ありつむぎです。

今回は、昭和の時代に放送された伝説のカルトアニメを3作品紹介していきます。

チャージマン研!

チャージマン研!は、1974年に「ナック」という企業によって制作された子供向けのSFアニメです。

地球の侵略を目論む地球外生命体「ジュラル星人」の脅威から地球を守るべく、主人公の「泉研」が「チャージマン研」というヒーローに変身し、ジュラル星人たちと戦い地球の平和を守る1話完結型のストーリーとなっています。

しかし、チャージマン研!では研が「よくもこんな××××レコードを!」といった差別用語を言い放ち、研の父親かつ医者の泉博(ひろし)は精神病院を「こんなところ」と口にします。

加えて、博は運転中に追突事故を起こすといったように、チャージマン研!では狂気に満ちたとした世界観が展開されています。

また、第4話の「謎の美少年」では、転校生の「星くん」が研に対しチャージマン研に変身する瞬間を見てみたいと頼むシーンがあります。

この時の星くんは、下ネタを彷彿とさせる空耳を口にします。

さらに、星くんの要求を断った直後に主人公の下半身が映されるといったように、制作会社が狙っているように感じる展開も見られます。

他には、第35話では頭に爆弾を仕掛けられた博士が、研が操縦する乗り物「スカイロッド」から投げ捨てられる無慈悲なシーンなども。

ちなみに、このような急展開が繰り広げられた背景には、一週間で5回というハイペースで放送されたことや、アニメ1話ごとに設けられた放送時間がわずか10分と短かったことも要因として挙げられます。

そして現在も、チャージマン研!は突拍子もない描写や不条理な展開から一部の人々からカルト的な人気を誇っています。

星の子ポロン

星の子ポロンは、1974年に放送された子供向けの教育アニメです。

主人公である「ポロン」という宇宙人が、現代社会で生きていく上で欠かせないルールを子供たちに教えるといった、教育に重きを置いた内容が展開されます。

ですが、星の子ポロンの一番の問題点として、放送時間の短さが挙げられます。

というのも、星の子ポロンの1本分の尺は僅か「1分」と極めて短いのです。

その1分の中で、物語の起承転結を全てこなしていくため、説明不足かつ理解不能な内容が頻発しました。

例えば、星の子ポロンの「信号機が皆、青になっちゃった!の巻」においては、2体のキャラクターが、イタズラという名目で車両用信号機の根本に青いペンキを流し込むといった行動をし、信号機を青にして大事故を引き起こしています。

他にも、「ブレーキをいたずらしてはいけないよの巻」という回も放送されました。

内容は、ブレーキが利かなくなり暴走している車に乗ったキャラクターをポロンが助けるというものとなっています。

しかし、その車が爆音を立てて大破したかと思うと、そのままストーリーが唐突に終了するといったように、視聴者たちの思考が追い付かない急展開が見受けられました。

これ以外にも、「アトリエの乱入者の巻」という回では、うさぎのキャラクターの胴体や四肢、頭部などが歪な形に繋がれた姿が画面に映し出され、視聴者を恐怖に陥れたとのこと。

また、アニメ本編には「音声に混入したノイズ」や「作画の使いまわし」といった粗もありました。

しかし、このアニメに登場するキャラクターの突拍子もない行動や狂気に満ちたストーリー展開はカルト的人気を誇っています。

ゼンちゃんツーちゃん

ゼンちゃんツーちゃんは、1969年に「時報映画社」によって制作された子供向けの教育アニメです。

内容は、交通安全に関する様々なトラブルを子供に教示するものとなっています。

また、ユニークな魔法を使いこなす「ゼンちゃん」と呼ばれる少年と、空想の大企業の権力を持つ「ツーちゃん」と呼ばれる少女が登場します。

そして、このアニメがカルト的人気を誇っている理由は、アニメの中身そのものではなくアニメの存在です。

というのも、ゼンちゃんツーちゃんは1988年に発行された「TVアニメ25年史」という、名作からマイナーなアニメ作品をまとめた冊子にさえ掲載されておらず「幻のアニメ」として語られていました。

ところが、2016年においてカルトアニメ愛好家がゼンちゃんツーちゃんを何かしらの方法で視聴し、翌年の2017年には「時報映画作品研究会」と呼ばれる、ゼンちゃんツーちゃんのアニメ本編の上映会が行われ、その内容が徐々に認知されるように。

そして、これまで知られていなかったゼンちゃんツーちゃんの情報がネット上にもたらされました。

それらの情報の中には

  • 「ゼンちゃんが自身の魔法で故障した車を修理したり無謀な運転をしているドライバーを止めたりしていた」
  • 「ゼンちゃんのセリフに終始嫌味がこめられていた」

といったアニメの内容や

  • 「あさねぼうはいけません」
  • 「右と左をたしかめて」

といったアニメのタイトルが含まれていることが明らかに。

そのような情報を元に、有志によってゼンちゃんツーちゃんの本編を再現した動画が制作され、ニコニコ動画などに投稿されました。

しかし、実際にテレビで放送していた、オリジナルのゼンちゃんツーちゃんは現在も公表されておらず、78話以上あると言われる本編を一般人がすべて視聴することは困難だとされています。

その一方で、ゼンちゃんツーちゃんのすべての回を視聴するために奮起し情報を探している人も僅かながらいるそうです。

そういった意味で、「ゼンちゃんツーちゃん」は一部の人を強烈に惹き付けるカルト的なアニメだと言えるでしょう。

最後に

ありつむぎ
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内容は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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