ゲームを愛する人のブログ

気になったゲームや、その他のことについて書いていきます。

闇の深いレトロゲーム4選!怖い?裏設定?

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かつて、各種ゲームメーカーは思うがままに自由な発想を元にゲームを製作していました。

キメラ、人造人間、スプラッター、闇の深さ、ブラックジョークなど、今の時代では批判ばかりされてしまうような要素がかつてのゲームには多いに含まれていました。

怖さや醜さとは無縁であるように見える正統派なゲームであっても、何処かに闇が紛れていたりするものです。

このブログでは、かつて発売されたゲームの「闇の深さ」について書いていきます。

Rtype(アールタイプ)

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Rtype(アールタイプ)は、1987年7月にアイレムという会社からゲームセンターに導入された横スクロールシューティングゲームです。

地球外生命体である「ゾイド」という敵を倒すため、人類が宇宙に飛び立ち立ち向かうというシンプルなストーリーが展開されるこのゲームは、不気味でありながらどこか魅力的なボス敵や、簡単にはクリアさせてくれない鬼畜難易度が特徴であり、第一作品が発売されてから現在に至るまで数多くのファンたちに愛されています。

そんなRtypeには、プレイヤーが操作する戦闘機のパイロットに関わる闇の深い要素があります。

まず、初代Rtypeのパイロットは、脳ミソのみが自機のコンピュータに接続されており、Rtype2では四肢が切断されて胴体と頭部のみとなったパイロットが内部ユニットの一部として繋がれています。

Rtype3では「幼体固定処理」という肉体年齢を止める処理を施された実年齢23歳、肉体年齢14歳の女性パイロットを機体に直結しています。

これは、成人した人間の入るスペースを圧縮することによって、人類の叡智たる武器や機体にとって利点となる装置を積むことが出来るといいます。

さらに、未知の敵との闘いには人体の適切な処理は不可欠であるという事実から採用したそうです。

なお、どのシリーズにおいても、このような処理を施されることはパイロットたちの意志に反していたようですが、情けを掛けている暇なんてないと言わんばかりに強制的に処理されて機体に直結されたと言います。

また、パイロットとゾイドとの交戦によって得られた情報は機体に設置されているコンピュータから自動で送信され、仮に戦闘を終えて機体と共に地球に帰還しようとしても、パイロットとその機体は「人類の敵」として扱われ地球外で処分されてしまうそうです。

東方見文録

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東方見文録は、1988年の11月にナツメという会社から発売されたアドベンチャーゲームです。見「聞」録ではなく見「文」録だそうです。

ストーリーは、文録という大学生が大量のお金を目当てに自作のタイムマシーンで過去に渡り、そこで出会ったマルコポーロという名の男と共に「黄金の国ジパング」を目指して旅に出るというものです。

ローマ法王デオパルトや元の国を統一したことで有名なフビライハンなどが登場しており、他にも史実に基づいた人物や国が多数登場することも特徴です。

そして、このゲームの闇の深さはストーリー終盤にあります。

旅立ちから6年経過した後、文録はふと元軍から日本を救った「神風」が起こらないことに疑問を持ちます。

そこで次作のタイムマシーンを遠隔操作し無理やり神風を起こそうとしますが、操作ミスにより神風違いの「神風特攻隊」を呼び寄せてしまいます。

それによって元軍は全滅し、さらには友であったマルコポーロも特攻の巻き添えを受けて命を落としてしまいます。
 
文録は、失意のうちに気を失って海を漂流しますが、目を覚ますと見知らぬ場所に辿り着いていたことに気が付きます。

そこは「時の団地」と呼ばれる場所で、時に介入した犯罪者を永久に収容するという施設でした。

文録は、不正に時間を操作して「神風特攻隊」を呼び寄せるという史実と異なる行為を犯したために犯罪者としてこの場所に連れてこられ、元の世界に戻れないばかりか一生そこで暮らしていかなければならなくなります。

自らの不手際でマルコポーロを失い、そしてこれからここで暮らすことになってしまった文録は顔を歪めて発狂し、「おかあ・・・さ~ん・・・おかあ・・・さ~ん」と母を呼び続ける場面でゲームは終わってしまいます。

