初代ポケモンで登場した、モルフォンとバタフリーというポケモン。
見た目こそ違えど、どちらも蝶をモチーフにしているとされています。
モルフォンはコンパンから。バタフリーはトランセルというポケモンから進化することがゲームにおいて正しいとされいますが、実はこの進化については逆であった可能性があることをご存知でしょうか?
今回のブログでは、モルフォンとバタフリーの都市伝説について書いていきます。
進化後の姿は逆だった?
今でこそ、トランセルはバタフリーに、コンパンはモルフォンに進化することが当たり前になっていますが、本来は進化後の姿は逆であった可能性があるそうです。
つまり、コンパンはバタフリーに。トランセルはモルフォンになるはずだったと言われています。
製作者のミス?
初代ポケモンはバグの多さで有名ですが、ポケモンの進化後の姿を間違って設定してしまったことが、有力な説として挙げられています。
元々、初代のポケモンにはバグが多数存在しています。欠番の存在、釣り上げられるミュウなどです。
なので、この進化後の姿の設定ミスも、バグと同様に気が付かなかったのでしょう。
途中で気がついたのかもしれませんが、今更変更することは出来ず、今日に至るまで間違いが訂正されることなく続いているのでしょう。
元ネタと図鑑の説明について
バタフリーは【モルフォチョウ】
モルフォンは【アゲハ蝶】
をモデルにしていると言われています。
モルフォンの羽はアゲハ蝶のように尖っており、バタフリーの羽は丸みを帯びています。
このようにそれぞれの羽の形で判別できる他、以下ような図鑑説明も判断の材料となります。
とりポケモンに おそわれると ツノからにおいを だして ていこう するがえじきに なることも おおい。 『ポケモン サン』
これはキャタピーの図鑑説明です。
ツノから悪臭を放つというこの特性はアゲハ蝶の幼虫特有であり、他の蝶の幼虫にはない特性です。
モルフォンは羽の形からアゲハ蝶をモデルにしていると言われており、進化前のキャタピーの説明とも合致します。
なお、アゲハ蝶をモチーフに考案されたアゲハントとモルフォン羽の形は、非常によく似ていることが分かります。
これらのことから、モルフォンはキャタピーの最終進化形態である可能性があります。
見た目について
これらのポケモンをよく見てみましょう。
コンパンの目はバタフリーと同じであり、触覚の形もこの2匹のポイントの共通点と言えます。
モルフォンのツノ(のようなモノ)は、どことなくトランセルの顔の突起の名残であるように見えます。
また、トランセルとモルフォンの体には横線が数本入っており、これもまた共通点として挙げられます。
進化後や前のポケモンには、それぞれ何かしらの名残や共通点があります。
蛹から蝶になるという面では、トランセルからバタフリーになることは分からなくもありません。
ところが、コンパンからモルフォンになる際には共通点が存在せず、その名残すらないです。
それどころか、コンパンの複眼を捨てて別の目に差し替えるというのは奇妙な話です。
特性について
コンパンとバタフリーの特性は、複眼と呼ばれる命中率をあげる効果のあるものです。
対してモルフォンの特性は鱗粉です。
このように特性がガラリと変化しているのもまた、進化先の設定ミスを裏付ける証拠となりえると考えられます。
体重について
進化先の設定ミスである根拠として、ポケモンの体重があります。
トランセルの体重は約10キロですが、進化した途端に32キロと体重が著しく増加しています。
対してコンパンとモルフォンはこのようになっています。
コンパンは30キロ。モルフォンは12キロとこちらは何故か激ヤセしています。不思議ですね。
これら虫ポケモンの体重のあまりにも増加および減少量が大きすぎることが分かります。
もしもこれが、コンパンからバタフリー。トランセルからモルフォンであれば、体重の変化に違和感を感じることはなかったことでしょう。
最後に
以上が、モルフォンとバタフリーの都市伝説についてでした。
以下のサイトを元に書かせていただきました。
http://pokemon-matome.net/articles/112946.html