担をかける最悪の拷問と言えるかもしれません。

加えて、対象者を振り回しているその船は何度も急なUターンを繰り返し、それに伴い対象者は船に当たって全身に絶大なダメージを負うことになるため、対象者が生還することはほぼ不可能だと考えて良いでしょう。

スコールド・ブライドル

スコールド・ブライドルは、「がみがみ女のくつわ」とも呼ばれている近世ヨーロッパの女性に使用されていたマスクの名称です。

このマスクは、頭部と口元を器具で覆う拷問器具で、一般的には、当時の世間の慣習に逆らったり当時はまかり通っていた常識に異論を唱えたりした女性が装着の対象になります。さらに、隣人と頻繁に喧嘩をしたり陰口を叩く女性も対象になったそうです。

そして、この拷問器具を開発した目的は対象の女性が口を利けないようにするため

なので、この拷問器具を装着された上で強引に喋ろうとすると、器具の内側に仕込まれている鋭いトゲによって口の中を引き裂かれていまいます。

また、かつてはこの器具を装着した人を晒し者にすることも度々あったらしく、その対象者は多くの人の好奇の目に晒されてさぞや恥ずかしい思いをしたことが想像出来ます。

なお、中世のスコットランドでは、前述のものと効果は似ている一方で、真っ黒の仮面という外見が全く異なる器具を使用していたそうです。

海老責

海老責(えびぜめ)は、法を犯した一方で罪を認めない人に対して行われていた江戸時代の拷問の1つです。

その方法は、対象者に両手を後ろにしてあぐらをかかせ、その状態で両足と両腕をヒモで縛りあげ、さらに別の2本のヒモで体を固定するというものとなっています。

これだけを聞くと、拷問と呼べるのかさえ怪しいものであるように感じるかもしれません。

ところが、この状態から約30分が経過すると体内の血流が停滞していくため対象者は苦痛を覚えるようになり、さらに時間が経過すると全身の皮膚の色が赤に、赤から紫に変色し、最終的には蒼白になって命の危機に晒されることになります。

そして、拷問の執行人は対象者の体が蒼白になった時点で海老責を中止し、対象者を用意した牢屋に放り込んでいたのだそうです。死んだら困るからなのでしょう。

なお、海老責の語源についてですが

  • 「対象者の姿が海老の屈んだ様子に似ているから」
  • 「対象者の皮膚の色が海老のような色になるから」

などの説があるのですが、現在もはっきりとしていません。

また、この拷問が行われる機会は少なかったようです。

仮に海老責を行うとしても、前もって対象者がむち打ちの拷問である「笞打(ちだ)」や、三角状の木の台に正座をさせて、そのひざに平たい石を積み重ねる拷問「石抱き」を受けていた場合は、数日を経て対象者の体の回復を待ち、それから実行する必要があったと言います。

鉄釘の首輪

鉄釘の首輪は、直径約20センチから30センチ程度の鉄の首輪の形をした拷問器具です生活の自由を阻害するために開発されたと言います。

そして、そんな器具の内部と外部には大量の尖った鉄釘が飛び出ており、装着している者は僅かに首を動かしただけでも自身の柔らかい皮膚に先端が突き刺さってしまいます。

そのため、鋼鉄の鋭い釘によって対象者の皮膚が引き裂かれ、そこからダラダラと流血する様子が容易に想像出来るかと思います。

加えて、この首輪はやたらと重く、対象者は自身の首を傷つけないように意識しながら生活することは極めて困難だったそうです。

なお、同じく首を痛めつける拷問方法として、絞首刑用に開発したイスの形の器具を使ったものがあり、これは、1978年に死刑制度が廃止されるまでスペインで使用されていました。

そして、当時はこの器具に死刑囚を座らせて設置した鉄製の首輪をはめ込み、器具で首を絞めて処刑していたそうなのですが、まれにこの器具を拷問のために使用したことがあったそうです。

夾棍

夾棍(きょうこん)は、古代中国や琉球(りゅうきゅう)王国で使用されていた、数本の木の棒とヒモで構成されている拷問器具です。

この拷問器具の使い方として、まずは対象者に、木の棒の間に手の指や足の指などを挿入させます。

そして、拷問の執行人は棒に通したヒモを引っ張り上げるのですが、これによって予め挿入しておいた指に甚大な負担がかかり、絶命を覚悟するほどの激しい痛みで悶え苦しむことになるそうです。

また、指ではなく足や腕を対象に使用することもあり、この拷問の様子を収めた過去のイラストには、手かせをはめられてうつ伏せに寝かされた男性が、夾棍で両足を痛めつけられようとする瞬間が描かれています。

なお、夾棍と同じく指を痛めつける拷問として「つまみネジ」という近世ヨーロッパで使用されていた拷問器具があり、かつてはこれを使って対象者の指を最大10本粉砕していたと言います。

ワニのペンチ

ワニのペンチは、別名「クロコダイルのオオバサミ」とも呼ばれている、その名の通りワニを模した鉄製のペンチです。もちろんこれも拷問器具です。

この拷問器具の対象となるのは当時の国王の暗殺を企てた人で、使い方として、まずはこの拷問器具を赤くなるまで熱します。

そして十分な温度まで達した後は、なんと対象者の男性器や指を情け容赦なく潰すのです。

然、この拷問自体で死に至ることはほとんどなかったそうなのですが、その後の大量失血や感染症などの影響で命を落とすことは多々あったと言います。

ちなみに、男性器を失うことで共通していることとして、昔の中国を含む様々な国で見られた男性器を切除する処罰「宮刑(きゅうけい)」があります。

特に、繁栄を重んじる中国では、この刑は死刑に次ぐ重い刑として認知されていたとのこと。

なお、説明した通りワニのペンチは男性器を潰す拷問器具ですが、女性の乳房を引き裂く「ブレスト・リッパー」や膣を引き裂く「苦悩の梨」といった、女性特有の部位を痛めつける拷問器具も存在していました。

苦悩の梨は、膣のみならず肛門や口を破壊するために使用されたこともあったそうです。

最後に

内容は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。

提供:キリン【考察系youTuber】

https://www.youtube.com/watch?v=k4mkJjH-rog&t=31s

ABOUT ME
ありつむぎ
ありつむぎです。ライター兼ブロガーです。 ゲームやアニメ、漫画などのサブカルチャーを紹介します。たまに雑学も紹介します。 R-18及びR-18Gのカテゴリーの記事について、未成年者の閲覧はお控えください。 記事の感想、お仕事の依頼、広告掲載のご相談等は私のXアカウント(@kmz811)へのDMもしくはサイト内のお問い合わせフォームからお願いします。
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