※この記事には、気分を害する恐れのある内容と未成年者に適さない描写が含まれています。お読みの際はご自身の判断でお願いします。
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どうも、ありつむぎです。
今回の記事のテーマは特殊性癖です。性的倒錯や異常性癖とも呼ばれる性癖を取り上げていきます。
過去にそのような性癖を複数取り上げる記事を公開しました。
そのため、ここからは過去の記事で紹介しなかった性癖を書いていきます。
目次
ピロフィリア【火炎性愛】
人間は進化の過程で文字や火などを知り使い始めました。
そして、そんな火に誰よりも魅了される人がいることも確かです。
ピロフィリアとはピロラグニアやピロマニアの他、火炎性愛とも呼ばれる、言葉通り火に対して性的興奮を覚えることを指します。
ピロフィリアの持ち主は、故意に火事を起こしたい衝動にかられます。燃え盛る炎を見て心が昂るそうです。
ただし、一般的に見られる報復や憎しみの為に行われる放火とは区別されます。
他人を苦しませたいから火を起こすのではなく、巨大な炎を見て快楽を得たいという点に違いがあります。
なお、ピロフィリアは稀な症状であり、発生の程度は1%にも満たないと言われています。
アポテムノフィリア【肉体切除性愛】
過去記事において、身体が欠損している人物に興奮する性癖アクロトモフィリアを紹介しました。
しかし、この項目で紹介するアポテムノフィリアは”四肢が欠損した状態への性的嗜好”を指します。
- 四肢を切断したり破壊したりする「行為」に興奮するのがアクロトモフィリア
- 四肢が欠損した「状態」に興奮するのがアポテムノフィリア
といった微妙な違いがあります。
ただし、少なくとも手足のない人物がキャラクターが対象となります。そのため、アクロトモフィリアはアポテムノフィリアに広義として含まれます。
さらに、pixivにおいて四肢切断と検索した場合、詳しくは言わないものの、この性癖を刺激するR-18G相当の過激な作品が多数ヒットします。
シュードネクロフィリア【擬似死体性愛】
シュードネクロフィリアという性癖があります。
ネクロフィリアのように、本物の死体に性的興奮を覚えません。タナトフィリアのように、死について考えることに興奮するわけでもないようです。
これは即ち、死体のふりをした相手が対象となります。この相手との行為に異常に興奮するようです。
犯罪に手は染めたくないが死体のようなものと行為に及び支配欲を見たしたい。
そのために、身動き1つ取らない死体のふりをした相手を一方的に攻め立てるのかもしれません。
オードントフィリア【歯牙性愛】
体の部位に興奮する性癖は数多く存在します。
一般的には、豊満な女性の胸や鍛え上げられた男性の筋肉などに興奮するでしょう。
他にも、女性の小さな胸に興奮する人もいるかもしれません。
女性の大きい乳房、即ち巨乳に対する嗜好はマモフィリアと呼ばれます。貧乳に興奮する性癖は貧乳フェチと呼ばれます。
また、鼻、足、骨、目などを対象とする性癖も存在します。
ただし、中にはオードントフィリアと呼ばれる歯に対し興奮する性癖もあります。
これは、読んで字のごとく歯に対する性的嗜好です。
さらに、本物の歯のみならず、歯茎、差し歯、入れ歯、虫歯、抜けた歯をすき好む人も存在するそうです。
トリコフィリア【毛髪性愛】
トリコフィリア、別名毛髪性愛は、言葉通り頭髪に特別な性的嗜好を有することを指します。
主に、男性が女性の髪に抱く場合が多く、ショートヘアやロングヘアの他、サラサラな髪を好み手触りの悪い髪を好むそうです。
例外として、ゴワゴワした髪を好む人もいると言われています。
なお、トリコフィリアという言葉はあまり浸透しておらず、pixivでは単に髪フェチという言葉がタグとして使用されています。
さらに、シンプルに「髪の毛にのみ性的興奮をおぼえる」場合もあるのですが、「切り落とした髪の毛に異常に執着する」という場合もあるようです。
ちなみに、この性癖は世界各地で古くから知られる存在で、19世紀のヨーロッパではエビングという精神科医が研究対象としていました。
また、長い髪を切り落とされる様子を好む人のために、断髪シーンを映した作品が裏で取引されているそうです。
さらに、動画編集ソフトを使用し、自身の手で断髪シーンを集めつなぎ合わせ1つの映像を作る人もいると言います。
トランスヴェストフィリア【性転換性愛】
男性から女性になるのは女体化、女性から男性になるのは男体化と呼ばれます。
こうした要素は、創作物においてTSものと呼称される場合があります。
そして、「男性に性転換した女性」に興味を持つことは「ジィネミメトフィリア」で、「女性に性転換した男性」に興味を持つことは「アンドロミメトフィリア」と呼ばれます。
この2つの性癖を合わせてトランスヴェストフィリアと呼びます。
なお、具体的な作品名は言いませんが、無職だった主人公の成人男性が、ミステリアスな薬の影響で女体化した上に体が縮み、後に中学校の転校生として生活する作品がありました。
そんな主人公は、作中において唯一無二の魅力があると評価され、現在も一部の層から人気を集めています。
この他にも、創作上でキャラクターが性転換する描写がありました。
女体化および男体化の影響で、キャラクターがかわいくもしくはかっこよくなり、これまで知らなかった意外な一面と魅力が引き出されることがあります。
そして現在、こうした性癖を持つユーザーのために、性転換したキャラクターが登場するR-18の作品から全年齢対象の作品まで幅広く出版されています。
クロノフィリア【年齢差性愛】
クロノフィリアは、年齢差のある相手を対象とする性的嗜好です。性別も関係ないとされています。
幼い少年や少女が年上の女性もしくは男性に恋をし行為に及ぶ。逆もまた然りです。
さらに、成人女性が7歳から22歳の少年や青年を対象とするヘベフィリアや、成人男性が7歳から18歳頃の少年を対象とするペデラステなども、クロノフィリアに包括される存在だと言われています。
実際に、現在コンテンツの1つとして知られているオネショタやオネロリなどもこの性癖に当てはまると考えられます。
ちなみに近年では、性別や年齢差にとらわれず、自由に恋愛や行為に及ぶケースが多く見られるようになりました。
そのため、クロノフィリアは特殊性癖および異常性癖の1つに含まれているものの、その他の性癖と比較した場合”異常”と呼ぶには程遠いという意見も見られます。
最後に
※倒錯的な性癖が含まれる物事に手を出す際は法律に触れない範囲でお願いします。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。