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トラウマ必須の怖い絵本7選!いるのいないのと発売禁止になった絵本も紹介!

一昔前は、ホラーと言えば誰かが語る怪談などがメインでした。

しかし、現代においては、映画、ドラマ、ゲーム、音楽、マンガなどのように、一般的に趣味や娯楽として受け入れられているこれらのコンテンツから自由にホラー要素を供給し、非現実的な刺激を手軽に楽しむことが出来ます。

そして、そんな恐ろしさは幼児や小学生向けの「絵本」にも存在しています。

子どもが読む絵本なのだから怖いわけがないと考えるでしょうが、幾つかの絵本は非常に恐ろしく、過去にはあまりの怖さに発売禁止になった絵本もありました。

今回の記事では、巷でウワサの怖い絵本について紹介していきます。

はこ

出典:岩崎書店

はこは、2015年に小説家の「小野不由美さん」と画家の「nakaban(ナカバン)さん」によって手掛けられた作品です。

物語は、1人の少女が見つけた「開かないはこ」が「雨のふる日」に開かれていたところから始まります。

そして、この「はこ」が開かれると同時に、なぜかメダカの餌用のケースや学習机の引き出しといった、開閉可能な物体が相次いで未知の力によって閉ざされてしまいました。

ですが、閉じていたケースや引き出しは

  • 雨のふる日
  • 風のふく日

といった決まった天候の時に開かれます。

そして、メダカの餌用のケースの中には埃が、そして学習机の引き出しの中には、少女の部屋からいなくなっていたハムスターの骨の一部が入っていました。

また、その直後、犬が行方不明になった事から、犬の消失の原因は例の「はこ」がもたらす怪異であると少女は確信します。

そして、この絵本からは、周りの者が次々と消失していく恐怖といった、音もなく迫りくる底知れぬ「はこ」の恐怖を感じることが出来る絵本となっています。

たべてあげる

出典:教育画劇

たべてあげるは、2011年に絵本作家の「ふくべあきひろさん」と同じく絵本作家の「おおのこうへいさん」によって手掛けられた作品です。

野菜嫌いな主人公である「りょうたくん」が「小さなりょうたくん」と名乗る、「りょうたくん」と姿が同じである一方で極めて背丈が低い不思議な存在と出会うところから物語が始まります。

そして「小さなりょうたくん」は「たべてあげる」と言っては、始めは「りょうたくん」が嫌いなピーマンやニンジンといった野菜のみを摂取します。

しかし、日を追うごとに「りょうたくん」が食べるはずの料理さえも口にするようになっていき、ある時を境に「小さなりょうたくん」と「りょうたくん」の体の大きさが逆転してしまいます。

そして、「大きくなったりょうたくん」は「小さくなったりょうたくん」を持ち上げると「たべてあげる」と言いながら「小さくなったりょうたくん」を飲み込みました。

それから、「大きくなった偽のりょうたくん」が、両親と一緒に食卓を囲むといった衝撃的な展開となり、数多くの読者にトラウマを植え付けました。

おやゆびしゃぶりのはなし

出典:ほるぶクラシック絵本

おやゆびしゃぶりのはなしは、ホフマンさんというドイツの精神病院の院長によって手掛けられた絵本です。

物語は、主人公のコンラートという少年が

「親指をしゃぶったら仕立て屋に両方の親指を切断されてしまう」

と母親に忠告される場面から始まります。

その後、1人で留守番をすることになったコンラートは、母親が外出をした頃合いを見計らっておやゆびを口の中に入れたました。

すると、本当に母親の忠告通り仕立て屋が家に現れ、仕立て屋が持つハサミによってコンラートの親指が切断されてしまい、親指を失ったことと親指を切断された痛みにコンラートは泣き叫ぶという恐ろしい展開で物語は終了します。

なお、おやゆびしゃぶりの話には「親の言うことを聞かないと制裁を受ける」といった脅迫とも受け取れるメッセージが込められています。

ですが、この作品は作者のホフマンが3歳になる実の息子にクリスマスプレゼントとして贈った絵本であることから、現代とは異なる19世紀当時の子供に対する教育の厳しさを伺うこともできます。

