どうも、ありつむぎです。
今回は、おすすめのexeゲームを3作品解説します。マリオやけものフレンズのexeゲームも解説しています。ネタバレを含んでいるのでご注意ください。
ゲームのダウンロードはそれぞれの項目の最下部のリンクからどうぞ。
exeゲームを知らない方は以下のリンクをご覧ください。
https://dic.nicovideo.jp/a/exe%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0
Mario.exe
最初はMario.exe(マリオエグゼ)です。
スーパーマリオブラザーズをモチーフとした作品となっていますが、ルイージのみ操作可能です。全部で4ステージ存在しています。
まず、最初のステージの1-1は、オリジナルのスーパーマリオブラザーズよりも簡単な作りになっています。よほどのことがない限りミスすることはありません。
しかし、ゴールの先にはマリオが待ち構えていて、マリオはルイージを見ると低い笑い声をあげ、手にした松明で城の中にいたキノピオたちを焼き殺します。
そして直後、トラップが発動します。ルイージはそのトラップをかいくぐって次のステージである1-2に突入します。
しかし、ステージに入る直前に「よおルイージ。俺はお前と遊びたいんだ」という英語のメッセージが表示されます。
1-2の舞台は地下のエリアです。
そのエリアでは、体を粉砕されたキノピオの遺体や黄緑色のキノコが見受けられます。
ルイージがこのキノコに触れるとリアルな嘔吐の音が流れるため、この音を聞いて気分が悪くなった人も続出したそうです。
さらに奥に進むと、一見無傷のキノピオを見かけることになります。
ですが、近づいた途端、そのキノピオの顔と奇声が画面を支配し、唐突にミニゲームが始まります。失敗したら死亡確定です。
さらに、このミニゲームをクリアした先には別のトラップが待ち構えています。
このトラップはMario.exeの難所の1つとなっています。
そして、続くステージ1-3では、精神を揺するようなBGMが流れ続けます。さらに、ルイージが足場から落下すると、肉体がリアルな音を立てて砕けます。
また、プレイヤーがこのエリアを最後まで進めると、この作品の最も恐ろしい要素である、マリオの不気味な顔のドアップと巨大な奇声に驚かされます。
そして、最後のステージであるE-0では、エリアの奥に進むたびにノイズと砂嵐が発生し、ステージの一番奥に進むと、不敵にほほ笑むマリオの姿が確認出来ます。
そのマリオはルイージが触れた途端に消え失せますが、来た道を戻っていると、突然赤い霧が立ち込めて、刃物を持ったマリオがルイージに襲い掛かってきます。
このマリオからはどのように操作をしても逃げ切れず、最終的には、血みどろの背景と惨殺されたルイージやキノピオの遺体、そしてゲームオーバーの文字、プレイヤーを見据えるマリオの姿が画面に表示されます。
なお、スタート画面には「彼は死ななければならない」と書いてあります。
この文字の意味は、ルイージの死はゲームを開始した時から決まっていることを意味しているとされています。
以下のリンクからダウンロードできます。
https://coolrash.jimdofree.com/2015/04/24/mario-exe/
Sonic.exe
次はSonic.exe(ソニックエグゼ)です。
あの人気アクションゲームのソニック・ザ・ヘッジホッグをモチーフにした作品です。プレイヤーは、ソニックでお馴染みの人気キャラクターを選択し、それぞれ1ステージずつ、合計3ステージを攻略していきます。
最初は、テイルスという黄色い配色のキャラクターを操作して、「HILL ACT 1」という明るい背景のステージを攻略します。
しかし、このステージのBGMは非常に不穏です。ステージには、動物の血まみれの死骸が散らばっており、そんな死骸が無造作に重なる様子は、オリジナルのソニックにはない恐ろしさを演出しています。
そして、さらに先に進むとBGMが停止し、奥で待ち構えていたソニックと、燃え盛るステージを舞台にかくれんぼをすることになります。
ただし、テイルスは結果としてソニックに捕まってしまい、ソニックに内臓をえぐられて死亡します。
