事件

【胸糞注意】ドラム缶女性焼殺事件について

この記事は、過去に起きた事件および事故を紹介して事件の風化の防止を目的として掲載しています。また、この記事を読んでくださっている方々を扇動する意図は一切ございません。

 

どうも、ありつむぎです。

今回の記事のテーマはドラム缶女性焼殺事件です。事件のはじまりから終わりまで簡単にまとめていきます。

一部過激な表現が含まれているのでご注意ください。

はじまり

1990年代の愛知県において、後の事件の実行犯となる「川村幸也(ゆきなり)」という男は、ある運送会社で働いていました。

そして、この時川村は、後に同じ大罪を犯すことになる5人の男「野村哲也(てつや)」「牧田晃和(まきたあきかず)」「佐藤光(こうき)」「白沢(しらさわ)秀樹」「池田浩市(こういち)」と出会います。

また、当時川村は、過去に自身が起こしたバイク事故によって身体障害を負い、右足のひざから下に義足をはめ込んでいたのですが、この5人に義足のことは一切明かさず、自身を強く見せるために「自分は元暴力団だ。足が不自由なのは過去の争いで負傷したからだ」と大嘘を吐き散らしていたそうです。

そして、1996年に川村が運送会社を辞めて、その3年後の1999年に中古車の販売業務を行う会社を設立した時、川村は、牧田に「何か儲かる仕事はないか?」と尋ねられました。

この時の川村の脳内には、代金後払いで商品を注文して商品を受け取った後、その代金を踏み倒すという詐欺「取り込み詐欺」が浮かんでいました。

そのため川村は、牧田だけではなく、野村、佐藤、白沢、池田の4人を電話で呼び出し、共に取り込み詐欺をして金銭を荒稼ぎすることを提案したところ、彼らは金に困っていたということもあり、2つ返事で承諾しました。

そして、この6人の男たちは、川村の中古車販売店の事務所に集まって詐欺の計画を立て、後に詐欺に使用する会社も設立しました。

ですが、その会社が出来た後、川村と野村は他の4人に対して高圧的な態度を取るようになり、それに加えて、川村と野村がトップ、残りの4人は川村たちの部下といった、明確な上下関係が出来上がっていました。

借金

それから、川村と野村の指示の元、4人は詐欺を開始しました。

ですが、慣れないことをしているためなかなか上手くいかず、一向に稼ぐことが出来ない状況に苛立った野村は、4人に生命保険の加入を強制し、「詐欺に成功しなければいつ自分が金のために殺されてもおかしくない」という恐怖心を植え付けました。

そんな中、今回の事件の被害者である同県在住の「深谷(ふかや)茂樹さん」はカフェを営んでいました。

ですが、そんな経営は上手くいかず、結果として1000万円以上の借金を抱えてしまいました。そのため、金銭を貸す業務を請け負っている野村の父親は、自身の息子に深谷さんの借金の取り立てを依頼します。

当時、野村は金に困っていたため、川村と自身の部下4人と共にこの仕事を請け負うことを決断し、手分けをして深谷さんの情報を集めていきました。

また、川村と野村は、直接深谷さんに会い、借金の返済を高圧的な態度で迫ったのですが、深谷さんには返済を強く拒否されてしまい、僅かな金額も取り戻すことが出来なかったと言います。

なお、拒否されたその日に川村は自身の部下に対して

「ああいうやつは俺も取り立てで殺してしまったことあるけどなぁ。相手を殺して、チェーンソーで骨を切って、ドラム缶で燃やして骨をすりつぶして養鶏場の鶏の餌にした」

という嘘を怒りに任せて大声で叫んでいたそうです。

犯行

その後、川村たちは深谷さんを脅しつつ返済を迫るために必要な情報を集めていき、その中で、「深谷さんは、妻の洋子さんと義理の妹の勝子さんと共に暮らしている」という情報を入手しました。

しかし、そういった情報は返済を迫る上でほとんど役に立たなかったため、野村は怒り狂うとともに深谷さんに対する殺意を露わにし、2000年に入ると、野村は深谷さんたちを拉致し、車や金品を強奪することを目論み始めました。

そして、野村は、牧田、佐藤、白沢、池田の4人にその犯行を実行するよう命令し、4人は1台の車に乗り込み、深谷さんの自宅の近辺まで移動して待ち伏せをすることにしました。

しかし、一向に姿を見せないまま時間ばかりが過ぎていったため、いつしか4人は疲れからか眠りについてしまいました。

それから、その間に目的の人物が帰宅してしまったため計画は失敗し、青ざめた表情を浮かべながら戻ってきた4人に対し、野村は激しい怒りをぶつけました。

その後、当初より川村たちが行っていた詐欺が軌道に乗り、収益が発生するようになったため、彼らは次第に深谷さんの借金の取り立ての依頼を忘れていったそうです。

しかし、一度受けた依頼を放置することは許されず、後に野村は、自身の父親から取り立ての進展がないことを咎める電話を受けることになりました。

そして、この電話によって野村は自身のプライドが潰されたと考え、深谷さんを拉致する計画を立て始めました。

捕獲

その計画を実行する際、野村は、佐藤と白沢に対し、ドラム缶2個、ガソリンと複数のオイルが混ざった油「ガソリン混合油(こんごうゆ)」、犯行時の着替えやチェーンソーなどを購入するよう指示しました。

そして、それらの準備を整えた後、6人は犯行の計画の最終確認を済ませると、池田、川村、野村のグループと、牧田、佐藤、白沢のグループに分かれ、用意した2台の車にそれぞれ乗り込みエンジンをかけました。

