どうも、ありつむぎです。
今回は、ゲームに登場するおぞましいトラウマキャラを18体取り上げていきます。
目次
ギーグ第2形態

ギーグ第2形態は、1994年に任天堂から発売された「Mother2」におけるラスボス「ギーグ」の2番目の姿で、ギーグが第2形態に移行するとギーグの明確な姿はなくなり、ゲームの背景と同化します。
その姿は、苦痛に表情を歪める人間や無数の胎児のシルエットのような生々しさを露わにしています。
さらにギーグ第2形態による
- 「キモチイイ・・・」
- 「アー・・・アー・・・」
- 「ネスサンネスサンネスサンネスサンネスサン」
といった狂気に満ちたセリフもギーグ第2形態の恐ろしさを助長しています。
また、ギーグ第2形態のデザインはMother2の開発に携わった糸井重里さんが少年時代に体験したとあるトラウマが元になっているようです。
「すごく不快なものを作りたかった」
糸井さんはそう話しており、その言葉撮りに、その姿は人間の精神に著しく負荷をかけるような狂気が露わになっています。
チェーンソー男(チェーンソー姉妹)

チェーンソー男(姉妹)は、2005年にカプコンから発売された「バイオハザード4」に登場する、大型のチェーンソーを振り回す凶悪な敵です。
バイオハザード4における序盤で出現する一方で、手に持っているチェーンソーには主人公の命を一瞬で奪い去る「即死」の判定があります。
したがって、主人公がこのチェーンソーの刃に触れた直後は、胴体や首が切り裂かれて絶命します。
そしてプレイヤーは、チェーンソー男のこのような恐ろしさに多大なプレッシャーを抱えながらゲームを進めることになります。
さらに、道中においてチェーンソー姉妹が集団で出現し、一斉にこちらに襲い掛かってくる姿はプレイヤーに計り知れない絶望をもたらしました。
青鬼

青鬼は、2004年に「nopropsさん」によって手掛けられたパソコン対応のホラーゲーム「青鬼」に登場する敵キャラです。
この青鬼の姿は、「ブルーベリーみたいな色をした裸の巨人」とゲーム内のキャラクターが発言している通り、青鬼は真っ青かつ一般的な人間の身長を凌駕しています。
この青鬼というゲームでは、プレイヤーが自身の知恵を駆使して謎の館から脱出することを目的としていますが、その脱出を妨げるように、青鬼は館の至るところから出現して主人公たちの命を奪うべく襲い掛かってきます。
青鬼の正体については
- 「改造が施された人間」
- 「実験の失敗作」
といった説がある一方で依然として正体は分かっておらず、「正体不明」といった性質もまた、青鬼の恐ろしさに拍車をかけています。
クリーパー

クリーパーは、2011年に発売された「マインクラフト」に登場するキャラクターです。
その体は、緑と白の配色かつ単純な立体で構成されており、クリーパーはプレイヤーにおもむろに近づき、数秒間の点滅の後に大爆発を引き起こします。
このクリーパーの爆発は、周囲にある地面や壁のみならず建築物や主人公の体力を大幅に削り取ります。
そして、仮に主人公が爆発の攻撃を耐えたとしても、そこからはクリーパーによる甚大な被害を受けた建築物の再建築を余儀なくされました。
インヤン

インヤンは、1997年にスクウェアから発売された「ファイナルファンタジー7」に登場する敵キャラで、筋肉質でしまりのある体は白く、常に口角が吊り上がった頭部が2つ付いています。
インヤンは、ファイナルファンタジー7のストーリーには関与しない雑魚敵の1体として登場します。
その姿が不気味でありつつ、インヤンが主人公たちの攻撃を受けると
- 「インは喜んでいる」
- 「ヤンは興奮している」
という悪趣味なメッセージが表示され、このメッセージを読んだプレイヤーを戦慄させました。
また、インヤンの戦闘力の高さから、当時の攻略本に「こいつは倒そうと考えずに遭遇してしまったらさっさと逃げた方がいい」といった注意喚起が掲載される事態に発展しました。
レッドピラミッドシング

レッドピラミッドシングは、2001年にコナミデジタルエンタテインメントから発売された「サイレントヒル2」に登場する敵キャラで、ピラミッド型の物体を頭から被った姿は筋肉質で、手には大きな鉈を持っていることが特徴です。
ストーリーを進めていると、1人の女性を惨殺し、クリーチャーを犯したりするレッドピラミッドシングの姿を目撃するようになります。
さらに、主人公を幾度となく追い回し、即死させる鉈の一撃を食らわせてくるため、レッドピラミッドシングは数多くのプレイヤーから恐れられていました。
太田ともえ

