今か今かと、11月15日の発売日を待ち望まれているポケモン剣盾。任天堂ダイレクトにて様々な情報が提供されて、新たなポケモンやシステムが明らかになってきましたね。
そして最近のことですが、どうやらある人物がストーリーにおける黒幕なのではないか?と、Twitterやネットで囁かれています。
彼こそが、その黒幕なのでは?と考察されているキャラクターです。
名前はダンデ。無敗を誇る、ガラル地方におけるポケモンチャンピオンだそうです。
優しくて人当たりが良いと説明されている彼が、なぜ黒幕と囁かれているのか?
今回は、【ダンデ黒幕説】というワードを題材に、考察を以下より書いていきます。
なぜ無敗なのか?
黒幕説の根拠として挙げられるポイントの1つです。説明によりますと、どうやら彼は1度も負けたことがないそうです。
引き分けはあったかもしれませんが、少なくとも全ての試合において敗北をすることなくこれまでやってこれたとか。
妙に怪しいですよね?チャンピオンとはいえ1度も負けていない?いついかなる時も?負け知らずでチャンピオンに登り詰めて、そして今も無敗を継続している?
…本当にそんなことがあるのでしょうか?
何か裏側で、黒い組織の力が働いているような気がしてなりません。
負けることがないように、対戦相手のポケモンにコッソリと手を加えたり、不測の事態と称して意図的に対戦会場を誰かに荒らさせて、試合自体をなかったことにしたりと、いくらでも邪推が出来てしまいます。
無敗という言葉はやはり引っかかります。裏があるように思えてなりません。
花言葉の意味
ダンデライオン=(タンポポ)名前のダンデは、タンポポから取ったことが分かるかと思います。
何故花言葉かと言えば、前作であるサンムーンに登場するキャラクター達にも花の名前が使われていました。
グラジオ(グラジオラス)、ルザミーネ(日本語に直すとホウセンカ)など、現実に存在する花の名称から名付けられています。
詳しくは以下のリンクをどうぞ
↓↓↓
https://youtu.be/v-jV7IbUgVo
さて、ダンデの元となるタンポポの花言葉には、真実の愛、愛の信託といった意味合いがあるようです。
素直に受け止めれば、ダンデの家族に対する愛情を表していると思えます。
ダンデには、離れて暮らすホップという弟がいます。彼に対する素直な愛情を表しているのではないかと捉えられます。
しかし、少し歪んだ発想に切り替えると、【何かへの溺愛や執着心および忠誠心】と捉えることが出来ます。
それに、信託という言葉には、神の意思に従うと言った意味があります。
神への愛を盲信しているということでしょうか。
何かを崇め、崇拝しているのかもしれません。その何かというのは、ダンデにとって神に値するような憧れの人物なのか、それとも伝説のポケモンに対するものなのか?
今の時点では分かりませんが、この花言葉は引っかかりますね。
前作について
前作で登場した【エーテル財団】は、グズマ率いる団体(スカル団)と裏で結託していました。
さらに、その取締役であるルザミーネは、非常にタチの悪い黒幕でしたよね?
やけに目立っている人物が、あたかも味方かのように登場して突然裏切る…という前例が出来ている以上、もしかしたら、今作において目立っているダンデも、ルザミーネ同様に何かしらのタイミングで主人公達を裏切ってくる可能性はあります。
裏側に真の黒幕がいる?
