
このブログでは、PCさえあれば無料で遊べるおすすめのホラーゲームを9つ程紹介していきます。
早ければ10分以内で、長くても2時間程度といったように、短い時間で終わる作品を主に紹介します。なので、忙しくても気軽に楽しめるでしょう。
これから夏に入り、ホラーゲームが楽しくなる季節になります。
短い時間で終わるフリーホラーゲームを紹介する
ホラーゲームに興味あるけど、どれをやったらいいのか分からない。すぐに終わるような、なるべく早くエンディングを見られる作品をやりたいという方は必見です。
PCと、ゲームごとに対応しているRPGツクールさえあればどれも無料で遊べます。参考になれば幸いです。
では、いきましょう。
目次
魔女の家
魔女の家は、ゴシックホラーと呼ばれる、西洋を舞台としたホラーゲームです。
ヴィオラという名前の少女を操作して、恐ろし気な屋敷から脱出をすることを目的とした脱出系ホラーゲームとなっています。
このゲームの何よりの目玉は、予期せぬイベントにあります。
例えば、指定の箇所を踏んだ途端に迫ってくる壁や、突然襲って来る謎の骸骨などです。しかも、骸骨に至っては猛スピードで追いかけてきます。逃げるスキを与えないと言わんばかりに。
それが来るタイミングを予め知っておかなければ、まず潜り抜けることが出来ないであろうトラップが館に張り巡らされているのです。
そんなゲームオーバーの恐怖による程良い緊張を感じつつも楽しめるホラーゲームです。
また、このゲームにはエンディングが4つ用意されています。単に脱出したり、何かを拾ってから脱出する・・・などでエンディングが分岐します。このエンディングを回収することも、魔女の家のやり込み要素として楽しめるかと思います。
終了までにかかる、おおよそのプレイ時間は2時間程度です。
なお、魔女の家は「魔女の家MV」というタイトルでリメイクもされています。
グラフィックは一新され、キャラクターの仕草や表情までもが緻密に作り込まれています。有料にはなってきますが、このゲームが好きであるならば支払う価値はあります。
さらには、このリメイク版では難易度選択が儲けられていて、最高難易度である「EXTRAモード」を選択することも出来ます。
EXTRAモードは、従来の仕掛けとは異なるトラップが組み込まれている他、トゥルーエンドの内容にも一部変化が生じています。
無料版を遊ばれたら、こちらも遊んでみてはいかがでしょうか?
IB
https://kouri.kuchinawa.com/game_01.html
IBは、美術館をモチーフにしたホラーゲームです。イヴという名の少女を操作して、恐怖の美術館から脱出することを目的とした脱出ゲームとなっています。
美術館ということもあり、プレイヤーを襲って来る敵もアートを題材にしていたりします。例えば、上半身のみを出して這いまわる絵画や、自走する彫刻作品などが、主人公の命を奪いに襲ってきます。
1人ならば怖くてたまらないでしょうが、進んでいくにつれて仲間も出来ます。本当に味方なのかはよく判断する必要がありますが、1人ぼっちではないと考えると非常に心強いでしょう。
また、このゲームには幾つかの謎解きが容易されています。
喋る絵画の証言を聞いて正解を探し当てたり、正しい場所で適切なアイテムを使ったりと言った感じです。終盤になるとパズル要素も出てきます。
しかし、どれを取ってもそれほど難しいものはなく、少し考えればすぐに正解に辿り着けると思います。
エンディングも多数存在します。バッドンドからハッピーエンドまで多岐に渡り、それまでのプレイヤーによる行動によって変化が生じます。
終了までにかかる、おおよそのプレイ時間は2時間程度です。
怪異症候群