太田ともえは、2006年にソニー・コンピュータ・エンタテインメントから発売された「SIREN2」に登場する敵キャラクターで、肥大化した灰色の顔から伸びている細い足でプレイヤーに近づいてきます。
SIREN2には、「闇霊」と呼ばれる存在が人の死体に憑依することで誕生する複数のキャラクター「闇人」がいます。この項目で紹介するのは「太田ともえ」という女性の遺体に憑依した闇人です。
そして、画像にもあるような醜悪な容姿で衝撃を与えて、それに加えて「正面からの攻撃を無効化する」という能力により、プレイヤーをパニックに陥らせました。
しかし、その様子を遠くから観察していると、時折「都会ってどんなところかなぁ」といったセリフを口にしており、そのセリフに可愛らしさを覚えたプレイヤーもいたそうです。
硫酸男

硫酸男は、2002年にカプコンから発売された「クロックタワー3」に登場する敵キャラです。ガスマスクと緑色の作業着を着用しており、背負ったタンクに入っている硫酸を容赦なく発射してきます。
この、硫酸男の性格を表現していることとして「命の奪い方」があります。
作中において、硫酸男はとある親子を生きたままドラム缶に押し込んだ後、硫酸を豪快にかけるという惨い方法で命を奪っています。
さらに、硫酸をかけられ苦しむ親子に対して、硫酸男は「どうだぁ?硫酸風呂の湯加減は?」と言い、その様子を近くで見ていた主人公に気が付くと「お前も硫酸風呂に入ってみるかぁ?」と発言していることから、硫酸男の歪な精神がうかがえます。
ミミック

ミミックは、1988年にエニックスから発売された「ドラゴンクエスト3」で初登場したモンスターで、緑色の宝箱の淵には鋭い牙が生えそろい、宝箱の奥からは長い舌が飛び出ています。
ミミックは、ダンジョン内の宝箱に化けて主人公一行を待ち構えていますが、特筆すべき点はその戦闘力の高さがあります。
特に、ミミックのスキルの1つである「痛恨の一撃」は、こちらのパーティメンバーのうち1体をほぼ確実に葬る威力を秘めているのです。
さらに、ザラキと呼ばれる即死呪文も頻繁に使ってくることから、ミミックは凶悪な敵としてプレイヤーから認識されています。
リセットさん

リセットさんは、2001年に任天堂より発売された「どうぶつの森シリーズ」に登場する、大きなツルハシを手にしたキャラクターです。
リセットさんは、プレイヤーが、どうぶつの森のプレイデータをセーブせずにリセットしてゲームを再開することで地面の中から出現し、怒鳴り声をあげながらプレイヤーの行動を咎めてきます。
リセットさんの登場はあまりにも唐突で、加えて開口一番に怒鳴り声を発するため、幼少期のプレイヤーの心にトラウマを植え付けました。
実際に「リセットさんが出てきた途端ビックリして泣いてしまった」と振り返るどう森ファンが大勢います。
人面蟹

人面蟹は、2017年にゲーム会社「日本一ソフトウェア」から発売されたPS4、Nintendo Switchなどに対応しているアクションゲーム「深夜廻(しんよまわり)」に登場する敵キャラクターです。
このキャラクターは、名の通りに蟹の胴体やハサミ、長い脚などを持っているのですが、その中心部分には、不気味かつ虚ろな目を持つ人間の顔面がへばりついています。
また、このキャラクターは決められたエリア内をひたすら左右に動き続けるのみで、主人公に攻撃を仕掛けてくることはありません。
ですが、近づいた際は容赦なく攻撃して死に至らしめるため、プレイヤーは、このキャラクターに出来る限り近づかないよう気を引き締めざるを得ませんでした。
くちゃら花嫁

くちゃら花嫁は、2017年にゲーム会社「エクスペリエンス」から発売された、PSvita、PS4などに対応しているホラーアドベンチャーゲーム、「死印(しいん)」に登場する、引き伸ばされた首と2つの巨大な黒目を持つ花嫁姿の怪物です。
この怪物は、ゲームの舞台となる「H市」内のとあるエリアに設置されている公衆電話を利用する人の近くに出現し、クチャクチャとガムを嚙むような不快な音を立てながら、くぐもった声で「あなた見たの?」と尋ねてきます。
その後、「見てない」と返答すると命は助かるのですが、仮に「見た」と答えると、この怪物は突然強い敵意を示し、命を奪うために恐怖の質問を繰り返してきます。
双子のシェフ

