漫画

死人が出るドラえもんの最強の秘密道具5選

どうも、ありつむぎです。

今回は死人が出る可能性があるドラえもんの最強クラスの秘密道具について取り上げていきます。

無敵砲台

©藤子プロ・小学館

 

無敵砲台は、ドラえもんの原作コミック38巻に収録された話「スネ夫の無敵砲台」で初登場した、巨大な砲台を持つ秘密道具です。

この秘密道具は、この秘密道具の所有者が任意の場所に設置し、「発射!」と叫ぶだけで昼夜を問わず起動して目標となる人に対して弾丸を撃ち込みます。

しかもその命中率は100%。

また、そんな狙撃の威力は、人が黒焦げになる程度のレベルから遠くからでも分かる程の煙が上がるレベルなど、所有者が自由に設定可能となっています。場合によっては、人間の体を一撃で打ち砕く弾丸を打ち出すことも可能と考えることができるでしょう。

そんな無敵砲台ですが、元々ドラえもんが所有していた物ではありません。

のび太が「自分をいじめた奴にやり返せる道具を譲ってほしい」と懇願してきたスネ夫のために、ドラえもんの世界の22世紀に存在する謎の施設、未来デパートから取り寄せた秘密道具となっています。

そして、無敵砲台を入手したスネ夫は、自身が住む街の裏山にこの秘密道具を設置し、調子に乗って周囲の人々を次々と狙撃するという暴挙に出てしまいました。

それから、こうした事情を知ったドラえもんとのび太は、姿を隠すことができる秘密道具「かくれマント」を使用して無敵砲台に接近して機能停止を試みました。

しかし、無敵砲台は音を察知する能力を持っており、その能力によってドラえもんとのび太の位置を把握して撃退しています。

また、2008年放送のスネ夫の無敵砲台のアニメ版では、どのような攻撃も回避可能な秘密道具「ひらりマント」を使ってドラえもんとのび太が無敵砲台に接近したものの、無敵砲台の内部に備えていた大量の砲台の砲撃を受け、返り討ちにされる様子が映し出されています。

しかし、最終的には人間の心を入れ替える秘密道具「入れかえロープ」を使用してスネ夫とのび太の心を入れ替える」「それにより無敵砲台の主導権を得たのび太がスネ夫を延々と狙撃する」というドラえもんの作戦が功を奏し、スネ夫から無敵砲台を取り戻すことに成功しています。

もしもボックス

©藤子プロ・小学館

 

もしもボックスは、ドラえもんの原作コミック11巻に収録された話「もしもボックス」で初登場した、大型の電話ボックスの形をした秘密道具です。

この秘密道具には受話器が設置されていて、これを使って「もしも○○だったら?」と話すことで世界を言葉通りに変化させ、「元に戻して」と話すことで変えた世界を元に戻すことが可能です。

作中では、のび太がもしもボックスを使用して「もしも鏡のない世界だったら?」「もしも音のない世界だったら?」「もしもお金が要らない世界だったら?」等と話し、既存の世界の法則が変化した別世界に行く様子が描かれています。

また、作中では見られないものの、もしもボックスの使い方によっては

  • 「殺人が世界的に認められる世界」
  • 「もしもボックスの使用者にとって不愉快な存在の迫害が容認される世界」
  • 「自分以外の人間や生物がいない世界」
  • 「今の世の中にある常識を排除した世界」

などを実現させることが出来るため、もしもボックスは無限の可能性がある恐ろしい秘密道具だと考えることができます。

ですが、どうやらこの道具は「もしもボックスの使用者を元から存在するパラレルワールドへ放り込む」「もしもボックスの使用者を未知の力で製造したパラレルワールドに放り込む」という能力を持っているだけである可能性があるようです。

そのため、もしもボックスには現実世界を改変する能力はないとされています。

その一方で、のび太がもしもボックスを使用し、鏡のない世界と自身の父親がアメリカに転勤する世界を作り上げた話では「もしもボックスは現実世界を改変する道具」と描写されているため、この秘密道具の性能は今なお謎に満ちています。

地球破壊爆弾

©藤子プロ・小学館

地球破壊爆弾は、ドラえもんの原作コミック11巻に収録された話「ネズミとばくだん」で初登場した一抱えもある大型の秘密道具です。

この秘密道具は、自宅にネズミが出て錯乱状態に陥ったドラえもんが、奇妙な声をあげながらよだれを垂らし、ネズミを退治する為に取り出したものとなっています。

この時、のび太は「ネズミは逃げ出した」という嘘で何とか事を収め、ドラえもんに地球破壊爆弾を使用させずに済んだため、この爆弾の破壊力の有無はファンの間で度々議論されています。

