…奴らは

SCP-682(不死身の爬虫類)

あらゆる攻撃や環境に適応し、生存し続ける極めて危険な存在として知られています。

攻撃されるたびに耐性をつける強さもそうですが「×すことが不可能」である点が、この存在の異常性でもあります。

なぜSCP-682は不死身なのでしょうか。異常な適応能力の原理はどのようなものなのでしょうか。

本記事では、SCP-682の不死性について考察していきます。

SCP-682(不死身の爬虫類)

SCP-682は、巨大な爬虫類のような外見を持つ存在であり、極めて高い知性と強い敵対性を備えています。

喋ることも可能で、数名の農夫を×したことについて財団の博士に問われた際「…奴らは…忌まわしい…」と語っています。

SCP-682は、人類を含むあらゆる生命に対し強い憎悪を示しています。

また、このSCPの最大の特徴は異常な再生能力と適応能力。

物理的な破壊、化学的攻撃、環境変化などにも短時間で適応し耐性をつけ、生存を続けることが確認されています。

そのため、現時点においてSCP-682は収容できていても破壊は不可能となっています。

SCP-682が持っている不死性について

さて、ここでSCP-682の異常性について疑問が生じるかと思います。

  • あらゆる攻撃へ適応できる謎
  • 驚異の再生能力
  • 強い敵対性を持っている謎

これらを踏まえると、SCP-682は単なる生物ではない可能性が見えてきます。

仮説1 究極の生命体説

SCP-682は、あらゆる攻撃に対し瞬時に適応可能な生命体であると考察します。

通常の生物は、怪我をした場合長い時間をかけ肉体を自然治癒する一方、SCP-682はそれを瞬時に行っている。そうとは考えられないでしょうか。

この場合、受けた攻撃を治癒しつつ最も有効な形態へと変化し、生存を維持していることになります。

一方で、圧倒的な治癒速度や耐性の獲得方法については説明不可能です。

仮説2 自身の状態の上書き説

SCP-682は、未知の力によって「自分が生存している状態」を維持するように自身の存在を書き換えていると考えられます。

つまり、ダメージを受けても回復しているのではなく「ダメージを受けていない状態」に瞬時に戻っているということです。

この場合、SCP-682の不死性の本質は驚異的な再生能力ではありません。

「自身の状態の上書き」に近い形になるでしょう。

ありつむぎ
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即ち、どれほど塩酸の中にぶち込まれても息絶えない理由になります。

ただし、どのようにしてその上書きが行われているのかは不明のままです。

仮説3 存在破壊否定説

SCP-682は「破壊されることを許されていない存在」という説も提唱します。

つまり、数多くの攻撃を受けてもなお、SCP-682は必ず生存するということになります。

SCP-682の適応や再生は結果であり「消えない」と定義されたルール上の存在なのでしょう。

この仮説は、財団が行うあらゆる手段でのSCP-682の破壊行為に失敗している事実と整合性が取れます。

とはいえ、定義されたルールの起源については説明できません。

ありつむぎ
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それと、自分で言っておいてなんですがこの仮説は無理があるような気がします。

有力な仮説

このうち投稿者は、仮説2の自身の状態の上書き説が最もしっくりきました。

具体的には言いませんが、SCP-682は実験により全身の大半を破壊されてもなお自己再生し、肉体を修復しました。

このSCPは文字通り不死身であり、ありとあらゆる攻撃を受け耐性を高める凶悪な存在になると見るべきでしょう。

結論 SCP-682の本質とは

以上の仮説を踏まえると、SCP-682は単なる不死の生物ではなく「存在を維持するために自らを変化させ続ける存在」である印象を受けました。

起源は不明とはいえ、SCP-682の本質は生き続けることに特化した存在という点にあります。備えている強い敵意は、生存のために外敵を排除するという極端な形で表れていると見るべきでしょう。

そして、SCP-682の怖さは、圧倒的な攻撃性能ではなく「何をしても破壊不可能」という終わりのない部分にあります。

なお、「×ねないこと自体もこのSCPの異常性」であるとも言えます。

不死身の爬虫類とSCP-999

そんな不死身の爬虫類ですが、SCP-999ことくすぐりオバケと対面した際、SCP-999を破壊しようと豪快に踏みつぶしました。

ところが、SCP-999はそれに動じず動き続け、SCP-682を笑わせることに成功しています。

SCP-682の根底にあるのは憎悪で、笑いとは相反するものがあります。

しかし、SCP-999が持っている可能性がある「感情を上書きする能力」

それにより、SCP-682は憎悪の感情を強制的に上書きされ、笑いという感情を表に出したと考えるのが自然です。

また、SCP-682は酸などに耐性を持っているものの、幸福といった非攻撃的な刺激には無力であったため笑い声をあげたのかもしれません。

もしくは、幸福および快楽への耐性がない状態でSCP-999の影響を受けたことから、SCP-999の効果が発現したとも考えられます。

SCP-682という絶対的な悪とSCP-999という絶対的な善が衝突し、結果として前者が敗北したというのは大変興味深いことかと思います。

不死身の爬虫類とSCP-053

実験記録に記述されているのですが、SCP-682はSCP-053 幼女に対し反応しませんでした。

SCP-053は3歳くらいの幼女で、このSCPの近くにいた人は激しい被害妄想に襲われ×人衝動に駆られるようになります。それから、このSCPの×害を試みた人物は命を落とします。

そして、SCP-682はこのSCPを一切攻撃しなかったのです。

SCP-682は、あらゆる存在を攻撃するSCPです。そのため、これは例外的な実験結果として知られています。

おそらくですが、SCP-682の攻撃衝動とSCP-053の周囲に攻撃性を発生させる能力が同時に発生することで2つの効果が打ち消されたのかもしれません。

もしくは、SCP-053の能力によるものとも考えられます。

前述したように、このSCPは「自身の×害を試みた人物は命を落とす」という能力を持っています。それは、不死身であるSCP-682にも影響を与えると推測できます。

このことから、SCP-682は未知の力でSCP-053の能力を認識し、自身に悪影響を及ぼすと判断したためSCP-053に攻撃しなかった。そのように見るべきでしょう。

まとめ

SCP-682についてまとめると次のようになります。

  • SCP-682は巨大な爬虫類のような外見を持つ敵対的な存在。
  • SCP-682は圧倒的な治癒力と攻撃への耐性を獲得する力を持つ可能性がある。
  • SCP-682の怖さは「何をしても破壊不可能」という終わりのない部分にある。
  • SCP-682はSCP-999に敗北した。
  • 理由は不明であるものの、SCP-682はSCP-053に攻撃しなかった。
ありつむぎ
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最後に

ありつむぎ
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内容は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
タイトル: SCP-682 – 不死身の爬虫類
原語版タイトル: SCP-682 – Hard-to-Destroy Reptile
訳者: 訳者不明
原語版作者: Dr Gears, Epic Phail Spy
ライセンス: CC BY-SA 3.0
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