その後、牧田のグループは深谷さんの自宅の車庫の前に駐車し、深谷さんのカフェに向かった池田のグループから、深谷さん、洋子さん、勝子さんがカフェの外に出て、同じ自動車に乗る様子を見たという連絡を受けると、襲撃用の鈍器を携えて物陰に隠れました。

それから数分後、深谷さんは洋子さんと勝子さんを乗せた車を運転し、自身の家の前に到着しました。

この時、深谷さんは牧田のグループが運転していた自動車の存在に気が付き、それを注意しようと車から降りました。しかし、背後に自身の命を狙う男たちには気付いておらず、深谷さんは白沢によって背後から角材で殴打されてしまいました。

このあまりにも唐突な襲撃に対して、深谷さんは助けを求めるために走り出し、ほどなくして、洋子さんと勝子さんも車から降りました。しかし、この時既に、池田のグループも深谷さんの自宅前に来ていたため、結果として、深谷さんたちは6名の凶悪犯に取り囲まれてしまったのです。

それから、深谷さんはどうにか僅かな隙を見つけて逃げ出したものの、洋子さんと勝子さんは逃げそびれてしまい、そのまま捕獲されてしまいました。

川村たちは、深谷さんを取り逃したことに底知れない怒りの感情を覚え、その怒りをぶつけるように、洋子さんと勝子さんを自身の車に押し込みます。それから、深谷さんの車も利用しつつ、それぞれ別のルートを通り、愛知県名古屋市にある野球場「ナゴヤドーム」に合流することを決めました。

予期せぬ逮捕と殺害方法

道路を走行中、深谷さんの車に乗っていた白沢と池田が、今運転している車のガソリンが、空っぽになる寸前であることに気が付き、致し方がなく、ガソリンスタンドで給油してから合流することに決めました。

しかし、そうこうしているうちに、難を逃れた深谷さんによって警察に通報され、白沢たちは、信号待ちをしていた時に警察に呼び止められて、そのまま逮捕されました。

なお、この時2人は共犯者の存在について一切話しておらず、警察にどのようなことを聞かれても「自分たち2人でやったことだ」と言い続け、拉致した洋子さんと勝子さんの安否については口を閉ざし続けたそうです。

その一方で、集合場所にたどり着いた川村、野村、牧田、佐藤は、4人で洋子さんたちを殺害し、その証拠を隠滅する相談を始めていました。

そして4人は、「ガソリンをかけてドラム缶内で生きたまま焼き殺せば、遺体を切断する時に服が血液で汚れることはなくて済む」という野村の発言をきっかけに洋子さんたちを焼殺することに決めました。

実行

それから川村たちは、殺害場所として選んださびれた山林内の空き地に駐車し、勝子さんの財布に入っていた現金と商品券を奪った後、周囲に悲鳴を聞かせないために、洋子さんたちの口を用意しておいたガムテープで塞ぎました。

そして、殺人を実行するために、車に積んでいた2つのドラム缶を降ろし、その中に洋子さんたちをそれぞれ押し込めた後、ガソリン混合油を頭にかけました。

この時野村は「かわいそうだが恨むならお前の旦那を恨め」と言ったそうです。

そして、ドラム缶にフタをして、牧田が川村の命令で火を放ったことにより、洋子さんたちは激しい炎に包まれてうめき声を発しながら焼死してしまいました。

証拠隠滅と逃亡

その後、川村は牧田と佐藤に対し、ドラム缶の火を消さずに遺体を燃やし続けることと、証拠になりそうな物を全て焼却処分するよう指示し、牧田たちはその指示に従い続けました。

また、遺体の燃えるスピードを速めるために、持ってきた傘や木の棒を使用して遺体を何度もつつき、遺体を構成する太い骨を、所持していた金槌やレンチを使用して粉砕しました。

さらに、事件の発覚を避けるために、ドラム缶から遺体を取り出した後は、チェーンソーを使ってバラバラに切断し、遺体の破片やドラム缶、使用した道具を全て近くの川に全て投棄すると、野村と川村は、佐藤が運転していた車に乗って事務所に戻りました。

しかし、この時点で警察は本格的な捜査を開始していたため、証拠となる自身の衣服の処分を試みていた佐藤は警察によって逮捕され、その様子を遠くで見ていた牧田は野村に電話をかけ、いよいよ捜査の手が自分たちに迫っていることを報告しています。

そして、川村と野村は、後に合流した牧田と共に新幹線に乗り、東京都に逃亡を図ったのですが、この時既に、警察は牧田を指名手配しており、その行方を80人態勢で追っていました

こうしたことを知った川村と野村は、自分たちが警察から逃れるために「お前が警察署に出頭して『この犯行は、牧田、佐藤、白沢、池田の4人でやりました』と言って来い」と命令しました。

結末

そして、命令に従い自首した牧田は、警察に対して「拉致した2人はナゴヤドーム周辺で車から降ろして解放した」「解放後、2人がどこに行ったかは知らない」と嘘の説明をしつつ、川村と野村の存在を必死に隠し続けました。

ですが、警察官からの激しい追及によって嘘をつき通すことが出来なくなり、ついに、川村と野村の存在と、被害者をドラム缶で焼き殺した事実を自供しました。

こうしたことから、警察は川村と野村を指名手配して行方を追い始め、この事態を知った2人は、「自分たちは無関係である」と言い張ることを決めた上で警察署に向かいました。ですが、後の取り調べによって、2人は手の平を返すように態度を変えて犯行を認めたそうです。

それから、6人を裁くための裁判が開かれると、牧田と佐藤には無期懲役、白沢と池田には懲役12年、川村と野村には死刑が言い渡されました。

そんな判決を受けた6人は、納得がいかない様子で不服を申し立てたのですが、この判決が覆ることはなく、2009年の名古屋拘置所において、川村と野村の処刑が決行されました。

最後に

内容は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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ありつむぎ
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