そして、現在は「地球破壊爆弾という名称は誇張されていて、実際に地球を破壊出来る程の威力はない」という説が有力視されています。

ただし、仮にそうであったとしても、ドラえもんは物を自由自在に巨大化させる秘密道具「ビッグライト」を所有しているため、ビッグライトを使えば地球破壊爆弾の威力は跳ね上がり、地球を破壊できるでしょう。

さらに、ドラえもんは、戦車を一撃で吹き飛ばす威力を持つ「ジャンボ・ガン」や、ビルを一瞬で煙にしてしまう「熱線銃」などの物騒な秘密道具を所有しているため、「ドラえもんであれば地球を破壊する爆弾を持っていてもおかしくはない」と考えることも可能です。

なお、2019年に放送されたアニメ版ドラえもんの「ネズミ年だよ!ドラえもん」という話。

この話では、突然現れたネズミに驚いたドラえもんが「天の川銀河もろとも吹き飛ばしてくれる!」というセリフと共に「銀河破壊爆弾」という地球破壊爆弾の上位互換と見られる秘密道具を取り出す様子が見られました。

この時は、のび太が慌てて止めに入ったため未使用で終わったものの、どうやら公式によると銀河破壊爆弾はその名の通り銀河全てを破壊するほどの威力があるそうです。

ソノウソホント

©藤子プロ・小学館

 

ソノウソホントは、ドラえもんの原作コミック4巻に収録された話「ソノウソホント」で初登場した、鳥のくちばしのような外観の秘密道具です。

この秘密道具は、「自身の口に装着して嘘をつくとその嘘が即座に実現する」「今のは嘘」と言うことで、嘘を本当のことにしたり直前で実現させた嘘を取り消す能力を持っています。

本編では、この道具を使用してドラえもんはのび太の鼻に花を咲かせ、のび太は、自身の父親をスーパーマンに変貌させました。

また、アニメ版ドラえもんの「スーパーサラリーマン」という話では、のび太がこの道具を使用し、ジャイアンを赤ん坊に若返らせる様子が映し出されています。

こうしたことから、ソノウソホントは相手の命を手軽に奪い、その相手をこの世から跡形もなく消し去ることが可能な危険な秘密道具であることが分かります。

そのため、ソノウソホントを知った人たちからは「全知全能の力を行使できる強力な秘密道具」「ドラえもんの存在さえ脅かしかねない危険な道具」と恐れられています。

バイバイン

©藤子プロ・小学館

 

バイバインは、ドラえもんの原作コミック17巻に収録された話「バイバイン」で初登場した、目薬の外見をした薬品入りの秘密道具です。

この薬品は人体にとって無害であるものの、その液体を垂らされた物体は5分ごとに自身の数を倍に増やす能力を習得します。

そして、バイバインが登場した本編では、1つしかない栗饅頭を食べることを惜しんでいたのび太のために、ドラえもんがバイバインを栗まんじゅうにかけ、5本ごとに増え続ける栗饅頭で喜ばせました。

しかし、バイバインの効果を受けた栗饅頭は食べ切らない限り無限に増殖する性能を持っており、放置すると僅かな時間で地球を覆い尽くし、全ての人間を押し潰してしまいます。

そのため、この栗饅頭は早々に処分しなければならないのですが、のび太は満腹ゆえに食べ切ることができず、結果として栗饅頭は目を覆いたくなるほど大量に増殖してしまいました。最終的には、これらの栗饅頭はドラえもんによってロケットに括り付けられ、宇宙に飛ばされています。

こうしたことから、栗饅頭による脅威は去ったように感じるのですが、一説によると、現在もこの栗饅頭は増殖を続けており、いつの日か宇宙を埋め尽くしてしまうのではないかと言われています。

最後に

内容は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。

提供:キリン【考察系youtuber】

https://www.youtube.com/watch?v=Cq5LijMO4pA&t=372s

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ありつむぎ
ありつむぎです。ライター兼ブロガーです。 ゲームやアニメ、漫画などのサブカルチャーを紹介します。たまに雑学も紹介します。 R-18及びR-18Gのカテゴリーの記事について、未成年者の閲覧はお控えください。 記事の感想、お仕事の依頼、広告掲載のご相談等は私のXアカウント(@kmz811)へのDMもしくはサイト内のお問い合わせフォームからお願いします。
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