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【ゲームレビュー】Switchで配信された「ゆめにっきのリメイク」をやってみたよ

このブログでは、ゆめにっきのリメイク作品であるDreamDiaryという作品のレビューを書いていきます。




まずは原作のゆめにっきについて書くよ

ゆめにっきは、「ききやま氏」が手掛けたフリーゲームです。「窓付き」と言う名前の、三つ編みの女の子を操作し、不穏でありながら魅力的な夢の世界を散歩するという内容となっています。

原作のゆめにっきには、明確な目的やゲームオーバーが存在せず、ストーリーや、登場するキャラクターの説明やセリフも全くありません。窓付きも一切喋りませんしほとんどリアクションも取りません。

不気味かつ、生理的嫌悪感を催す風景の中を歩き、目に付いた物体に近づき触れる...このゲームにおいて出来ることはこれだけです。

進めば進むほどに謎が深まり、何処までも不気味な世界が続きます。

しかし、それこそがこのゲームの最大の魅力です。意味がなさそうだけれど「窓付き」にとっては何か重要な意味があるのかも...といったように、プレイヤー自身が「ゆめにっき」と言う作品を、より深く考察し楽しむことが出来るのです。

ゆめにっきという作品には、他のゲームではマネ出来ない魅力が詰まっていると言えます。

リメイク版について

2月の下旬に、ゆめにっきのリメイク「DreamDiary」という作品が任天堂Switchにて配信されました。


YUMENIKKI -DREAM DIARY-|ダウンロード版

ゆめにっきの創始者「ききやま氏」が全面監修した作品らしいです。

原作と違って3D化し、アクション要素とホラー要素がふんだんに盛り込まれた作品です。更には「明確な目的」が用意され、エンディングも2つ用意されています。

このゲームを遊んだ感想

結論から言うと「ガッカリ」しました。

リメイクと聞いて嫌な予感はしていたのですが、案の定原作ファンをことごとく落胆させる内容でした。 以下より詳しく解説します。

不要な要素が多過ぎる

まず1つ。やることが多すぎます。

本来ゆめにっきというゲームは、プレイヤーの赴くままにのんびりと歩き、好きなように遊べる内容です。

それなのに、何故リメイクした途端にパズルを解く、アクションを駆使して進む、敵から逃げるといったプレイを「強要」してくるのでしょうか。

さらには、専用のアイテムを入手しなければ先に進めないという要素もあり、アイテムを探すというプレイヤーへのストレスを与えてきます。

これはもはや別のゲームです。アクションゲームとして見ても動きがモッサリとしてますし、ホラー要素も薄いです。バグの多さも目に余ります。

敵から逃げることに集中力を削がれて、夢の世界を堪能出来ませんし、何より「何度も敵に捕まりリスタート」して、逃げ方を覚えることを前提に作られたギミックには辟易しました。

物語を進めるために必要な、仕掛けを解くためのアイテムのありかも使い方も分かりにいです。初見では間違いなく詰んでしまうようなものばかりです。

そもそも、ゆめにっきはホラーでもアクションゲームでもありません。仕掛けを解くといった煩わしさとも無縁です。

どのジャンルにも属さない唯一無二の作品なのです。

それなのにどうして...



ストーリーを説明し過ぎている

原作は、プレイヤーが自由に考察出来る点が大きな評価ポイントでした。

特に夢の内容は考察のしごたえがありました。一見悪夢に見えるけれど、実は別の意味があるのではないか...といったように。

それ関わらず、このリメイク版では単なる「窓付きにとっての怖い夢」に留まってしまいました。

原作ファン達の中では、「夢の世界」は窓付きにとっての救いであるという考えを持つ人が一定数います。

醜い現実から離れ、自分だけの居心地の良い場所を置こうとしていると。誰かにとっては恐ろしい世界だけれど、窓付きからすれば、自分のためだけに存在しているこの上なく居心地の良い世界であると。

もちろん答えはありませんが、それ故に様々な考察の余地がありました。

このリメイク版では、そんな少数派の意見を全否定し、単なる「悪夢」であると結論付けました。

おぞましい敵、窓付きを陥れようとするギミック、原作には無かった「怖がる仕草」、恐怖のあまり飛び起きるといった要素がそれを物語っています。

...。


何故そうも短絡的に答えを導き出してしまうのか。不明瞭かつ心惹かれるストーリーを、何故詳しく説明するのか。多様な意見の出るゲームの良さなど関係ないということでしょうか。

本当に「ききやま氏」はこのゲームに携わったんですかね?

エフェクトに明確な役割を持たせてしまっている

原作のゆめにっきには「エフェクト」と呼ばれる要素が登場します。

エフェクトは夢の中でのみ作用します。

例えば「ロングヘアー」というエフェクトを入手し使用すると、窓付きの髪型がロングヘアーになります。

「笛」を入手すると可愛らしく演奏します。

しかし、エフェクトのどれをとっても大して意味の無いものばかりです。

演奏をするだけ、髪型が変わるだけ。ゲームを進める上ではどれも不要なものばかりです。しかし、それらは窓付きにとってどのような象徴なのか?なぜ夢の中にそんな物があるのか?

原作には、そんなことを考える楽しさが盛り込まれています。


ところがリメイク版になった途端、何とそれらエフェクトに意味を持たせてきました。

笛の演奏を聴かせて必要なアイテムを貰ったり、傘を使って2弾ジャンプをしたりします。

もはや、エフェクトは窓付きのためのものではなくなってしまいました。ゲームを進めるためだけに存在する、無味乾燥な「道具」に成り果てたのです。

エフェクトを「攻略に必要な道具」にした、開発担当者に小一時間問い詰めたいところです。

結論

まあ要するに「ゆめにっきのリメイク」はプレイするに値しないゲームということです。

原作ファンなら尚更です。やればやるほど後悔します。


参考程度にこの記事もどうぞ
↓↓↓
「ゆめにっき」の新作「YUMENIKKI -DREAM DIARY-」の感想!原作の良さを潰したクソゲーです!


投稿者もリメイク版をプレイしましたが、スーパーボールで遊んでいた方がマシだったと今も後悔しています。


YUMENIKKI -DREAM DIARY-|ダウンロード版


晒すという目的でリンクを貼っておきます。

もし「ゆめにっき」に興味を持たれた方は、無料で配信されている「原作」をプレイすることを強く推奨します。

以下のリンクから無料でダウンロード出来ます。ゆめにっきをプレイするために必要なPCとRPGツクールを用意してからダウンロードしてくださいね↓

ゆめにっきの詳細情報 : Vector ソフトを探す!


では、今回はこの辺で。