いるのいないの

出典:岩崎書店

いるのいないのは、2012年に小説家の「京極夏彦さん」とイラストレーターの「町田尚子さん」によって手掛けられた作品です。

物語は主人公の少年が祖母の家で暮らしている時、祖母の家の天井裏の暗さに恐れと好奇心を抱く場面から展開していきます。

ある時、少年が天井裏を眺めていたところ、天井裏からこちらを睨む1人の男を発見します。その男に恐怖を覚えた少年は自分が見たことを祖母に報告しました。

しかし祖母は「みなければこわくないよ。みなければいないのとおんなじだ」と、あたかも何かが潜んでいることを既に知っているかのような言葉を少年にかけ、その後の少年の質問に対しても「見なければいい」といった旨の返答を繰り返すのみでした。

そして、少年が目撃した男の正体は最後まで明かされないまま物語は締めくくられます。

このように、いるのいないのは後味の悪さを覚える一方で、幼少期に誰もが抱えていたであろう暗闇に対する恐怖を回顧することができる絵本となっています。

 

ちょうつがいきいきい

出典:岩崎書店

ちょうつがいきいきいは、2012年に小説家兼エッセイニストの「加門七海(かもんななみ)さん」と画家の「軽部(かるべ)武弘さん」によって手掛けられた作品です。

物語は、一人の少年が「きいきい」という異音に違和感を持つ場面から始まります。

この、きいきいきいきい北乃きい、という音は自宅の扉やブランコの鎖、乳母車などから聞こえてくるのですが、これらの音の正体が「お化けの悲鳴」であることに気がつくと、少年は恐怖を覚え、駆け出しました。

そして大量の車が行き交う道路に少年が出た途端、走行中の車から「お化けの悲鳴」が絶え間なく鳴り響き、少年は耐え切れずに両耳を塞ぎ発狂してしまうといった恐ろしい展開が描かれます。

また、他にも喪服を着ている女性少年の後を無言で追いかける少女などの謎の人物たちも登場し、得体のしれない恐怖が物語の全体に渡って滲み出ています。

ですので、ちょうつがいきいきいは読者が思考を巡らす程に恐怖が増幅するような仕掛けが盛り込まれている絵本と言えます。

くもだんなとカエル

出典ポプラ社

くもだんなとカエルは、アフリカのとある民話が原作であり、1969年に絵本作家の「松谷みよ子さん」と、同じく絵本作家の「田島征三さん」によって手掛けられた作品です。

物語は、一匹のカエルがクモの夫婦に虐げられていたのですが、後にカエルがクモ夫婦に復讐するという展開されていきます。

復讐の際、カエルはクモ旦那の体内に侵入し、心臓を人質にとってはクモの旦那に対し

  • 「クモの妻を棒で叩く」
  • 「村に火をつける」
  • 「火をつけたことを村長に報告する」

といった理不尽な命令を下していきます。

その後、復讐を終えたカエルは池に飛び込みクモから逃げ去っていくといったストーリーなっています。

ストーリーこそ平凡ですが、この絵本で描かれるイラストは他の絵本では見られない程に奇抜です。

そして、このイラストの影響で絵本を見た子供が恐怖のあまり痙攣を起こしたと様々な家庭からクレームが入ったため、くもだんなとカエルは発売されてから僅か1週間で販売禁止となっています。

かがみのなか

出典:岩崎書店

かがみのなかは、2014年に小説家の「奥田陸(おんだりく)さん」とイラストレーターの「桶口佳絵(ひぐちかえ)さん」によって手掛けられた作品です。

かがみのなかは、1人の少女が鏡の前で歯を磨くシーンから始まります。

そして、ある時少女が学校にある大きな鏡を興味深げに眺めていると、突然、不敵な笑みを浮かべた「何か」が現れ、少女を鏡の奥に引きずり込みます。

その、少女を引きずり込んだ「何か」は少女と姿が酷似していて、少女は鏡の内側にある空間で自分やクラスメイトに似た謎の存在たちと戯れます。

そして、最後に「何か」は少女の代わりに鏡から抜け出し、不気味な表情を一切崩すことなく「ただいま」と一言発して物語は幕を閉じます。

このように、この作品は身近な存在である「鏡」のミステリアスな一面をテーマとして描かれており、空想ではあるものの、もしかすると本当に鏡の世界はあるかもしれないと思わせてくれるような絵本となっています。

最後に

以上が、怖い絵本7選でした。

今回紹介した絵本は、怖くて面白い内容ばかりですので、もし機会があればご購入の上読んでみてはいかがでしょうか?

それでは、今回はこの辺で。

提供:キリン【考察系youtuber】https://www.youtube.com/watch?v=otIn6YJ0yuE

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ありつむぎ
ありつむぎです。20代前半の者です。 ゲームを主軸として、あらゆるサブカルチャーについて書いていきます。