怪異症候群は、怪異と呼ばれる恐怖の対象との激闘を繰り広げるという、アクション要素の強いゲームです。全部で4章ごとにストーリーが展開される、オムニバス形式となっています。
恐怖の対象は、かつて匿名掲示板にて書かれた内容が主です。具体的には、ひとりかくれんぼ、くねくねとかです。誰もが聞いたことがあるであろう怖い話をモチーフにしており、それらがもたらす絶望に抗う人間達の健気さを楽しむことが出来ます。
このゲームはシリーズ化していて、怪異症候群3は最新作です。物語としては3にて完結しています。
怪異症候群を遊んだことのない方は、まずは初代の1からプレイしてみることをオススメします。
いきなり3を遊んでも、登場人物の多さに困惑して純粋にゲームを楽しむことが難しいからです。シリーズを1つずつ追っていくことで、困惑することなくスムーズに遊べるでしょう。
なお、どのシリーズにおいてもエンディングは1つのみです。
終了までかかるプレイ時間は、最短で2時間程度です。
とっても楽しくてやめられないゲーム
https://www.freem.ne.jp/win/game/20438
作品のアピールではなく、「とっても楽しくてやめられないゲーム」がゲームのタイトルです。空から降ってくるネズミをキャッチしてそのスコアを稼ぐという、表向きは非常に単純なゲームとなっています。
可愛らしいイラスト、軽快なSE、背景の海。
ホラーとは無縁であるように感じると思うでしょうが、本当の恐ろしさはこのゲームを再起動した時にあります。必ず全画面表示でゲーム画面が展開されるため、ファンクションキーなどで無理やり画面を閉じる必要があります。
閉じてから起動すると・・・
ビックリ要素が強く、ゲームをしているプレイヤーに訴えて来るような恐怖を楽しめます。
エンディングは、恐らく1つのみです。
終了までにかかるプレイ時間は、最短で15分程度です。サクッと恐怖を感じたい方にオススメしたい作品です。
へいぼんなまいにち
https://www.freem.ne.jp/win/game/4818
1人の少年を操作して、へいぼんなまいにちを送る作品です。
朝起きて、家族と一緒にご飯を食べて、それから寝るという、起伏のない平淡な日常を送ります。
この作品の何よりの目玉は、少年の部屋にある一枚の絵にあります。
お父さんとお母さんと思われる誰かと、手を繋いでいる少年を真ん中に映しているという、何とも自己主張の強い絵です。温かみのある絵ですが、日を追うごとに絵に奇妙な変化が。その変化は「にちじょう」にまで及んで、さいごは・・・
へいぼんなはずのまいにちが少しずつ歪んでいく、そんなヒッソリとした恐ろしさを体感出来る作品です。
このゲームには、エンディングが2種類存在します。バッドエンドとハッピーエンドです。どちらを選択するにせよ、回収することはそこまで難しくはありません。
終了までにかかるプレイ時間は、最短で10分程度です。
瞳の裏の世界
https://www.freem.ne.jp/win/game/7328
1人の少女を操作して、街を散歩する作品です。
昔から空想に浸ることが好きだった少女。目を閉じると、そこには別の世界が広がっています。見たいモノと信じたいモノだけがある、自分にとって都合の悪いものは何もない理想の世界です。
そんな少女は、「××××××」という物を探しています。毎日のように外を歩いて探しますが、果たして見つかるのでしょうか?
・・・というのが、ゲームの大まかなあらすじとなります。
この作品の何よりも恐ろしいポイントは、舞台である街にあります。
少女の見ている空想の世界とは?現実の世界とは?そして、街にいる人々の不気味さと不穏な「それ」の正体とは?