これはあくまで投稿者の推測です。
ゲームの王道パターンにはよくある話ですが、表向きではいかにも怪しげな人物をあたかも黒幕であるかのように仕立てておいて、全く別の人が元凶として動いている。黒幕と思っていた人は単なるコマでしかなかった…といったパターンが度々あります。
つまり、ダンデを裏で操る何者かが実は潜んでいるのではないかと僕は思ったわけです。
それは今作の博士かもしれませんし、ダンデの弟かもしれません。
黒幕ではない可能性もある
これらは全てデタラメで、事実無根である可能性もあります。
かつて、ポケモンXYにて、プラターヌ博士と呼ばれる人物が、黒幕なのではないかと囁かれていたことがありました。
言動や姿などで怪しいと思われていたようですが、残念なことに黒幕どころか人思いの良い人物でした。
なので、ダンデも良い人で終わる可能性もあります。
裏とは一切絡みがなくて、背後に真の黒幕もいなくて、純粋に戦い本当に無敗を誇る強いポケモントレーナーなのかもしれません。人々に見せている性格も真実で、家族を素直に愛しているのかもしれません。
ポケモンは小さな子ども向けに作られた作品です。綺麗事のように聞こえる事もスンナリと通してきたりします。
ネット民が騒いでいるだけで、そんな事実は元々存在しないのかもしれません。
※7月21日追記
これは、今から1週間前に公式から公開された動画です。
ダイマックスの詳細と共に、新たな人物の紹介もありました。
ローズとオリーヴについて
今回新しく公開されたキャラクターです。左側がローズ。右がオリーヴです。
ローズと呼ばれるキャラクターの説明は以下のようになります。
巨大企業の社長でもある、ガラルポケモンリーグの委員長「ローズ」は、ダイマックスを導入したジムバトルによって、ガラル地方のポケモンリーグを世界的に有名にした実績がある。また、ダンデをジムチャレンジに推薦した過去を持ち、才能を見出す目も持っているようだ。
続いて、オリーヴの説明についてです。
ローズの秘書で、冷静沈着な性格の持ち主。ビジネスの判断に長けている彼女は、ローズの会社で副社長もつとめており、実質的な経営を任されている。
この2人が、今作の真の黒幕なのではないかと言われています。
どこか裏のありそうな風貌に、この世界における代表という立場と相まって怪しさは否めません。
何かの代表が悪役である前例はあります。ポケモンコロシアムのワルダック、ダークルギアのデスゴルドなどです。
彼らは、市長などの立場に就きながら、裏では世界征服を目論んでいた黒幕として、終盤に主人公と戦うこととなります。
なので、今作の剣盾でも、代表格の人物であるローズが黒幕として主人公の前に立ちはだかるのかもしれません。
代表者のローズが黒幕だとしたら、秘書のオリーヴも同様に主人公の敵となります。悪役と思われる人に秘書という立場で付き添っているのですから、今作の敵と考えても問題ないと思います。
また、ローズが黒幕であれば、彼が運営している企業も敵でしょう。何かしらの野望を個人で遂げることには限界があります。ローズは、目的の達成のためには大勢の人が必要であるということを理解していると思われます。
そして最も利用しやすいのは、自分の意のままに動かせるポケモンリーグです。それを利用して、野望を達成しようと目論んでいるのかもしれません。
つまり今作では、ローズ率いるポケモンリーグが真の黒幕として主人公の前に立ちはだかる可能性があります。
となると、ダンデはどうなるのかという話になってきます。彼は黒幕などではなくて、純粋なポケモントレーナーなのかと言えばそれは違うでしょう。
ローズの説明によると、ダンデをジムチャレンジに推薦した過去があるようです。つまり、ローズとダンデの間には何かしらの関係があるということです。
もし、ローズが黒幕であるならば、ダンデを推薦したことにも何かしら裏があるように思えてなりません。それに、元々ダンデには無敗という怪しすぎる経歴があります。もしかしたら、ローズが彼の背後から手を加えて、ダンデの試合をコントロールしていたのかもしれません。
自分が推薦したトレーナーが負けることは、ローズにとっても不名誉なことでしょう。何が何でも勝ちまくっていることにしたかった可能性があります。
つまりダンデは、ローズの名誉のために利用されてただけのトレーナーであると考えられます。
花言葉
ローズは、日本語に訳すと「バラ」という花になります。
バラには様々な色が存在しており、カラーによって花言葉が違ってきます。以下より代表的な花言葉を書いていきます。
- 赤バラ→愛情
- 青バラ→奇跡
- 黄バラ→友情、嫉妬
- オレンジバラ→無邪気
- 紫バラ→気品
- シロバラ→純潔
- 黒バラ→決して滅びることのない愛、憎悪
- 赤ベースの白斑点バラ→争い
ポジティヴな言葉の多いバラですが、中にはネガティヴで暗い意味合いを持つバラもあります。黒バラなどがそれに該当します。
このことから、ポケモン剣盾における「ローズ」というキャラクターは、普段は明るい一面を出している一方で、暗い部分、即ち黒幕としての顔を隠して表舞台に立っているのではないかと推測されます。
オリーヴの花言葉は以下の通りです。
オリーヴ→平和、知恵
平和という、悪という立場からかけ離れた言葉が出てきました。黒幕という存在には相応しくないように感じます。
かなり悩んだ結果、2つの説が浮上しました。
1つは、自分達にとっての平和を意味しているという説です。
「平和」と言っても、世界平和や人々の暮らしの平和であるとは一言も言っていません。黒幕にとっての平和とは、自分達にとって都合の良い環境を指していることが大半です。
つまり、ここで言う平和とは、ローズとオリーヴ、ダンデなどにとっての平和を意味しており、そのための「知恵」を授ける役目を持っている・・・と考えらえます。
では、その平和とは何か?
