どうも、ありつむぎです。
今回は、世界に存在している心霊スポットを解説してきます。
この記事で取り上げる場所には怖い噂が多々ありますが、あくまで噂です。
なので内容を鵜呑みにせずに話半分で読んでくれるとありがたいです。
昆池岩精神病院
最初に昆池岩精神病院を解説します。映画にもなった恐怖の病院です。
昆池岩(コンジアム)精神病院は、韓国の地区の1つ、京畿道(キョンギド)の山奥にある、白くて角張ったコンクリート造りの病院です。
この精神病院は、当時は大勢の患者が利用していたのですが、後にこの病院は閉院し、廃墟となってしまいました。
閉院の原因は・・・
「この病院の高齢の院長の息子が海外に移住してしまい相続者がいなくなった」
と言われているのですが、いつしか「院長が精神病を患い自決した」「病院の患者が次々と謎の死を遂げた」といった理由で閉院したと噂されるようになりました。
それと同時に「この病院では患者の幽霊が出る」とも噂されるようになりました。
そんな噂を聞き付け、肝試しのためにこの病院に足を運んだ人は
- 「患者らしき幽霊を見た」
- 「内部で人のうめき声が聞こえる」
などと報告するようになり、2012年にはアメリカの放送局「CNN」によって世界七大禁断の地に指定されています。
2018年には、この病院の噂や怪異を元に「コンジアム」というホラー映画が製作されました。
なお、現在この病院は「韓国最恐の心霊スポット」と呼ばれているのですが、現在は厳重に管理されているため立ち入ることは出来ません。
仮にこの病院に無断で侵入した場合は、日本円で約540万円の罰金の支払いを命じられるそうです。
ボーリー牧師館
次はボーリー牧師館です。非業の死を遂げた僧侶の怨念があるとされています。
ボーリー牧師館は、1863年のイギリスのエセックス州に建てられた、23個の部屋が用意されているレンガ造りの2階建ての館です。
この館は、ある教会の牧師であるヘンリー・ブルという男性が、自身の妻と14人の子どもを住まわせるために建設したのだとか。
さらに、世話係の数人のメイドを雇って豊かな生活を送っていたそうです。
ですが、噂によるとこの館が建てられる前は、複数の僧侶が共同生活を送る施設「僧院」が建てられていたとのこと。
そこで暮らすある僧侶が、禁止されている一方で10キロ離れた場所で暮らすある女性の僧侶と恋に落ちてしまったそうです。
それから2人は駆け落ちを試みたものの、2人の僧侶は先輩の僧侶に見つかり処刑されてしまったのだとか。
それ以来、この土地やその周辺に幽霊が出没するようになったそうです。
そのため、ボーリー牧師館の内部では
- 「処刑された女性の僧侶が歩く姿が目撃される」
- 「常にいたずらをするような音が響く」
- 「庭に敷いていた石が飛び交う」
などの怪異が何度も起き続けたそうです。
しかし、当時この館で暮らしていたヘンリーたちは、こうした怪異に驚くことはおろか嬉々として知人やメイドたちに話していたそうです。
ちなみに、ボーリー牧師館は1939年に火事で焼失し、1944年にはがれきが撤去されてしまったのですが、現在もその跡地を見るために多くの観光客が足を運んでいます。
デリング・ウッズ
次はデリング・ウッズです。
デリング・ウッズは、イギリスで最も呪われている村としてギネスブックに登録されている村、「プラックリー」から3キロ先にある鬱蒼とした森です。
この森では・・・
- 「18世紀に森の中で首を吊って自決した男性の幽霊が出る」
- 「ハイキングをしている人たちの前に多数の幽霊が飛び出してくる」
といった怪異の他、「昼夜問わず鼓膜を刺激する人の悲鳴が響き渡る」といった現象も起こっているため、地元の人からは、叫ぶ森を意味する「スクリーミング・ウッズ」と呼ばれています。
また、SNSにはこうした現象を収めた動画が多数投稿され、多くの人が怪異の原因を探ったとのこと。
しかし、現在も幽霊が出没する原因や悲鳴の発生源は不明となっています。
なお、この森に足を運んだ人によると、前述した首を吊って自殺した男性の幽霊は、出現すると同時に悲しそうな表情を浮かべ、何かを訴えるように手を差し伸べてきたそうです。
トゥーンバ
次はトゥーンバです。幽霊がひしめく巨大な街として知られています。
トゥーンバは、オーストラリアのクイーンズランド州に位置する、色彩豊かな花々と近代的な建物が見られる巨大な街の名称です。
この街には、美術館や公園があり、観光スポットとして人気が高いのですが、不可解なことに
- 「赤いドレスを着た幽霊」
- 「墓石に座る幽霊」
- 「髭を生やした幽霊」
などの多種多様な幽霊が何度も出没していることでも有名です。
また、こうした幽霊に襲われたり体を触られたと報告する住民もいるそうです。
そのため、この街に住む人によって、幽霊を調査するための団体「トゥーンバ・ゴーストチェイサーズ」が結成されました。
この団体は、幽霊の目撃情報やその姿を収めた写真を収集しながら、この街で幽霊が出没する原因を探っています。
また、そんな調査の中で、前述の赤いドレスを着た幽霊の正体は、1944年に電車に轢かれて死亡した「エリザベス・パーキンス」という一般女性であるという説が浮上しました。
どうやら、彼女が死亡した駅で彼女の名を呼ぶと、その声に応えるように謎の足音が響いたそうです。
なお、この街で幽霊が多数見られる原因は、トゥーンバが幽霊にとって住み心地のいい場所であるからだと考えられているのですが、現在もはっきりとした理由は分かっていません。
ちなみに、あるトーゥンバに訪れた観光客によると、トゥーンバに滞在してから2日目に酷い頭痛を覚え、夜にベッドに入った後は何者かに見られている感覚に襲われ始めたのだとか。
しかし、帰国すると頭痛や視線はなくなったそうです。
イースタン州刑務所
最後はイースタン州刑務所です。全米一呪われている刑務所と言われています。
イースタン州刑務所は、1829年にアメリカのペンシルベニア州最大の都市、フィラデルフィアに建てられた巨大な刑務所です。
この刑務所では、伝説のギャング「アル・カポネ」や、銀行強盗として有名な「ウィリー・サットン」の他、合計7万5千人もの凶悪な犯罪者を収容していました。
しかし、監獄の室内の温度は極めて低く、寒さで命を落とす人も多々見られました。さらに、この刑務所の態度の悪い受刑者は看守による拷問を受け、次々と命を落としていきました。
こうした事情から、この刑務所内では・・・
- 「不可解な物音が聞こえる」
- 「黒い影が見える」
- 「この世のものと思えない不気味な声が聞こえる」
- 「一度に100人の霊が出現する」
といった怪異が起こっているのだそう。
また、この刑務所の4番目の監獄の内部で、死者の魂とされている光球「オーブ」や黒い影が目撃されるようになりました。
なので、いつしかイースタン州刑務所は、「アメリカの刑務所の中で最も呪われている刑務所」と噂されるようになりました。
なお、この刑務所は1971年に閉鎖されて以降、観光スポットとして公開されました。
現在も自由に内部を見学することが出来るのですが、一部の見物客は、刑務所内で白い幽霊や謎の影を見てしまったと報告しています。
最後に
内容は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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