続いて、ナックルズという赤い配色のキャラクターを操作して「お前は逃げることが出来ない」いうステージを進んでいくことになります。
そのステージは終始空が赤黒くて不気味で、画面を覆う砂嵐とステージに付着している血液が焦燥感を煽ります。
その後、ナックルズも抵抗虚しくソニックに殺されてしまい、続くDr.エッグマンというキャラクターも同様の運命を辿ります。
それからソニックは、Dr.エッグマンを倒した後に「I am god」、つまり「俺は神だ」と宣言します。
なので、この作品の物語は、ソニックが仲間たちを惨殺して神になる内容だと考えることが出来ます。
なお、この作品には隠し要素が存在しています。
この要素をこなすことで、黒いリング状のアイテムをキャラクターごとに1つずつ合計3つ入手することが可能です。そして、このアイテムを3つ手にした状態でエンディングを迎えると、突然真っ暗なステージに飛ばされます。
それから、プレイヤーは、ソニックを操作してステージを進みます。
仕掛けは特にありませんが、先に進むたびに意味深長な英文や恐怖画像が次々と表示される上に、甲高い悲鳴も響き渡ります。
さらに、画面には「私は怒って虐殺怒って殺した」を始めとした不可解な日本語が表示されるようになります。
以下のリンクからダウンロードできます。
https://gamejolt.com/games/sonic-exe-the-game/16239
けものフレンズ.exe
最後は、けものフレンズ.exeです。
人気アニメけものフレンズをモチーフにした横スクロールアクションゲームで、プレイヤーは、けものフレンズの主人公のかばんちゃんと思しき謎の人間のキャラクターを操作してステージを進めていきます。
この作品に登場するハリネズミやスローロリスなどの動物の姿はとても親しみやすいのですが、主人公はそんなキャラクターの命を次々と奪っていきます。
なお、このような描写は1周目によるもので、2周目では、主人公が道を塞ぐ動物たちに愛を与えながら、謎の敵キャラクターであるセルリアンを倒していきます。
そして、最後はサーバルというキャラクターと友達になって終了しますが、この時サーバルは、プレイヤーに対して「二度とゲームを起動しないでね」といったメッセージを投げかけてきます。
その言葉に反してゲームを起動すると、強制的に3周目が始まります。
そこでは、主人公が1周目と同じく多くのキャラクターを惨殺していきます。途中で、フレンズの一体であるアライグマのアライさんが何度も泣きながら説得をします。
それに構うことなくプレイを続けると4周目が始まります。
そこでプレイヤーは、複数の動物が合成されたキメラのようなキャラクターと戦うことになります。
このキャラクターの攻撃手段は、人気ゲーム「アンダーテール」に登場するオメガフラウィというボスの攻撃にどことなく似ています。
加えて、この戦いではアンダーテイル特有の白黒の戦闘画面も表示されるため、この作品の製作者のアンダーテイル愛を感じることが出来ます。
なお、この作品の物語は、結果的に主人公が身勝手の限りを尽くすという救いのない内容であると判断出来ます。
なので、この作品のプレイヤーや実況動画を視聴した人からは
- 「俺の知ってるけものフレンズじゃない」
- 「原作愛が感じられない」
- 「後味が悪すぎる」
といった批判が投稿され、一時は炎上騒動にまで発展しました。
しかし一部のプレイヤーは、この作品はけものフレンズを侮辱するために作られた訳ではないと考えています。
このプレイヤーたちは、主人公はかばんちゃんの姿をした全くの別人であるという説や、かばんちゃんが本性を露わにしたことで始まった、もう1つのけものフレンズであるといった説を提唱していきます。
なお、この作品には、主人公が動物の骨を回収する要素があるのですが、この要素は、現実世界の人間による動物の乱獲の風刺であると言われています。
以下のリンクからダウンロードできます。
http://inatsuka.com/extra/kemonofriends.exe/
最後に
以上で解説を終了します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
提供:キリン【考察系youtuber】
https://www.youtube.com/watch?v=7avF3VGp-Zg&t=40s