双子のシェフは、2017年に配信された、PS4やパソコンなどに対応しているホラーゲーム「LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-」に登場する2体のキャラクターです。
ブヨブヨのグロテスクなマスクをかぶり、病的に肥えた体を揺すりながら、謎の巨大な船「モウ」の厨房で料理を作る仕事を担当しています。
ですが、モウからの脱出を目指す主人公の少女「シックス」を厨房内で見つけると、即座に仕事を中断し、彼女を捕獲するために奇声をあげて襲い掛かってきます。
ブロブロス

ブロブロスは、2000年に「エニックス」から発売されたPS用ソフト「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」に登場する、巨大な目玉とブヨブヨしたピンク色の肉塊、巨大な牙などで構成されたモンスターです。
このモンスターは、ゲームに登場する脳みそがむき出しになったラストボス「オルゴ・デミーラ」の最終形態が戦闘中に取る、自身の体の肉を引き千切って飛ばす「肉片飛ばし」という行動によって生み出される存在です。
生み出された後は、守備力を下げる呪文「ルカナン」や、こちらのパーティの動きに大幅な制限をかける特技「なめまわし」などを使用してプレイヤーを苦しめてきます。
ぴょんたろう

ぴょんたろうは、2020年に「任天堂」から発売されたNintendo Switch用ソフト、「あつまれどうぶつの森」に登場する、水色のオーバーオールを着用した黄色いウサギのキャラクターです。
このキャラクターは、ゲーム内の4月に開催されるカラフルな卵を集めるイベント「イースター」の主催者として登場します。
プレイヤーに向かって陽気な口調で話しかけ、コミカルにダンスをする特徴があります。
しかし、このキャラクターには
- 「プレイヤーが離れた途端疲れたように深いため息をついてダンスを止める」
- 「背中に謎のファスナーが付いている」
- 「目が笑っていない」
といった闇を感じる不可解な点が存在しており、表情豊かで心優しいキャラクターが多数登場するあつ森において異彩を放っています。
また、ぴょんたろうは、プレイヤーに後方から話しかけられることを必要以上に恐れており、こちらが聞いてもいないにも関わらず、プレイヤーに対して「ちなみに着ぐるみじゃないからね…」と口にしています。
ヒヒュドラード

ヒヒュドラードは、2011年に「スクウェア・エニックス」から発売されたニンテンドーDS用RPG「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー 2 プロフェッショナル」に登場する裏ボスです。
巨大な体と見開かれた水色の目玉、長細い手足、6本の黒い触手を持っています。
このボスは、ゲーム内で訪れることが可能な隠しエリアに足を運び、そこの力を貪欲に取り込んで力を付けた知性を有するモンスター「邪獣ヒヒュルデ」の変身後の姿です。
ですが、その変身の代償によって知性を失ってしまったらしく、戦闘の際のヒヒュドラードは「乱暴に腕を振り回す」「自身の首を揺らしながら甲高い咆哮を上げる」などの野性味あふれる挙動を見せ、目の前の敵をなぎ倒す殺戮兵器のように暴れ狂っています。
古ぼけたお人形さん

古ぼけたお人形さんは、2014年にゲーム会社「アトラス」から発売されたニンテンドー3DS用RPG「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス」に登場する敵キャラクターです。
このキャラクターは、ゲーム内のエリアの1つ「放課後悪霊クラブ」に出現し、全身を床に埋めた状態で、自身の頭部についている青い和服を着用した小さな日本人形を見せつけながら主人公たちににじり寄ってきます。
そして、このキャラクターが戦闘態勢に入ると、真っ赤な肌、あらぬ方向に曲がった2本の腕、縦に3つ積み重なった巨大な頭部といった特徴を持つおぞましい本体を露わにするのです。
さらに、こちらのパーティメンバーを一定の確率で即死させるスキル「マハムドオン」や、大ダメージを与える氷属性のスキル「マハブフダイン」などを情け容赦なく放ち続け、こちらのメンバーを殺しにかかります。
きゅうきょくキマイラ

きゅうきょくキマイラは、2006年に任天堂から発売されたGBA用RPG「MOTHER3」のキャラクターです。
このゲームのステージの1つ「キマイラ研究所」で登場し、ピンク色の体と4本足、胴体まで裂けた口とそこから生えた鋭い牙を見せつけてきます。
このキャラクターは、狂暴な性格と類を見ない戦闘力を有しているため、主人公たちがこのキャラクターに触れると一方的に牙で全身を食い千切られ、問答無用でゲームオーバーとなるのです。
なお、このキャラクターは、ストーリーの途中で一度戦闘不能に陥ります。
しかし、後に復活し、主人公たちがキマイラ研究所の次に攻略しなければならないエリア「エンパイアポーキービル」のトイレの個室でなぜか主人公を待ち伏せしていて、主人公を見るが早く牙を突き立ててきます。
最後に
内容は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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