闇が深すぎる漫画4選|読むと心が重くなる衝撃作を紹介
ありつむぎです。
今回は、書店やkindleなどで読むことが可能な闇が深すぎる漫画を4作品紹介していきます。
【例大祭9】ニコ生はたたん
【例大祭9】ニコ生はたたんは、2012年に公開された弾幕シューティングゲーム「東方Project」の二次創作です。
この作品の物語は、現代の日本において、猫耳を生やした少女「橙(ちぇん)」が、友人の「チルノ」に、自身が購入してもらったiPhoneを自慢する場面から始まります。
それから、場面は主人公の少女「姫海棠(ひめかいどう)はたて」の部屋に切り替わり、はたてが「はたたん」という名称を使ってニコニコ生放送を行います。
それからは、笑顔でリスナーと会話をする様子や、生放送のリスナーから「自意識過剰のブス女はタヒね」というストレートな誹謗中傷を書き込まれたことへの怒りを静めるために、自傷行為によって出血する様子が描かれていきます。
そんなはたての元に、長いこと連絡を取っていなかった知り合いの少女「射命丸文(しゃめいまるあや)」から連絡が入ってきます。
そして、近くのファミリーレストランで再会した際に、「仕事を手伝ってほしい」と頼まれました。
しかし、どうにもやる気が湧いてこなかったため、仕事を放置し3週間ほどダラダラと過ごしてしまいます。
はたてはそんな自分を「家畜以下」と卑下し、昼間に外に出た際は「太陽が私に死ね!って言ってる気がする」と被害妄想を口にしました。
そんなある時、はたてはウサギの耳を生やした少女「因幡(いなば)てゐ」と出会います。
てゐは、はたてに対し「私は幸せのきっかけを作るウサギ」と言い、強い覚醒作用をもたらす危険な薬物が入った小さな容器を手渡しました。
それから、はたては藁にも縋る思いでその薬を飲み仕事に取り掛かり、一時的に仕事の成果を上げます。
しかし、その先で待っているのは、はたての何もかもが破滅する救いのない展開となっています。
きたないきみがいちばんかわいい
きたないきみがいちばんかわいいは、2019年に発売された学園漫画です。
物語は、主人公の女子高生「瀬崎愛吏(せざきあいり)」が、自宅で楽しそうに昼食用の弁当を2つ作る場面から始まります。
それから、彼女は学校に向かい、昇降口にて普段は周囲に隠しているものの、実は極めて親しい関係にある同級生「花邑(はなむら)ひなこ」の下駄箱にしれっと弁当を1つ入れてから教室に入り、友達と談笑したりクラスメイトと授業を受けたりして、何不自由なく学校生活を送ります。
そのあと放課後を迎え、愛吏は校内で学校を出ていく友人を見送った後、静まり返った学校の廊下を歩いて化学実験室に向かいます。その教室には、たった1人で愛吏のことを待っていたひなこがいました。
愛吏は、自身が作った弁当を全て食べたことを教えてもらうと、唐突に、ひなこの下腹部を強い力で押し付けながら自身の指を彼女の口に突っ込み、強引に嘔吐させました。
しかし、愛吏は嗜虐心と異常な性癖を持っていることから、ひなこの嘔吐する姿と嘔吐物を見て恍惚の表情を浮かべます。
「かわいいなあ」「もっともっと苦しんでほしいなあ」と心の中で呟きながら、苦しむ彼女を優しく抱擁しました。
それから愛吏は、愛吏の欲求にこたえたいという一心で向き合うひなこに対し「へそにピアスをあける」「赤ちゃんプレイを強要させる」「調理した瓶詰の昆虫を強引に食べさせる」などの極めて過激な秘め事を繰り返すようになります。
しかし、そんな秘め事を偶然目撃し強い嫌悪感を抱いたある同級生によって、愛吏たちの秘め事を収めた写真と「気持ち悪い 全部見てるぞ」「バラすぞ」などと書かれた脅迫文がひなこの元に送りつけられるようになります。
