たった今ものすごく怖いことが起こったの解説【2chの怖いスレッド】
ありつむぎです。
今回は、2chの怖いスレッド「たった今ものすごく怖いことが起こった」を解説していきます。
なお、このほかのネット上で語り継がれている怖いスレッドは「2ch系の怖いスレッドまとめ」で紹介しています。
はじまり
2017年の深夜、スレ主は「話していい?」と言ってスレッドを立てたあと、他のスレ民たちから拒否されているにも関わらず、自分の身に起きた怖いことについて話し始めました。
スレ主によると、このスレッドを立てる前は、自宅のアパートから自転車で25分の位置にある勤め先のパン工場で仕事をしていたそうです。
そして、その仕事が終わった深夜、スレ主は自転車にまたがって帰路についたのですが、突然感じた喉の渇きを解消するために、近くの自動販売機で飲み物を買おうとしたとのこと。
ところが、ぼんやりと光を放つ自動販売機の近くには、不可解なことに身長が140センチほどの謎の老婆が佇んでおり、老婆はスレ主の顔をじっと見つめてきたそうです。
この老婆を見たスレ主は、無意識のうちに嫌悪感を覚えたため、10分ほど自転車をこいだ先にあるコンビニに向かい、そこで飲み物を買うことに決めました。
それから、コンビニの駐車場まで来たスレ主は入店を試みたのですが、その直後、そのコンビニの中に、自動販売機の近くにいたあの老婆が立っており、透明なガラスの壁越しにスレ主を直視していることに気が付きました。
この事態を受けたスレ主はただならぬ恐怖を覚え、再度自動販売機に戻って飲み物を購入した後、急いで自宅のアパートに戻り、二階にある自室の玄関のドアを開けようとしました。
しかし、そのドアには「息子 飲み物 3本 息子 飲み物 6本」などと書かれた謎のメモが貼ってあったとのこと。
スレ主は「この貼り紙は老婆が用意したものだ」と直感的に判断し、帰宅したことがばれないように、あえて貼り紙をはがさずに自宅に入ってドアに鍵をかけ、カーテンの隙間から外の様子を観察することにしました。
謎の言葉
観察を始めてから20分後、スレ主は、コンビニで見た老婆が首を左右に動かしながらスレ主の自宅に向かって歩く姿を目撃しました。
この姿を見たスレ主は、自身が老婆に狙われていることを確信し、部屋の電気を消してカーテンを閉め切ると、自身の恐怖心を誤魔化すために所持しているスマホにイヤホンを挿入し動画の視聴を始めました。
しかし、外からは老婆と思しき人物の階段をのぼる音が聞こえてきて、次の瞬間、スレ主の自室のインターホンを何度も鳴らす音が2分以上に渡って響きました。
その音は一旦おさまったものの、その1分後、今度は男性の怒鳴り声と共にインターホンが何度も鳴らされました。
スレ主は「今自分の部屋の玄関に立っている者は老婆ではない」という安心感を覚えドアを開けると、そこにはスレ主の2つ隣の部屋に住む男性が立っていました。
男性は「スレ主が何度もインターホンを鳴らしてくるから眠れない」と不可解なことを口にしました。
この時、スレ主が「自分はずっと部屋にいたから勘違いだ」といった主張をして男性と口論を始めると、途中で、スレ主と男性の部屋の間の部屋から床を踏み鳴らすような激しい音が鳴り響きました。
それから部屋のドアが開いたのですが、なんとそこから出てきたのはあの老婆で、老婆は男性に向かってこう叫び、部屋に戻っていったそうです。
「気持ち悪い!気持ち悪い!水かぶって、気持ち悪い!水かぶったんだったら、早く飲み水も持って行きなさい!全く、マッケンカンの人はこれだから私が困る!!」
監視用の目
その後、スレ主と男性は和解しそれぞれの部屋に戻っていきました。
スレ主は自室で、パン工場での仕事、謎の老婆の存在、男性との口論などで疲れ果てていました。ところが、徐々に老婆に対して怒りを覚え始め、自室から出た後、老婆の部屋の前に立ち、悪意をもってインターホンを鳴らし続けました。
すると、再度老婆が姿を見せ、またしても「気持ち悪い!気持ち悪い!水かぶって、気持ち悪い!マッケンカンとミッキヨーシにきてた!!!気持ち悪いんだから、早く引っ込めえええええ!!!」と意味不明な言葉を叫んだそうです。
そのため、スレ主は何も言い返すことができず、老婆が部屋に戻る様子をただぼうぜんと眺めていたと言います。
このように書き込んだあと、スレ主はスレ民に対し、こうした奇妙な出来事について意見を求めたのですが、多くのスレ民からは「スレ主は精神的な病にかかっていて、現実と妄想が混在した状態に陥っている」「老婆や一連の出来事は全てスレ主の妄想である」といった意見が書き込まれました。
また、スレ主と老婆は、どちらも自動販売機、コンビニ、アパートと同じ順番で向かっている。
このことから、スレ主と老婆は同一人物、即ち「スレ主は病気の影響で、スレ主自身と妄想の産物である老婆の2つの視点を一時的に持つようになった」というとんでもない指摘をするスレ民も見られました。
しかし、スレ主は自身が病気であることを認めないままスレ民たちとやり取りを続け、後に「自分が見た老婆の顔」と称した、歪な輪郭と焦点が合わない目を持つ謎のイラストをアップロードしました。
なお、このイラストの横には謎の目が描かれており、スレ主いわく、この目は「監視用の目」とのことです。
さらに、追加でアップロードした不気味なイラストを使いながら「監視用の目は顔の側面にあるが、顔の正面の2つの目が見ているものと同じものを見ている」とも説明しています。
加えて、スレ主は3枚目のイラストを公開し監視用の目の説明を続けたのですが、その説明には整合性がないため、スレ民たちは大いに困惑し、スレ主の思考とスレ主が描いた恐ろしいイラストに対してただならぬ恐怖を覚え始めました。
また、あるスレ民が「監視の意味が分からない。他の言い方はないか?」と質問したところ、スレ主はこのように説明しました。
「監視は大前提で、個人の行動は全ての人間に共有されている。この監視下で何かしらの悪行を働けば、近日中にその分だけ自分に嫌なことが起こる」
こうした意味不明な説明を聞いたスレ民たちは、もっとかみ砕いた説明を求めたのですが、突然スレ主は「あ、まずい」と書き込んだあと、スレッドから姿を消してしまいました。
監視用の目の正体
スレ主による整合性のない説明や、監視用の目という未知の存在が実在することを前提として話す様子。
このことから、当時のスレ民後にこのスレッドを紹介したネット上の記事では、投稿者の認識に何らかの異常が生じていたのではないかと考える意見も多く見られます。
スレ主の話に現実味がない理由は、深夜まで働いていたことによる疲労や睡眠不足などが、投稿者の認識に影響していたのではないかと推測することもできますが、真相は不明です。
一方、このスレッドを怪談として捉えれば、投稿者の言う「監視用の目」が本当に存在し、多くの人間がその存在に気付いていないだけなのではないか――という不気味な解釈もできます。
また、2chで自身の考えを語っていることが「監視している者」に知られてしまったと感じ、投稿を止めたのではないかと解釈することもできるかもしれません。
最後に
このほかの不気味なスレッドについては「2ch系の怖いスレッドまとめ」で紹介しています。

