本記事には、特定の作品、団体、個人等を貶す意図は一切ございません。
どうも、ありつむぎです。
今回は、タイトルにもある通りゲーム関連の炎上事件を5件紹介します。注目度の高かったゲームに関する事件も簡単にまとめているので、よければご一読ください。
牧場物語炎上事件
牧場物語炎上事件は、2021年にゲーム会社「マーベラス」から発売された「Nintendo Switch」用ソフト「牧場物語 オリーブタウンと希望の大地」の内容をめぐって起きました。
このゲームは、人気シリーズ「牧場物語」の最新作で、ゲームシステムとしては、街の住人とのコミュニケーションと、荒れ果ててしまった牧場を1から開拓し、思い通りの牧場を経営出来る面白さに焦点が当てられています。発売前から長年の牧場物語のファンから期待が寄せられていました。
ですが、いざ発売されると、このゲームでは「場面転換の際のロード時間が長すぎる」「過去作に存在した家畜や野菜の品質を競い合う大会が削除された」「牧場を発展させるとゲームの動作が重くなり快適にプレイできなくなる」などの粗が見られるようになりました。
また、従来の牧場物語は優しく愛のある世界観がベースになっていました。
ですが、この作品には
- 「三毛猫を大量に繁殖させてその個体を売り、お金を稼ぎたい」
- 「カレー味のチーズが食べたいからメスの牛にカレーを食べさせよう。その牛から搾ったミルクで作ったチーズはカレー味になるはずだ」
といった、動物に対するいまいち愛が感じられない発言をするキャラクターが登場するため、プレイヤーの心はかき乱されたようです。
そして、こうした事態に対して牧場物語の長年のファンは「オリーブタウンは早急に牧場物語の看板を外してくれ」と怒りの声を上げています。
サクラ革命炎上事件
サクラ革命炎上事件は、2020年に「セガ」から人気作品「サクラ大戦」の最新作として配信されたソーシャルゲーム「サクラ革命 〜華咲く乙女たち〜」の内容をめぐって起きました。
このゲームの内容は、プレイヤーがゲームの主人公として選択した「大石義孝(よしたか)」もしくは「大石由良(ゆら)」が、ゲームに登場するキャラクターと交流しつつ全国をめぐって味方を集めて、敵対する存在「降鬼(こうき)」との激闘を繰り広げるといった心躍るものとなっています。
そんなサクラ大戦の新作に、長年のファンたちは配信日を心待ちにしていました。
ですが、このゲームの公式Twitterが「サクラ革命の事前登録者数が30万人を超えた場合は人気VTuberを声優として起用する」というキャンペーンの開始を宣言します。
すると、ファンたちは「マジで勘弁してくれ。VTuberの声優起用なんて望んでいない」と否定的な声を上げ、サクラ革命とセガに対する不信感を募らせていきました。
それから、配信されたこのゲームのプレイヤーは
- 「バトルが単調すぎてつまらない」
- 「キャラクターの育成に使うアイテムの入手率が低すぎる」
- 「ゲームシステムが古臭い」
などと誹謗中傷に相当するコメントを投稿しました。
一部のプレイヤーは「サクラ革命のキャラクターがブサイクすぎる」と批判し、このゲームに「ブサイク革命」という蔑称を付けています。
なお、サクラ革命の開発費用として30億円が使われたそうです。
ですが、2021年1月の時点でサクラ革命の売り上げは7000万円程度で、その後の売り上げも伸び悩んだらしく、公式は2021年6月30日にこのゲームのサービス終了を決定しました。
ダイパリメイク炎上事件
ダイパリメイク炎上事件は、「株式会社ポケモン」から発売された「Nintendo Switch」用ソフト「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」の内容をめぐって起きた事件です。
このゲームは、2006年発売のニンテンドーDS用ソフト「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」のリメイク版となっています。
そのため、このゲームは発売前から多くのポケモンファンから期待が寄せられていました。
そんな中、2021年2月にポケモンの公式がポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールの最新情報と簡単な紹介動画を投稿しました。
しかし、その動画で確認できるゲームのグラフィックは粗く、ポケモンの過去の作品のキャラクターは4頭身程度であったものの、キャラクターは不自然にも二頭身に変更されていました。
さらに、このゲームは長年ポケモンの開発に携わってきた「株式会社ゲームフリーク」ではなく、CGを制作している「株式会社イルカ」が開発していることが判明しています。
こうしたことから、ファンからは
- 「本当にガッカリした」
- 「何でゲームフリークが作らないんだよ」
- 「グラフィックどうにかならなかったの?」
などのコメントが寄せられました。
また、このゲームが紹介された後は、2022年発売のゲーム「Pokémon LEGENDS アルセウス」が紹介されたのですが、このゲームの開発には株式会社ゲームフリークが携わっており、ゲームのグラフィックのレベルも高くなっています。
そのため、ファンたちは「公式はダイヤモンド・パールのリメイクではなくPokémon LEGENDS アルセウスに力を注ぎたいのだろう」と推測しました。
それと共に、ファンたちからは公式がダイヤモンド・パールのリメイクを軽視している印象を抱かれるようになり、SNSには不満の声が多数投稿されました。
スマブラSP炎上事件
スマブラSP炎上事件は、「任天堂」から発売されたNintendo Switch用ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」に登場するキャラクター「Mr.ゲーム&ウォッチ」の行動をめぐって起きました。
このキャラクターは、相手に攻撃する際、様々な姿に変身するユニークな特徴を持っているのが特徴です。
例として、燃え盛る松明を振りかざし、相手の体に炎を押し当てる攻撃技「ファイアアタック」をする際は、アメリカ大陸の先住民「ネイティブ・アメリカン」に変身します。
しかし、この変身後の姿を見た海外のネットユーザーが「ファイアアタックの表現はネイティブ・アメリカンへの差別を助長している」などと抗議したため炎上してしまったのです。
そして、任天堂は謝罪した後、ファイアアタックをしているMr.ゲーム&ウォッチの頭部からネイティブ・アメリカンの象徴である羽飾りを削除するアップデートを施すことになりました。
じんるいのみなさまへ炎上事件
じんるいのみなさまへ炎上事件は、2019年にゲーム会社「日本一ソフトウェア」から発売された「PS4」「Nintendo Switch」対応ソフト「じんるいのみなさまへ」をめぐって起きました。
このゲームのストーリーは、主人公の少女「榛東京椛(しんとうきょうか)」とその友人たちが、突然人が消滅して荒廃した秋葉原でサバイバル生活を送るというものとなっています。プレイヤーは京椛を操作して秋葉原を探索し、サバイバルをする上で役立つ可能性のあるアイテムや食材を探すことになります。
しかし、このゲームは
- 「レベルの低いグラフィック」
- 「劣悪な操作性」
- 「主人公の足が遅くてゲームのテンポが損なわれている」
- 「僅か10時間程度でクリア可能なスカスカのボリューム」
などの問題点があるとされ、プレイヤーたちから指摘されてしまいました。
さらに、ゲームのBGMやキャラクターのボイスが突然消えるバグがあったため酷評が相次ぎました。
また、このゲームには、500円の追加コンテンツを購入しない限りストーリーの真のエンディングを見ることができないという仕様があったため、SNSやAmazonレビューは大いに荒れてしまいました。
最後に
以上で解説を終了します。ここまで読んでいただきありがとうございました。
提供:キリン【考察系youtuber】
https://www.youtube.com/watch?v=61L63TeFzYQ&t=202s