にゃんこ大戦争。スマホゲームとして配信されていたこのゲームが、ついに任天堂Switchで発売されました。
シンプルな操作性と戦略性に評判の高いこのゲーム。任天堂eショップでも、ダウンロードソフトの売り上げランキングにおいて2位を獲得しています。
しかし、どんなゲームなの?面白いの?と疑問を持たれている方も多いかと思います。
そこで今回は、任天堂Switchから発売された、ふたりで!にゃんこ大戦争!についてレビュー・評価をしていきます。
目次
にゃんこ大戦争ってどんなゲームなの?
にゃんこ大戦争とは、簡単に言えばタワーディフェンスを題材としたゲームです。
味方と敵に別れて、それぞれが守っている城を破壊された方が負けであり、破壊した方が勝ちという、非常に単純なゲームとなっています。
プレイヤーがすることは、基本的には味方のキャラクターを生産するだけです。生産されたキャラクターは、自動的に敵の城に向かって歩いていきます。
立ち塞がる敵や壊すべき城に近づくと勝手に攻撃してくれるので、プレイヤーはとにかく沢山味方を生産していれば良いのです。
また、ストーリーの序盤は日本の都道府県を巡ります。それぞれのステージをクリアすると、お宝という名の名産品が手に入ります。例えば、長崎というステージをクリアすることで、カステラが入手可能です。
このシステムを通して、都道府県の知識や名産品を知るきっかけにもなりそうです。
そして、このお宝を集めることで、ゲームを有利に進められる効果が発動します。味方達の体力が上がったり、攻撃力が上昇したりと、プレイヤーの助けになるものばかりです。
にゃんこ大戦争は、とにかくシンプルでクセになるゲームです。キモカワなキャラクターも沢山出てくるため、そういうのが好きな方は絶対にハマると思います(´ω`)
感想について
わずか999円という手頃な価格にも関わらず、長く楽しめそうだと思いました。本編をクリアしたあとは、レジェンドストーリーと呼ばれるイベントや、特定のキャラクターをゲットするためのイベントなど、盛りだくさんです。隅から隅まで遊ぼうとすれば、軽く30時間は超えそうな勢いです。
これだけ遊べるにも関わらず、追加コンテンツは存在しません。なので、購入金額だけで余すことなく遊べることも好感が持てました。
可愛らしいキャラクターが多いことも特徴です。丸っこくて愛嬌のあるキャラクターが沢山出てくるので、それを観察することを目当てに遊んでみてもいいかもしれません。
また、難しい操作が一切ないので、ゲームに不慣れな女性や小さなお子さんであっても楽しめる内容でしょう。
スマホ版よりも遊びやすい
個人的に、スマホ版のにゃんこ大戦争も遊んだことがあるのですが、お宝の効果がスマホ版と比べて大きくなっています。
さらに、ガチャも確率が高め(である気がする)かつ、引ける機会が多いです。6時間事のログインボーナスで、ガチャを引くために必要な、猫缶と呼ばれるアイテムを貰えることもあります。
また、キャラクターや施設のレベルを上げることで増えていく、ユーザーランクが一定数まで達成すると、ガチャを引くためのチケットのような、ボーナスアイテムが手に入ります。
アイテムを入手する機会が多いため、アイテム不足によるストレスを感じることなく遊べます。
ガチャと課金要素について
このゲームにおいて、強いキャラクターを手に入れるためには、基本的にはガチャを引く必要があります。
しかし、ガチャが引きたくても引けないという事態になることは、まず有り得ません。
スマホ版と異なり、ログインボーナスも充実していますし、ミッションを達成すれば簡単にネコカンが手に入ります。
それに、ガチャの結果が悪いと思えば、即座にリセットをすることで、レアガチャを引く前の画面に戻ることが出来ます。なのでガチャを引いて後悔をする機会は非常に少なくなったと言えます。
このような微妙なキャラクターが出ても、リセットすることでガチャを引いたこと自体を無かったことに出来ます。良心的ですね。
また、このゲームには課金要素はありません。お金を払ってアイテムを買うことは不可能なので、ゲーム内で貰えるアイテムを上手に使うことが求められます。
ふたりプレイについて
少しだけストーリーを進めると、解禁される要素です。スマホ版と明確に違う点でもあります。
2人プレイを選択しても、敵の強さは変わりません。どうしてもクリア出来ない時には役に立つと言えます。
また、自分以外に遊ぶ人がいないという方でも、やった方が得をします。ふたりモードにおいてステージをクリアした回数に応じて報酬が手に入るからです。ネコカンやレアチケットなど、ゲームを有利に進められるアイテムばかりです。
お宝回収のために、簡単なステージを周回している時は、必ずふたりモードで遊ぶべきです。
画像のように、1Pのみを操作して2Pは何もしていなくても、クリアさえ出来ればなんの問題もありません。プレイングは問わず、ふたりモードでステージをクリアしたという結果さえ残せば、報酬をゲットすることが可能となっています。
このように皮肉を吐かれたりはしますが…(´ω`)
つまり、とりあえずやっておけ…ということです。
ミニゲームについて
Switch版のにゃんこ大戦争には、いくつかのミニゲームが用意されています。
どれもシンプルで簡単な操作で遊べるものばかりで、目標も、ハイスコアを目指すことだけであると、極めて分かりやすい内容です。
このミニゲームは、ゲームをプレイしていると不定期に発生します。スコアによってはアイテムが手に入るため、プレイしておいて損はしません。
なお、ゲーム1つ1つの操作性は悪くないものの、やはりというか単純すぎる故に飽きてきます。最初のうちは楽しめるかもしれませんが、どんどん楽しむことは難しくなってきます。
ですが、これはあくまで息抜きかつアイテムを取得するためのイベントです。つまらないと思ってもやっておいた方が、後々ステージを進む上で楽になります。
さらに、スコアに応じてスタミナが回復します。やったとしても損はしないでしょう。
なぜスタミナ制を採用したのか
唯一の欠点です。
画像の右下にある、統率力と書かれた数字がスタミナです。これを最大まで回復するためには、ネコカン15個が必要になってきます。
課金要素がないということも後押しして、スタミナの問題が、スマホ版よりも深刻になっていると言えます。
https://nss-blog.com/2018/12/30/nyanko-wars-review/
このブログを書かれた方も、スタミナ制について苦言を呈しています。
最後に
以上が、Switch版にゃんこ大戦争のレビュー・評価についてでした。
少しだけ難はありますが、それ以上に好感の持てるゲーム内容でした。
この作品は、操作が簡単でありながら、グラフィックも適度に緩くて、プレイをする方を選ばない万人受けする作品です。
カワイイキャラクターが好き!戦略性の高いゲームをやりたい!という方は、買ってみてはいかがでしょうか?