ダンデの黒幕説の項目で紹介しましたが、ダンデ・・・タンポポの花言葉の中に「神の信託」という言葉があります。このことから、ダンデは神とされる存在を崇拝している可能性があります。
そして、前述の通り、ダンデとの繋がりもローズの説明文の中に含まれています。そのため、神という存在においてローズとオリーヴも無関係ではないでしょう。
それに、ローズ・・・バラのうち、黒バラの花言葉を見てみると、「滅びることの無い愛、憎悪」とあります。
憶測にはなりますが、これは神への愛情と、神を信じない民衆への憎悪を意味しているのだと思います。
愛の対象が神だと仮定すれば、憎むべきは民衆であると考えられます。
つまり、花言葉である平和が意味することと、彼らにとっての平和とは、誰もが神を信仰して思想が統一された世界であり、それこそが「平和」であると考えているのかもしれません。
その平和を実現するべく、オリーヴは知恵を与えているということでしょう。
2つは、そもそも黒幕ではないという説です。
何の根拠もありませんが、オリーヴはローズの悪事を暴くために接近している可能性があります。
秘書という立場を活用して、世界平和のためにローズを監視し、悪行に出たら即刻捕らえられるような、言わば平和を愛する刑事のような職業に就いているかもしれません。
マリィとローズ
※8月8日追記
https://www.dic-sumashbrossp.com/entry/11-Pokemon
任天堂公式チャンネルから、このような動画が公開されました。
新たなライバルもとい新ポケモン、悪の組織が紹介されています。
エール団という、片手間にジムチャレンジを妨害して、1人のトレーナーを応援するだけという目的や信念が薄い悪の組織が出てきた他、何よりも注目したいのは「マリィ」と呼ばれるキャラクターです。
どういう訳かエール団に応援されているキャラクターで、その姿はクールビューティと呼ぶに相応しいでしょう。
マリィという名前の元ネタは、前例に従い花の名称でしょう。
恐らく、マリーゴールドだと思われます。
この花の花言葉は、「悲しみ、変わらぬ愛」です。
何か悲しみを抱えているんですかね?今はなんとも言えませんが、徐々に明らかになっていくでしょう。
さて。
このマリィというキャラクターは、とある人物の娘ではないかと言われています。
それは、ローズです。
マリィは、黒幕ではないかと囁かれているローズの娘ではないかと予想されています。
この2人のキャラクターには共通点があります。
目の色が緑色であり、片耳にピアスを付けているという点です。さらには、髪型もどことなく似ています。
これだけでも親子説が提唱出来そうですが、他にも根拠があります。
それは、花の名称です。
ローズとマリィという、2つの花の名称を合わせて読むだけで、「ローズマリー」という花の名前になります。これは、公式が意図的に組み込んだ2人の繋がりを示すヒントだと予想しています。
ローズマリーは地中海沿岸で見られる花です。その花言葉は以下の通りです。
- 追憶・思い出・誠実・忠誠・献身
追憶、思い出というのはよく分かりませんが、後半の「誠実、忠誠、献身」という言葉は引っかかります。
上記に記述した通り、ローズは、神を信仰していると考えられています。
となれば、ローズマリーの、1部の花言葉にも説明が付きます。
誠実、忠誠、献身とは神に対するものであり、マリィもまた、ローズと共に「誠実な態度で献身的に忠誠を誓っている」のではないでしょうか?
ローズとの関係や、エール団という悪の組織との繋がりがある以上、マリィも剣盾における黒幕の片棒を担いでいるのかもしれません。
エール団とマリィ
そもそも、なぜマリィはエール団に応援されてるんでしょうね?好きだから?魅力があるから?
もしくは、誰かに依頼されて応援している?マリィが孤独にならないように、常に後をつけるようにお願いしている?
はたまた、マリィ自身が自分を応援しているようなパフォーマンスを頼んでいる?
様々な考えが浮かんできますが、とにかく、単純に好きだからという理由で応援しているようには思えないんですよね。
何かしらの裏はありそうです。続報に期待しましょう。
11月追記
様々な面において考えすぎだったようですね。
ローズとオリーヴは黒幕でしたが、ダンデは正当なチャンピオンでしたしポケモンリーグも黒幕の野望とは全く無関係でした。
エール団はまさかのポケモントレーナーで、マリィに対する応援が、本当に善意によるだったというのはかなり驚かされましたよ。ローズからお金をもらって仕方なく応援していたとばかり思っていたのでビックリです。
マリィの行動も、元ネタとされるマリーゴールドの花言葉とかけ離れていましたね。悲しみとかの感情を見せることなく、真っ直ぐにチャンピオンを目指している真面目なトレーナーでした。
ローズとマリィの繋がりは一切書かれておらず、その関係性すら不明のままです。ここはかなりモヤモヤしました。追加エピソードとかで補完されるんですかね?
最後に
以上が、ポケモン剣盾における黒幕考察でした。
アップデートとかで新しいストーリーが追加されるでしょうし、今はそこに期待しましょう。