驚くべきこととして、これこそが真のエンディングであるということです。

主人公が幸せになれるというハッピーエンドは用意されておらず、犯罪者となって発狂する以外に何もないという不条理極まりない結末は、まさに闇と言えるでしょう。

なお、このゲームの没データの中には、特攻により顔面がはじけ飛ぶという惨たらしい有様で亡くなっていくマルコポーロのグラフィックが入っていたとのことです。




えりかとさとるの夢冒険

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えりかとさとるの夢冒険は、1988年9月にナムコより発売されたアドベンチャーゲームです。

兄妹である「えりか」と「さとる」という名の2人の主人公が「時の冠」というアイテムを求め、動物たちが暮らすメルヘンチックな世界を旅するというオーソドックスなストーリーが展開されます。

グラフィックやBGMは高水準なものでありストーリーの破綻もないことから一定の評価を得ているとのことです。

また、2人同時プレイが可能であり、2人でプレイしている時にしか遊ぶことの出来ないミニゲームも用意されていていることも特徴です。

そして、このメルヘンチックなゲームの内容と相反するとてつもなく過激で黒い隠しメッセージが隠されていることが判明しました。

それは、ゲームが発売されてから16年後の2004年のことです。

解析者の手によって判明したそのメッセージは、2chのレトロゲーム板のスレッドにて公開されて話題となったのですが、そこには「ひでむし」というニックネームを使用していたゲームスタッフによる同業者に対する恨みや怨念が長々と記されています。

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彼がひでむしだそうです。

以下よりそのメッセージの一部を紹介します。

「開発途中で男と逃げた お×ら か×る!てめェーだよ!てめェー!前の晩 6回も××××してシャワーも浴びずに会社に来るなよ」

「お×まち た×や!てめェーだよ!てめェー!ヘラヘラしながら仕事するんじゃねェー!ブクブクブクブク腹出しやがって。だから18000円払ってもキスできないんだ」

この他にも、このゲームにおいてコンティニューをするために必要な復活の呪文の中にも2つのメッセージが確認されています。

「いいか みてろ きさま いまに こ×す」
「やめた こんな やつら はやく う×ろ」
 
なお、このような言葉を残した「ひでむし」なるスタッフが誰かについては分かっておらず、現在どこにいるのかさえ不明のままとのことです。

また、このゲームには他にもメッセージが隠されているのではないか?と考えている人も多いようで、現在に至るまで解析作業が進められているとのことですが、どの内容も長い年月が経った今だからこそ明かせるようなものばかりと言えるでしょう。

魔道物語

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魔道物語は、株式会社コンパイルによって発売されたダンジョンRPGです。

このシリーズの第一作品である「魔道物語1-2-3」は、主人公であるアルルが塔に登って魔道玉というアイテムを3つ回収するといった卒園試験に挑むところから物語が始まります。

このゲームは、主人公のアルルが魔法を唱えた際に流れるボイスやオートマッピング機能の搭載が売りである他、HPやMPは数値化されず「痛さのホームラン」「げげげ、内臓吐いちゃうよ」などのアルルのセリフにより状況が表現される「ファジーパラメーター」と呼ばれる斬新なシステムが採用されていることも特徴です。

そして何より、このゲームの闇の深さを表しているのは幼稚園児が相手をするには不相応なモンスターの存在と一部のテキストのグロさです。

塔に現れるモンスターは気持ち悪いものが多く、雑魚敵の一体であるゾンビは「自身の腐った頭部や体の一部をこちらに投げて攻撃」してきますし、ゲロ蜘蛛というモンスターは文字通りゲロを吐きかけてきます。

また、腐人というモンスターの説明においては「顔右半分が×げ落ちて狂ったように左向きにぐるぐる回っている」と説明に書かれており、「×臓、血、骨が体を突き破り噴き出る」といった悪趣味全開なテキストもあるようです。

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こいつが腐人です。

さらには腐人を倒したとしても、そこから一定の確率で「腐泥虫」というモンスターが出現し、アルルに飛び掛かって彼女の口の中に入り込んできます。

数々のキモイモンスター達と戦うアルルですが、彼らとの戦闘後も「バッチィなあ」と一言発するだけで勇ましく進み続けるという幼稚園生とは思えない図太さは圧巻です。

また、このゲームは落ち物パズルゲームのルーツとなっており、この作品に登場している「アルル」「トリオザバンジー」「カーバンクル」などは「ぷよぷよシリーズ」の有名キャラクターとして登場しています。

最後に

以上が、闇の深いゲームについてでした。

昔のゲームは本当に表現が自由ですね。規制強化が顕著な今の時代では批判ばかりされそうな内容ですが、投稿者はこれらのゲームが発売されていた当時が羨ましく思います。