どうも、ありつむぎです。
今回は第2回目のバグの解説です。第1回目は以下のリンクからどうぞ。
人間離れした足腰

人間離れした足腰は、2011年にゲーム会社「コナミデジタルエンタテインメント」から発売された「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2012」で起こるバグです。
PS2、PS3などに対応しているアクションゲームです。
このバグは、ゲーム内に登場する2組のプロのサッカーチームが試合をしている時に見られます。
その内容は、ある選手が味方のパスを受け取った際に一瞬だけ・・・
自身の片足を腰の高さまで上げる→状態で足の裏を真正面に向ける→膝を真後ろに向ける
という強烈なものとなっています。
データ崩壊

データ崩壊は、1988年にエニックスから発売されたFC用ソフト「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」で見られる有名なバグです。
このソフトには
- 「データに異常が発生する」
- 「ゲームのプログラムが誤作動を起こす」
といった予想外のバグの対策として、ゲームソフト本体に異常が及ばないようにセーブデータを自動的に消去するシステムが搭載されています。
しかし、このソフトはこのバグが起きやすくなっています。
そのため、プレイヤーがこのソフトをゲーム機に挿入して起動した途端、今まで進めていたデータが突然消えるという事態が頻発しました。
なお消えた際は、身の毛がよだつ不穏なBGMが流れます。
そして、合計3つあるセーブデータのうち1つ目が消えた場合は
「おきのどくですが ぼうけんのしょ1ばんは きえてしまいました」
という恐怖のメッセージが表示されます。
オイシイウメシュ

オイシイウメシュは、2006年に任天堂から発売されたニンテンドーDS用ソフト「しゃべる!DSお料理ナビ」で見られるバグです。
表記は半角カタカナで合ってるそうです。
しゃべる!DSお料理ナビは
- 「写真やレシピ」
- 「白髭が特徴的なシェフのキャラクターの音声」
などでプレイヤーの現実世界での料理をサポートしてくれる斬新なゲームとなっています。
ですので、料理が苦手な人であっても様々な料理を作ることが出来るように設計されています。
しかし、引退済みのとある動画投稿者が、ゲームにチートコードを適応し、あえてバグだらけの世界観と作り上げる遊び「チートバグ」をしゃべる!DSお料理ナビで試しました。
すると、ゲーム画面は著しく歪み、シェフは説明を放棄し
「オイシイウメシュオイシイウメシュオイシイウメシュ」
と早口で連呼するようになりました。
地面潜り

地面潜りは、2010年にゲーム会社「エレクトロニック・アーツ」から発売されたPS3、Xbox360対応のアクションゲーム「SKATE 3」で見られるバグです。
このバグは、キャラクターを操作している時に「フリップ」と呼ばれる特殊なジャンプをした後、R2ボタンと〇ボタン、L2ボタンを押すことで実現可能となっています。
そして成功した場合は、操作中のキャラクターが地面に潜り込むのですが、それと同時に、キャラクターは下から謎の衝撃を受けて勢いよく上方に弾き出されてその場に倒れ込んでしまいます。
ですが、このバグを活用することで通常プレイでは実現不可能な大ジャンプが出来るようになります。
進行不能バグ

進行不能バグは、1993年にスクウェアから発売されたSFC用のアクションRPG「聖剣伝説2」で見られるバグです。
このバグは、建物の内部の一室でボスとの戦闘中に、操作キャラクターに魔法攻撃を使用させたり、ボスの爆発の演出が起きている時にプレイヤーがセレクトボタンを押したりすると高確率で発生します。
このバグが発生してしまうと、操作中のキャラクターたちはその部屋に閉じ込められます。
誰にも助けてもらえないまま、永遠にその部屋をさまよい続けます。
ですので、このバグに直面したプレイヤーはリセットを余儀なくされました。
殺意むき出しの人間

殺意むき出しの人間は、1993年に任天堂から発売されたゲームボーイ用ソフト「ゼルダの伝説ゆめを見る島」で見られるバグです。
このゲームには、エリアがスクロールする機能とマップを自由に開くことが出来る機能を活用し、好きなタイミングで自由なエリアにワープするバグ技「スクロールバグ」があります。
プレイヤーはこのバグ技を使って移動を楽にしていました。
ところが、このバグ技を多用していると、まれにエリアの複数の雑魚敵のグラフィックがゲーム内の村で暮らす人間に置き換わるバグが発生します。
そんな人間は、主人公のリンクの命を奪うために襲い掛かり、人間を弾き飛ばす謎の攻撃を使ってきます。
これらの敵は撃退可能で、死亡後は元の雑魚敵と同様にわずかな金を落としてくれます。外見がどうであれ敵なので細切れにしてやりましょう。
恐怖の256面

恐怖の256面は、1980年にゲーム会社「ナムコ」がゲームセンターに導入したアクションゲーム、「パックマン」で見られるバグです。
このゲームでは、プレイヤーが丸くて黄色いキャラクター「パックマン」を操作します。
そして、「動き回る敵を避けながらエリアに存在する244個のドットに触れる」
というステージのクリア条件を満たしながら、次々と別のステージに挑み続けることになります。
しかし、最終ステージである256面に進むと、システムの関係上画面の右半分がクラッシュし、英語と数字が入り混ざったカオスな空間が形成されます。
パックマンはその空間に閉じ込められて動くことが出来なくなります。
頭部浮遊

頭部浮遊は、2013年にゲーム会社「サイバーエージェント」から配信されたスマホ、PC対応のシミュレーションゲーム「ボーイフレンド(仮)」で見られるバグです。
このバグは、ゲーム内のキャラクターとの会話中に発生します。
その内容は
「キャラクターの体が消滅して頭部のみが宙に浮く」というシュールなものです。
その状態でキャラクターたちは
- 「・・・さっきから俺のことを見てるけど、何か用か?」
- 「よう。今、帰りか?」
などと話しかけてきます。
なお、このゲームには「キャラクターの髪の毛や顔面のパーツが消滅する」というユニークなバグも確認されています。
肉体崩壊

©DeNA Co.,Ltd.
肉体崩壊は、2019年に「株式会社ポケモン」と「株式会社DeNA(ディーエヌエー)」によって配信されたスマホゲーム、「ポケモンマスターズ」で見られるバグです。
このバグは、ゲームを開始してからすぐに出会えるイケメンの男性ポケモントレーナー「グリーン」とのやり取りで見られます。
その内容は「グリーンの肉体が激しくねじれ、顔面が縦に引き伸ばされる」というものです。
なお、後に「タケシ」「カスミ」というポケモントレーナーとも出会いますが、彼らの肉体もグリーンと同様に激しく歪んでしまうバグも確認されています。
最後に
内容は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
提供:キリン【考察系youtuber】
https://www.youtube.com/watch?v=6ZWNAJvF_Nk&t=4s
よければ、第1回目のバグの解説もご覧ください。