その後は、救いが一切見られない絶望的な展開が続きます。
これは投稿者の考えですが、愛吏だけが一方的にひなこを傷つけているわけではなく、ひなこ自身も愛吏との歪んだ関係を求めているところにも、この作品の底知れない怖さがあるように感じられました。
死にたがり少女と食人鬼さん
死にたがり少女と食人鬼さんは、2014年に発売された現代社会を舞台とした漫画です。
この漫画の物語は、日頃から希死念慮を抱えて生きている、白い髪と赤い目が特徴的な主人公の少女「白(ゆき)」が、睡眠中に両親の寝室から物音を聞いて目を覚ます場面から始まります。
それから、白は恐る恐る寝室に向かい、扉の隙間からなかを覗いたのですが、そこには、白の家に不法侵入をしてきた青年「色人(しきと)」が立っており、その足元には、色人が所持している刃物で殺害された白の両親が倒れていました。
その後、白は自身の存在を色人に気付かれるのですが、不思議なことに、殺される直前で色人に一目ぼれされたため、その後の成り行きで色人と共同生活をすることになりました。
そんな色人は、生まれながらにして「人間の〇体以外食べることができず、それ以外のものを食べても消化出来ずに吐き戻してしまう」という極めて特殊な体質を持っているとのこと。
そのため、暫くの間は冷凍保存した白の両親の遺体を食べ続けることになり、それを知った白は「私も殺して食べればいいのに」と呟きます。
そんな白に対し色人は、「君を食べたら君のことを何も知らずに終わってしまうから嫌だ」と言い、そのあとは、白の言動を感情豊かに肯定しながら彼女との暮らしを大いに楽しむようになり、白は、はじめは抱いていた色人への警戒心を解き、柔和な態度で振る舞うようになります。
そして、話を追うごとに、「母親の束縛によって家から出ることができなかった」「自身の外見のせいで周囲から奇異の目を向けられていた」といった白の過去や「育児放棄をされた挙句、両親から罵詈雑言をぶつけられていた」「自身の両親を殺害し遺体を食べた」といった色人の暗い過去が明らかになります。
しかし、その後の展開では、そんな過去を克服し今を精一杯楽しく生きようとする2人のひたむきな姿勢が見られるようになります。
両親の殺害や食人という猟奇的な設定とは裏腹に、物語が進むにつれて2人が互いに心の傷を埋めていく姿も描かれており、単なるグロテスクな作品ではない点も特徴です。
サジちゃんの病み日記
サジちゃんの病み日記は、2017年に漫画雑誌「まんがタイムきららMAX」で掲載されていた学園漫画です。
この漫画の物語は、主人公である高校1年生の少女「月宮沙慈(つきみやさじ)」が、自宅で自身の左手の小指をハサミで切り裂いて血を流しながら、長い髪の毛を切り落とす衝撃的な場面から始まります。
そんな沙慈は、自分と同じ学校に通う高校2年生の少女「江戸川ひかり」に対し強い恋愛感情を持っており、学校に通いながらも授業には一切参加せず、ストーカーをしながら盗撮を行い、恍惚の表情を浮かべ続けました。
なお、そうした行為は、ひかりの同級生であり親友の少女「橋口メロ」によって即座にばれてしまいます。
メロは、沙慈についてひかりに知らせてから警察に相談すべきか悩むのですが、結果としてひかりと警察にはこのことを知らせず「面白そうだから」という理由でしばらく様子見することにします。
そうしているうちに、沙慈はひかりに匿名で、盗聴器を埋め込んだ手作りのぬいぐるみや血まみれの狂気の恋文を送りつけながら、メロに強烈な嫉妬心と敵対心を露わにし、メロの殺害を試みようとします。
なお、その後の展開では、沙慈がひかりに執着する理由と、そのきっかけを作った過去が明らかになる上に、主要人物の過去もしっかりと掘り下げられていきます。