少しずつ明らかになってくる恐怖の正体が分かった途端、恐ろしくなることは必須でしょう。
エンディングは1つのみです。
終了までにかかるプレイ時間は、最短で15分程度です。
バグのセカイ
https://www.freem.ne.jp/win/game/6652
バグ。ドット絵のゲームを遊んだ経験のある方なら、恐らく一度は体験したことがあるでしょう。
画面が著しく歪み、キャラクターのドットが崩壊し、何もかもが支離滅裂になるバグというこの現象。
この「バグのセカイ」という作品では、それをテーマとしています。
マップも、キャラクターのセリフも、メッセージも、何もかもが崩壊した、ドット絵のゲームをプレイする少女が主人公です。
どういった使命があるのか、それをクリアしなければならないらしく、バグによってグチャグチャになった世界を闊歩します。
しかし、ただ進めば良いのではありません。
突然出現する、悪意を剥き出しにした謎のNPCから逃げたり、狂気に満ちたセリフを吐くNPCなど、突如襲って来る恐怖や生理的嫌悪感を堪えながら先に進むといった、勇気と心の強さが試されます。
休む暇もなく恐怖がなだれ込んできます。それらに耐えられる方に限り、プレイをオススメします。
なお、このゲームにはエンディングが2種類存在します。1つ目を見ることは簡単ですが、2つ目のエンディングを見ることは非常に難しいので気を付けてください。
終了までにかかるプレイ時間は、最短で1時間程度です。
つぐの日
https://www.gamemaga.jp/tsugunohi/
スマホでも遊べる、ダウンロード不要のブラウザゲームです。基本的には、ただ左側に動くだけでエンディングを見ることが出来ます。
見慣れた街並を横目に進んでいきますが、徐々におかしな変化が起こります。
本来であれば、あり得ないような事の連続によってプレイヤーの精神を揺らし、最後の最後で強い衝撃を与えるといった、オーソドックスな作りのこのゲーム。妙にリアリティがあるため、恐怖が身近にあるような感覚に陥り震えることは間違いないです。
ただ、怖いだけではなくギャグ要素もあります。
作品の種類によって変化しますが、基本的にエンディングは1つです。
終了までにかかるプレイ時間は、最短で5分程度です。
番外編
個人的に紹介したい作品として、ゆめにっきというゲームがあります。
ゆめにっきをホラーゲームの紹介の記事の中に書くべきか迷いましたが、一般的にはホラーという枠に入っているようなので、ここで紹介します。
すぐには終わりませんが、ぜひとも遊んでいただきたい作品です。
ゆめにっきは、まどつきという名の少女を操作して、自分自身の夢を探索するゲームです。
ゲームとしては珍しく、ゲームオーバーもなければ、まどつきを含むどのようなキャラクターは一言も喋りません。敵らしきキャラクターはいますが、捕まったからと言ってその瞬間にゲームオーバーとなることは決してありません。
このゲームでは、エフェクトと呼ばれる、アイテムのようなモノを拾うことが出来ます。
エフェクトを使用することで、まどつきの姿が変わったり、一部のアクションに変化が出たりします。例えば、カエルというエフェクトを使用したら、まどつきの顔がカエルになり、笛を使用すれば演奏をします。
一応、エフェクトを全て回収することがゲームの目的となっていますが、実際のところ必ずやらなければならないことではありません。
単に夢の世界をウロウロとするだけの作品が、ゆめにっきというゲームです。
もっと簡単に説明すると、ゆめにっきは不思議な世界を散歩するだけのゲームです。
恐ろしいけれど、どこか美しい。不可思議の連続でファンタジックな世界を気ままに散歩するという非日常を堪能出来ます。
なので、このゲームが「ホラー」として分類されているのは個人的に納得出来ないのですが、多くの人はホラーゲームであると認識しているらしく、なのでこの記事で紹介をさせていただきました。
エフェクトを全て回収してエンディングを見ることを「クリア」とするならば、最短で1時間30分でエンディングを見ることが出来ます。
ただし、エフェクトの落ちている場所やそこに行くまでの手順を熟知していなければ、その時間で終えることはまず不可能です。
とはいえ、このゲームに限ってはクリアを目指すのではなくて、のんびりと歩いて非日常を楽しんでもらいたいというのが個人的な考えです。
最後に
以上が、おすすめのフリーホラーゲーム9選についてでした。
今回紹介した8つの作品はどれも短い時間で遊べますが、最後に紹介したゆめにっきは、サクッとプレイするのではなくて、長い時間をかけてジックリと楽しんでもらいたいという意味で+1とさせていただきました。
このサイトにもホラーゲームが沢山紹介されています。参考にどうぞ。
↓↓↓
https://matome.naver.jp/m/odai/2140357623233529601
では、今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました。